表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私、妹です。  作者: 薄雀
33/64

まず、おねぇ。謝って?





「ねえ、そーら!なんかね、気持ち悪いのがついて来るの。どうしよっか?」




突然だけど、姉の登場だ。



あの日、練習のあとはそそくさと帰りました。はい、家ばれないようにね!

しかーし、姉よ。なぜ、家にくる?

そしたら、アイツもくるでしょ?!考えてっ!

花崎空!後ろからチラッチラ見てるよね?

恐ろしい、うん。




なんか、イヤな予感してたんだよね。

ほぅ、メイクしててよかった。

そっくりなの、ばれてませんよーに。



「おねぇ、突然すぎ。」

「だってぇー、そーらに会いたくて、会いたくて!」

「いやいや、ね?ほら、あれだ。バレたら、なんか絡まれるじゃん?ね、おねぇ」



て、ボソボソ喋る。ほら、そーらとか私の個人情報だし?


「あっ!ほんと、だ。」

ええー、今頃思い出す?よぉーく、考えたら分かるでしょう?



てか、謝ってほしーなー。

ガン見してくるんだけどー、ちょーイヤなカンジ。

「……おねぇ、ごめん。帰った方がいいかも。後ろ…」



どんどん、近づいていく花崎空。うぉーい!くるんじゃなぁい!!



「じゃ、おねぇ」

「っま!」待って!って言いたかったんだろうけど、ドア閉めてやった。きゃは!おねぇ、ごめんよ?

でも、ね?仕方ないのさ、すぐそこにいるからね!

「人違いですー!お帰りくださーい!」

と、付け足し感満載なカンジに言った。

まぁ、一応。

工作?しておいたから、大丈夫だと思っておこう!





………ちょっと、適当すぎはしないか?私。ま、いっか。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ