くふふ、やりますぜ。
私、やっちゃいますぜぇ。
おねぇ。覚悟!!
手には、パフ、そして化粧品の数々。
「くふふ、ふふふっ。」
「そーら?!なぜ!?」
「なぜ?うーん、おねぇ改革!」
「えぇ?!」
「……くふふ、ふふふっ。可愛いってこと自覚してもらいますよぉ!!」
「ふぇぇえ!?ちょ、そーら?!可愛いを自覚?!なに?!」
その、首傾げ可愛いからね?!
「さーて、まずはファンデぬってー」
「うわっぷ」
「んでんで、」
「きゃあっ」
仕草かわぇぇ。
「やめてぇよぉ」
「チークぬってぇー、」
おおっ!!
「かーみーぐーるぐる」
ぐーるぐるぐーるぐる。って、
言いながら髪をどんどん巻いていく。
「きゃあっ」
「んー、完成っ」
ふわゆる髪に、ばっちりかわぇぇおねぇ。
うん、完璧。
私のハイスペックさはどこにでも出てくるのさ。
メイクの腕もね!!きゃはっ
そして、そして、自分もメイクというなの変装を。
「、これ私?」
「そーだよ、おねぇだよ?」
「いやいや、そーらに似てる…」
「そう?」
似てるって、はじめからだよ。おねぇ。そっくりなんだよ、うん。
「双子メイクだからね?」「双子メイク…」
「そう、あと、おそろの服着て出掛けよう」
「うん!!うん!!」
かわぇぇ、おねぇかわぇぇ!
もっと、やったる!もっと、かわぇぇくしたる!!