トロクエとうなぎ
45分の動画をサユリの説明を聞きながら見終わった
日本では昔、某有名大学が3校でクリアタイムを競ったらしい
テレビで放送され、オタクの中では結構盛り上がったそうだ
乱数の世界とか頭良くなきゃ理解出来ない
昔の人は考えながら色んな観点でゲームを楽しんでたんだな
ちなみにトロクエ3の優勝チームは超高学歴な頭脳集団
クリアタイムは3時間を切ると言う脅威のスピードだったと言う
ゲームの枠を越え、様々な人に愛されたトロクエ
とても素晴らしい、まさにRPGの頂点と言えるゲームであろう!
膝の上で眠るミザリーを抱っこしながらトロクエの素晴らしさを感じていた
ナノチップを操作し通知を送る
少し早いが、明日に備えて寝るとしよう
翌朝、目が覚めると隣にコヨリが居た
「おはようコヨリ」
コヨリはずっと俺の寝顔を見てたのかな
とても優しい顔で嬉しそうに俺を見てくる
そして目を閉じ口を少し開き、俺に顔を近付けてきた
部屋には2人以外誰もいない
俺はコヨリを強く抱きしめ、その唇に優しくふれた
「おはよう望」
真っ赤になって嬉しそうにそう言うのだ
皆が気を使って俺とコヨリを2人にしてくれたらしい
今回は監視されてなかったようだ!
別に監視してても良いけどね、俺は皆を愛してるから!
チェックアウトを済ませ浜名湖周辺を歩く
浜松城を観光してみたが、難攻不落の鶴ケ城のほうが上かなー
セツの案内で歩いていると、セツが足を止めた
のれんにはうなぎの文字
おう、大丈夫だパパに任せなさい!
店の中は老舗の雰囲気が漂っている
まだ早い時間なので客は俺1人のようだ
奥の個室を贅沢に1人で使わせてもらった
(皆、好きなの食べていいよ)
そう言ってAIを操作する
専門店なのだろう、メニューは少なく、並うな重、白焼きむしなどありきたりな物を注文していく
セツが選んだのは特上うな重
お値段、驚きの8000円
大丈夫だ、俺はセツを愛してるからな!
8000円くらい安いもんだ!
しばらくして、10人前の料理が運ばれてきた
店員がなんだこいつ1人で食うのかって目で見てくるが気にしない
チコwith俺:(2人ドゥビドゥバー!)
コヨリ:(ぱぱぱやー)
チコちゃんと俺とコヨリの合図で食事が始まる
一口食べてみるが
なんだこれ、ふわっふわの柔らかい上品な味は!
これがうなぎだと言うのか!
(活き締めをし、4日ほど水にさらす事で生臭さや泥臭さを取り除いている)
(富士山の伏流水、活水と呼ばれる水にさらす事で余分な脂を取り除き、臭みのない最高のうなぎに仕上げている!)
なるほどセツ!美味い物に対しては妥協を許さない、まさに食の女王だな!
俺が知ってるゴムみたいなうなぎとは天と地ほどの差がある
美味すぎるぞ!
皆も美味しそうにうなぎを食べている
わさび醤油、塩、ポン酢で色んな味を楽しみながら食べる白焼きも捨てがたいな!
しかし秘伝のタレで味付けしたというこの蒲焼きも最高の味と言えるだろう
次来たら白焼きにしよう
半分ほど食べた所でセツに止められた
セツがうな重をお茶碗によそって、その上から海苔、ネギ、わざびなどの薬味を乗せ出汁をかけた
うなぎ茶漬け?
(ひつまぶし)
セツの真似して俺も作る
透き通る透明な出汁は昆布と鰹節の上品な香り
さらさらと口の中に入り、うなぎの味を薬味と上品な出汁がさらに引き立てる!
すげい、これがひまつぶしか!
(ひつまぶし)
最高のうなぎを食べ、皆の幸せそうな顔を見て幸腹に満たされたのだった




