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私、妹です。  作者: 薄雀
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私、見ちゃいました。




……え、なんでやねん!!

あ、ごめんなさい。ツッコミの定番は、やっぱこれでしょ?

─じゃなくて、うん。もう一度、いいますね?

…なんでやねん!!



姉よ、そこでそれしちゃう?



「…桜実、どれがいいと思う?」

「…人それぞれです。──あ、ピック。」



え、え、え?ちょ、ラブシーンに突入前にフラグへし折っちゃったよ?!

しかも、ピック!

「これ、いいかんじだぁ」

って、ピックを輝かしい瞳で眺めてる。

自惚れじゃないけど、それ絶対私に買おうとしてるよね?

あの子のプレゼントにしようって!

だって、今まさに!佐々木獅眞をほうって、プレゼント用にって言ってるよね?!



「誰かギターとかしてんの?」

「そう!だから、プレゼント!」

すっごい笑顔で言うな!ねぇ!興味もっちゃうじゃん!

「……へぇ、今度紹介してよ?男?女?」

「─嫌。絶対に、嫌!」



よし、姉そこはナイス!しかし、余計に興味がでちゃってるけどな!




「…ん?……あれ、いま」

ヤバい、ヤバい!姉に見られた?

しかし、今なら大丈夫!……なはず!


「──気のせい?」

「ん、なにが?」

「なんにもない。……いつ渡そうかな、」




 



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