過去の工作
私、姉にそっくりなんです。可愛い素顔が。え?自分可愛いって思ってるって?
いやいやいや、これ本当なんですって!!
もう、双子かってくらいに。
……それは、私にとってみれば最悪なことなんだけどね。
「……はぁ、似てるんだよな~」
これが、どう動くか。似ていること、それは万が一の時にちょっかいをかけられかねない。
というわけで、その昔工作をしました。
バレないように、姉と同じようにメガネをかけること。
かといって、姉や両親なんかは急にメガネをかけ始めたとき不審に思われた。
まぁ、目がわるくなれーってかんじで真っ暗の中ゲームやってみたり~読書したり~と、目が悪くなるようにしたのに、したのにだ。
──全然、悪くならない。
うん、嘆いたね!私には、目がいい設定でもあるのか!ってね!
悪くならないから、目の色素薄くて太陽に弱い設定を勝手につけて伊達メガネをつけることに成功。
姉は、しきりに
『勿体ない!せっかくの可愛い顔がぁぁぁあ』と、嘆いていた。
私は、心の中で
『あんたも、可愛いんだよ!そろそろ、自覚しろぉぉぉお』と叫んだ。
ふはぁ、も~なんか、やだ。工作すればするほど、ヤな方に進みそうで…。姉のネガティブさを工作したら出会いイベント潰しちゃったし。これにも、なんかあったらやだなー。