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私、妹です。  作者: 薄雀
32/64

えー、楽しいんですけど、ね?





私のハイスペック最高!

とか、思ってたけど。

くそぅ!見くびってた!



「…なぜ?なぜ、逃げる?」

「…え、まじで?」

あ、素がでた。

「……?」

やばやば。よし、取り繕う!

「逃げて、ないですよー。」

そっちこそ、ある意味ストーカーじゃない?と、言いたいが…うーん。ま、あれだ。言えない。

「私いないと始まんない用事で」

と、即座に逃げに入るが…


くそぅ!さすが、攻略対象者!やはり、ハイスペックを持っているのか!許せん!私、許しませんぞ!


……はい。すいません、変なテンションに陥ってました。すみません。



「どうしても、無理か?見るのもダメか?」 

YES!と叫ぶのを抑え込んで、

「ちょっと、みんなイヤなんですよね。練習みられるの」

「影からとかは…?」

いやいやいや、そこまでする?普通。



***



『mysweetsweetdarling!』


ジャーン。


「ローズは、無駄に発音いいよね」

「そう?んー、そうでもないけど」



と、いつもの通りバンド練習。

ええ、楽しいんですよ。練習。大好きなんだけど、

さっきからすごい視線感じてる。

ええ、彼です。鎬苓氏です。

ちょ、視線きつ!てか、なぜ、私しかみない!?



セカンドギターいるから!

そっちも、みて!お願い!

怖い!怖いから!




1人、恐怖を覚える私だった…。






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