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私、妹です。  作者: 薄雀
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よーく、考えよー。




さてはて、最近。おねぇの行動がよめないぞ。

未だに、攻略対象者のスパイとして活躍してくれている。

少し、遭遇が減った。やったね!

特に、私的危険人物紅野梁は回避できてる。


彼に重点を置いているのだろう。あのシーンみてるからね!



かと言って、遭遇を全然しないわけではない。やっぱり、取りこぼすわけで。だって、1人でスパイやってるしね。

てか、それなのに、全員分の情報が流れてくる。

え、これ週刊誌に売ったらどれくらいになるのかな?てくらいレア。あ、まぁ。恋人はいないよ?だって、攻略対象者だし?姉の。決して、私のではない。私が姉だとしても、遠慮するわー。



で、冒頭に戻るのだけど。

そう、姉の行動。私に近づいてくる。

それを、知ってか分からないが。別人メイクを施してるときにくるからラッキー!

他人のフリするけど。悲しそうだけど。ごめんよ、おねぇ。



おねぇ好きだけど、私イヤなんです。えぇ、イヤ。

前世でもあった、ってこともある。

前世での、我が友人。可愛い子でモッテモテ!

あ、ゲーム世界じゃないよ?現実、現実!

やはり?その子にはイケメンがそろうわけだ。

ま、イケイケじゃない男子もいるけど。




やっぱり友人だと、絡まれる。何を間違ったのか私に告白してくるイケメンもいた。え、やっぱり友人は1人に絞るでしょ?いい子だもの。私の友人に悪女などいりませーん。



ま、断るわな。だって、イケメン萌え萌えだけど。興味ないし、てか。友人を好きだったよね?君てきな。



後から、気づいたけど。彼らの中には私目当てもいたらしい。いまほど、かわゆくはなかった。ええ、かわゆくはね。

ま、逆ハーレムになど、興味ございません。女の子の僻みが怖いんです。

ほら、かわゆくはなかったから。友人のおこぼれ的なカンジに罵られる。こわーい!


その頃からこんな性格で。


「…え?私、現在進行形でギターにしか興味ございません。彼ら、今フリーなんで狙って見ては?」

と、言えば。怒られた!なんて、理不尽!

「分かってるわよ!」

と、後にフられたわよ!と叫びながら駆けてった。

え、ハズ!とか思ったよフツーに。

てか、嫌がらせ私関係なくない?理不尽!




そぅ、理不尽嫌い!理不尽はんたーい!

理不尽くんなー!

てなわけで、関わると面倒。ええ、面倒。

そして、今世もギターに現在進行形で興味深々。




そろそろ、おねぇに恋ってヤツを知らしめてやろう。

え、ちょいと使い方変?

いや、こんくらい言わなきゃ恋してくれないよ?姉は。

といっても、私も?恋知らないんだけどー。

この、guitarマイダーリンに対する思いでいっか!

あら、私適当!




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