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設定資料展示・解説  作者: ポチョムキン
第二章 世界設定
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世界設定―――現代

自衛軍:

2079年の朝鮮連邦による本土侵攻以降、自衛隊から名を変えた日本の防衛組織。

軍へと名を変えると同時に憲法上でも変更が加えられ、自衛隊法は名前を自衛法へと、そして長年にわたって専守防衛を重んじてきた法には、攻撃の未然防止措置の行使を認める箇所が書き加えられ、諸外国に日本攻撃の意図があると見受けられた場合には警告、ならびに実力をもっての阻止を行使する権限が与えられた。

職務は国土と国民の安全を守るため、直接侵略、ならびに間接侵略に対する防衛・攻撃の未然阻止を主任務とし、PKOや災害派遣などの人命救助、復興支援などを副次任務とする。




第一師団第一特化機甲大隊:

第1師団は、陸上自衛隊の師団のひとつ。

東部方面軍隷下の政経中枢師団で司令部を東京都練馬区の練馬駐屯地に置く。

3個普通科連隊を基幹とし、首都圏(東京、神奈川、埼玉、静岡、山梨、千葉、茨城)の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。

部隊は都市部における市街戦が重視されることから、装備を軽快なものとし、機動力を重視している。

中でもそれが顕著に現れているのが、ARTSを運用する特化機甲大隊であり、装備に他方面での使用例がない近接戦闘用の装備(高周波刀やメタルジェットを用いた装甲貫通兵器など)が配備される中隊がある。

国際貢献にて多方面軍より多くの隊員を送り出す事から、隊員らの錬度向上の意識は高く、部隊の精度も中央即応連隊や西部方面の一部部隊に並んで高い事で有名。




朝鮮連邦:

正式名称「朝鮮社会主義共和国連邦」。

2023年に韓国と北朝鮮が併合しできた連邦国家。

北朝鮮と韓国は、かねてよりの敵対国家同士であった事もあり、併合後は内紛が続き国勢も不安定となった為に発展国へとその地位を落とした。

しかし2027年の諸外国からの経済支援を受けた後、徐々に落ち着きを取り戻し始め2054年には先進国への復帰を成し得た。

その後は段階的に落ち着いた国家成長を果たし、15年前には核保有国のひとつとなる。

それ以降は経済成長と並んで軍事力の発展に力を入れ、特に陸上戦力では世界でも屈指の実力を誇るまでになる。

そうして2079年、新資源の発見と共に佐渡島に軍事進攻し自衛軍と交戦。

現在は国連の仲介もあったことで日本と停戦状態にあるが、停戦ラインである日本の領海線上には常に艦隊が展開している。




佐渡島防衛戦:

79年、佐渡島に軍事進攻してきた朝鮮連邦軍と自衛軍の間で起きた戦闘。

戦後発となる日本国内での戦闘であり、佐渡島に埋蔵されていた新資源が開戦の切っ掛けとなった。




陸上自衛軍東富士演習場:

富士山東麓の御殿場市、小山町、裾野市にある自衛軍の演習場。

面積は8.809haで本州の演習場では最大。 映画のロケ地や総合火力演習の会場で有名。

敷地内には米軍のキャンプである『キャンプ・フジ』も存在する。

オリエンタルシールド開催当日、台風の直撃を受けて駐屯地へ戻る途中であった第一大隊が消えた場所。




ゼノニウム:

2078年、佐渡島で発見された新元素。

その年に起きた地震の震源調査の最中、佐渡島沖の海底で採取された。

これにより翌年、朝鮮連邦の一方的な軍事侵攻によって佐渡島防衛戦が引き起こされてしまう。

公には公開されていないが、特定の条件で臨界が発生することで時空間を移動することや、任意に操作することが可能となる力を秘めている危険な物質。

現在は佐渡島の研究所で基礎研究と初期的な応用実験が行われており、少量の物質を100km離れた場所に転送する実験に成功している。

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