テレビの襲来
「初めまして。ここはだれ?と申します。別に迷子になったわけではありません。ここの名前を教えて欲しいのです」
急に押しかけて来たブラウン管テレビを被ったこの男?は、ここはだれと言うらしい。
「ちょっと!クエスチョンマークつけてよ!」
「いや地の文に返答するな。それに文字起こしされてないとわからないだろうが」
「ねぇ、このテレビ、もっと面白い番組ないの?」
レトロがテレビのコントローラーを持って言う。
「うちの人格を番組呼びとは失礼だな」
カチッ
ピッ———
画面は瞬時に、ニュースへと変わった。
体はジタバタしており、必死に顔面?のつまみを弄っている。
「あ!このお菓子、食べたいなぁ」
ヘイルはテレビを押さえつける。
「テレビなんですから、じっとしていてください」
その時、テレビがCMに入った。
この短編集は、私が疲れた時の息抜きに書く落書きです。良ければ本編の方も見ていただければ幸いです。
「僕、テレビのCM結構好きなんですよ。全部面白いし。でも、やっぱりこのCMはつまんないです。だって、作者(テレビ頭)がれとろりぼるばぁーを間違って開いた人に、本編見ろって催促してるんですよ。下心丸見えじゃないですか」
「作者?テレビ頭が小説を書くのか?」
「らしいですね」
そのあと、テレビを正座させて映画を見始めると、さすがに怒った。
「うちはテレビじゃない!」
「静かにしてください。映画館ですよ」
「ポップコーンくれよ〜」
「じゃあ、キャラメルポップコーンの薄い方ならいいですよ」
「くそっ、この文を書いているうちの身にもなってくれ」




