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『煙の異世界を往復』 3話岩の国の危機

作者:竹林修二
最新エピソード掲載日:2025/11/26
現世界から戻った大輔とアニーの前で、黄金城は混乱に満ちていた。
王は生死の境にあり、医術師たちも手が出せない状態。
アニーは、現世界に持ち出した「緑の女神の魂」が均衡を乱した可能性に気付く。
その夜、黄金の月は緑色に染まり、巫女たちは「魂の揺らぎ」の兆しと告げる。
女神の声はふたりに語る――
「均衡を戻すには、扉を開く者と、世界に残る者が必要」と。
アニーは自ら残ることを選び、大輔は止められない。
儀式が始まり、アニーは女神の魂を王へ戻す。
王は蘇るが、アニーの姿は淡い煙とともに消えていった。
残されたのは髪飾りだけ。
王は大輔に告げる。「アニーの光は、今もこの国を照らしている」と――。
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