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私、妹です。  作者: 薄雀
35/64

第一作戦開始!




よし、開始だ!




──作戦なんて、練ってないけど。



「まずはー、ドギマギ感を分からせる?いや、まてよ。恋とはなんぞや?を語るか?」 

──ダメだ!それを語れば、勘違いするに違いない!



『ふぅーん、おねぇちゃんに内緒で恋人つくったの?へぇー、おねぇちゃんに内緒で。』

と、冷たい視線がプレゼントされる!!

小学生時代に、近所の男の子に無理やり手を引っ張られた。その男の子は、私に見せたいもの。ていうか、虫を見せたくて手を引っ張られたんだけど。それを、なにを勘違いしたのか、手をつないでイチャイチャしてるように見えたらしい姉は。

『おねぇちゃん悲しい。おねぇちゃんに内緒で恋人つくってるなんて!』

と、わんわん泣き出した。え?、なんで!?とか、小学生心に思ったよ。いや、なにそれー。とか、小学生らしからぬ心で。




んなわけで、今そんな恋愛にたいして、語るなんて。

『許しません!おねぇちゃんがこの人なら、そーらを任せていいと思う人しか!』

とか、お父さん的な反対をすると思われる。



よし、違う作戦!



*****



「おねぇ、おねぇはどんなウェディングドレスきたい?」

と、関係ないやつになってしまった!え、なんで!?



「私?うーん、でも。まぁ、そーらのウェディングドレス姿が見れればいいかしら」

のーん!いやいや、君!乙女でしょ?!フツーこんなの着たいーとかあるでしょ?!私もナイケド!!

「え、私はー、みたいなー。おねぇのウェディングドレス姿!」

ニコリ。まず、結婚から進めよう!と考えた。

「ん?そう?でも、私は可愛くないし?」

やっぱり、そこは自覚してないのね!



次は、そこらへんいってみようかな?

でも、苦労するなコノ問題は。





うむ。頑張れ、私。

姉の幸せと、私の平穏の為に!





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