~魏EDアフター~
一刀「んっ・・・・・・、もう朝か・・・・ふぁ~・・。」
一刀が朝の日差しに促されるように目を覚ました。
寝ていたのはかつて一刀が魏にいたときに使っていた部屋だ。
キレイに手入れされたままずっと残していたらしい、華琳の命令で。
帰ってきたその日は立食パーティーをしていたので、そのまま参加して
各国の武将や軍師にお披露目というわけではないが紹介され、歓迎されたのだった。
そうこうしているうちに夜になってしまったので、そのままお開きとなり、
皆にもみくちゃにされたり、挨拶をしたりで、疲れきっていたのかそのまま泥のように眠りについたのだった。
そして、今に至る。
一刀「ほんとに・・・・、こっちに帰ってこれたんだな・・・・、俺。」
開いた窓から空を見ながら一刀が呟いた。
華琳「あら、ようやくお目覚めかしら?」
予想外の方向から予想外の声が一刀の耳を襲った。声のするほうを向くとそこには華琳が座っていた。
一刀「な・・・・なんで華琳がここに!?」
華琳「あら、目覚めの挨拶もなしに、質問するなんて失礼じゃないかしら?」
華琳が冷たい目で一刀に問うた。
一刀「・・・・・、おはようございます。」
華琳「はい、おはよう。」
一刀は驚きながらも頭をさげて華琳に朝の挨拶をすると、やさしい声と笑顔で華琳も挨拶を返した。
一刀「で、なんで華琳がここに・・・・?」
華琳「あら、私がここにいることに不満があるのかしら?」
一刀「嫌・・・、うれしいけど、毎日忙しいんじゃないか?」
華琳「心配はいらないわ。この一週間は政に携わることもないの。」
一刀「え、仕事しなくていいのか?」
華琳「今は政治をするよりも、各国の武将達がこの国に訪問してきていてね、
それをもてなしている最中なの。この最中は仕事に関してなにもしないで
もてなしに力を注ぐことにしているのよ。日ごとの仕事もいまは昔ほど多くないし。」
淡々と一刀の質問に答える華琳。
一刀「へ~、今そんな交流してるんだなぁ。」
華琳「剣を取り合い、争いあったのはあの時までよ。
そこからは剣より言葉で話し合って物事を決めていっているの。
で、各国の交流を深めるために、二ヶ月に一回各国に各々の武将や軍師をつれて
赴くのがいま行われているのよ。
で、今回は魏がその対象になっている、というわけ。 わかった?」
一刀「俺のためにわかりやすい説明ありがとうございます。」
一刀が華琳に深く頭を下げた。
華琳「よろしい。」
椅子に座っていた華琳だったのだが、スっと立ち上がると一刀のベッドに近づき、そのまま腰を掛けた。
一刀「華琳・・・・・・。」
華琳「でも・・・・・、ほんとに帰ってきてくれたのね・・・、私の元に。」
そう言いながら一刀の頬に手を当てさする華琳
一刀「当然だろ・・・・? 君みたいな寂しがりやさんをほっとけるわけないじゃなかかかかk・・・・。」
自分の頬をさする華琳の手を取りながら言い放つ一刀、しかしその手を払う華琳の手がそのまま
一刀の頬を華琳の指が襲った。さすがに長くは無かったが、痛みはかなり強烈なものだった。
華琳「ほんとあなたは一言おおいのよ・・・・!」
ぷいっと頬を膨らまし、むくれる華琳。
一刀「ごめん! うれしくてついつい調子にのりました・・・・・。」
白旗を掲げる位の勢いで布団の上で謝り、華琳がそっぽを向いてるのを確認して、すっと華琳を抱き寄せた。
それはもうものすごい速さで。
華琳「キャッ・・・・!」
抱き寄せられた華琳は・・・・嫌がることなく、体を動かし逆に一刀に乗りかかった。
両足を伸ばしてる一刀の足を支えにして一刀の腰に足をまぐわせ向き合った。
華琳「あらあら・・・・・、フフ・・・、朝から盛ってるのねぇ、一刀。」
朝立ちでいきり立つ一刀の息子をつかみながら自分を抱き寄せた一刀に言った。
一刀「いやぁ・・・・、心から愛してる子が目の前にいたら抱きしめたくなるだろ?」
華琳「っ・・!」
一刀の言葉に少し驚いて赤面しながら華琳の目が大きくなった。
一刀「そういうの・・・・・、華琳はないか? 俺じゃなくてもいい、桂花とかさ。」
華琳「まぁ、わからないでもないわ。でも・・・・・・」
一刀「ん? うぉっ!」
華琳が言葉を発しながら一刀のあれを誘うようにやわやわと触った。
華琳「ここをこーんな風にしながら抱こうとは思わないけど?」
一刀「こ・・・これは生理現象だって!って、華琳にはついてないだろ!!」
顔を真っ赤にしながら一刀が華琳に抗議をした。しかし、そんなことおかまいなしに
華琳の手は一刀のあれを撫で回していた。
華琳「一刀・・・・・、どうしてほしいのかしら?」
一刀「っ・・・!」
撫でられているだけでも気持ちよくて、一刀の体は悦んでしまっていた。
それをみながらニヤニヤと顔をほころばせながら華琳が一刀を見下ろしていた。
一刀「じゃ・・・・・・じゃあ・・・、俺はこうしたいね!」