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IF人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
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虐めかっこ悪い

「あんたは俺の事を調べたと言ったな」


少し聞かせて貰ってもいいか


男は俺の事をペラペラ話しだした


小学4年まで天才と言われ、もてはやされていたこと


誰かの生まれ変わりなんじゃないか


周りは俺の事をそう思っていたと言う


しかし両親が離婚し転校し虐められ堕落した


母さんはそんな俺を助けたいとマサカズを頼る


マサカズは使えなくなった俺より、妹のほうに可能性を感じた


「それで、あんたは俺の事を見誤ったと」


あんたは頭の良い人だ


社会の仕組みを理解し、馬鹿な俺にもわかりやすく説明してくれた


あの話しを聞いて、普通の人なら流されるだろう


しかしすまんな、俺はあんたの物差しで測れるほど小さい人間じゃない


あんたは人間に絶望してるだけなんだよ



「確かにそうだ、キミの力を見るまで、私はキミの事を誤解していた」


キミの父のように救われず、世界に絶望してしまったと思っていた


私はキミの父も、キミも救いたいと思っている


賽は投げられてしまった、私は引き返せない所まで来てしまったのだ


私は間違っているが、世界はもっと間違っている


「あんたは優しい人だ、しかしやり方を間違えた」


このスウェットの意味は理解出来たかい?


「信念を持つと言う事かね?」


やっぱこいつには理解出来ないか


「あんたは考察したんだろ?、だがそれは考察じゃない」


上辺だけ見てわかった気になってるだけだ


今から話す事を良くイメージして考察してくれ


俺は黒が好きなんだよ


その理由を教えてやろう


俺は新しい学校で、ずっと1人になりたいと思っていた


周りが居なければ、俺はもっと強くなれる


そんな俺を背中から尖った針のような物で刺すヤツがいた


真面目に授業を受ける俺が気に入らなかったんだろう


授業中に、いきなり背中を刺してくるんだ


当然背中から血が出る


それをこの黒のスウェットが隠してくれるのさ



「担任や周りは気付かなかったのかね?」


馬鹿かこいつは、気付いてないわけないだろう


見て見ぬふりをしたんだ


自分が一番可愛いのだから


「ある日、合宿の為に集めた金が教室から消えてね」


チップに保管され、担任が教室に管理していた


そのチップが何者かに盗まれたんだ


担任は真っ先に俺を疑った


責任を取るのが嫌だったんだろう


皆が居る前で俺の頭を鷲掴みにし、壁に叩き付けこう言った


「お前が来るまでこんな事はなかった」


俺はコミュ障だ


この出来事で、人と上手く話す事が出来なくなってしまった


犯人はわかってたんだ


でも俺はクラスメイトだから、友達になりたいと思っていたから


それを我慢していた


子供だったなと思うよ、でも周りも子供なんだよ


大金を手にしたそいつは次の日、学校に高価な玩具を持ってきて自慢する


当然没収だ


詳しく聞いて親も買い与えてないと知り、そいつが盗んだ事がバレた

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