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IF人工未知霊体を好きになったらば  作者: はちみつなめるぷー
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死ぬ前に一度は食べてみたいものだな

 翌朝、目覚めるとカオリは居なくなっていた


目を瞑り時計を確認するが


「AIが動かんぞ?」


またセツが何かやってるのかと、諦めてリビングに向かった


「みんなおはよう」


俺が挨拶するとと皆は嬉しそうにおはようと返してくれる


七人になった我が家のリビングは賑やかだ



 今日の朝食はオムライスか!


俺の前に運ばれる、ふわっふわ卵のオムライス


オムレツの中心をナイフで切ると、トロッとした卵が溢れ出す


このままでも美味そうなのだが


制服にエプロン姿のいつものリュウが、顔を赤くしてケチャップを手に持っている


リュウがオムライスにケチャップを向けると


何やら俺のオムライスにケチャップで絵を書き始めた


「美味しくなーれ、美味しくなーれ」とリュウが唱える


なんだこの儀式は?


周りを見渡すとサユリが笑いを堪えている!?


「萌え萌えキュンッ」


キュンッ!


リュウが俺のオムライスにでっかいハートを書いていた


サユリ氏の入れ知恵でござるか!


するとリュウの真似して皆がケチャップで絵を書き始めた


「ご飯で遊ぶなって言われたでしょ!」


楽しそうだから今日だけ許そう


リュウが作ってくれたオムライスはとてもふわふわで萌えな味がした



「状況を開始する」


食後のチコちゃんコーヒーを飲んでいると、セツが立ち上がり説明を始めた


セツの話を聞いて怯えるチコちゃんを、カオリが優しく抱きしめている


カオリの側にいればチコちゃんは安全だろう


「望は真理の扉の先へ行きたいか?」


昨日の話を聞いて、俺の心はもう決まっていた


「当たり前だろ、俺は皆を愛してるからな」


トゥリヴィアルなんかに消させるわけにはいかない


俺がそう宣言するとカオリから愛のオーラを感じた


リビングに愛が満たされ、皆の不安も消えていた


セツが俺のタルパ、ユウ姉、リュウ、サユリを指差して言う


「この三人の中から一人だけ選びなさい」


やべい、いきなり究極の選択を迫られることになってしまったぞ

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