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【プロットタイプ】お門違いだと分かっている

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/03/25

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

諭羅の精神がボッキリ行った時の話。


目に入るもの全てがきっと、許せないんだろうな。

開き直って欲しいんだろうな。

謙遜とか要らなんだろうな。

断罪劇が流行っているのは皆何処かしらに憂さを晴らしたいから。誰かが誰かに流行ったのは、自分の面倒を見て欲しいから。

必ず何処かしらに人の欲が滲み出ていて、だからこそそれを利用して成り上がる。

だから私達が行っているのは、お門違いなのではないかと思えてしまう。


別に勧善懲悪が嫌いな訳では無いし、上手く行くならそうなって欲しいという感情は常に持っている。けれども現実はそうじゃない。悪は正義に勝つし、上手くいかない事の方が多い。

そんな現実ばかりを目にして居るせいか、そんな綺麗事を並べ立てられたところで、気持ち良くも何ともないのである。それで? 何も変わらないけども。

今日も綺麗事ご苦労様。醜い現実こんにちは。そんな幸せな夢ばかり見て、疲れない?

そんな事を考えながら借りてきた本を読む。巷で流行っている様だった。好きなキャラランキング上位の様だった。皆が好きな様だった。けれども私は――。

「気持ち悪いね。本当に」

最初から持ち札全部完璧で、何の努力もしなくて良い天才で、それでも其れを表に出すと反感買うから、隠していて、その癖、欲は人間じみていて、其れでも異性から好かれて。

読者の願望をそのまま写した様な造形だった。『自分はまだ本気を出して居ないのだ』と、『本当はもっと何でも出来る人間なのだ』と、『ただ其れをすると悪目立ちするから』と。

本当に気持ち悪い。清々しいぐらい気持ち悪い。

才能持ってるのなら、隠すことなく最初から全力で当たれば良いのに。そうやって天才が天才らしく振る舞わない事に、物凄い腹が立つ。

「ゆらりぃ……」

私の呟きを聞いていた同期が、酷く心配そうな顔で此方を見詰めていた。何て声を掛けて良いのか分からない様だった。

何時もの私ならば、笑ってこう答えただろう。『何でもないよ』と。ただ今はそんな余裕さえ無かった。

「ごめんね、鏡花……。ただの凡人の戯言だよ」

そうただの凡人の戯れ言。天才は疎か、秀才にさえ成れない負け惜しみ。全くこんな自分が嫌になる。ただ其れを今指摘され、詰られると、今の自分を保てる気がしなかった。だから虚ろな声でこう答えた。

「天才は天才らしく振舞って欲しいものだね。謙遜とか、そんなのはしなくて良い。嫌味にしか思えない」

あれは神経を逆撫でさせる。

「だから私は何も持ってなくても、無いなりに足掻く子が好きだね」

お門違いだと分かっている。そんなのは見向きもされないと。でも求めしまう。

以下何でも許せる方向け。

個人の意見飛び交います。私の発言が許せる方のみ宜しくお願いします。


何でこの子、人気なんだろ。

お世話してくれたから? 有能だから? 外見が良いから?

でもそれ以前に、目に障る部分が、整合性が取れてない部分が多すぎて、人気な理由が分からない。

なんて事があるんですよ。


そんなの気にせず、気持ち良くなれば良いじゃん。

なんも考えずにただ賞賛すれば良いじゃん。

って真似が出来ないんですよ。


綺麗なものを見た後に汚いものを見ると、際立って汚く見える。

でもそうやって綺麗に取り繕って居るようで、『良く見られたい』という欲が脳裏を過ぎって仕方がない。

其れに対して諭羅は『気持ち悪い』という言葉を述べてます。


一種の同族嫌悪です。

諭羅もかなり猫を被りますし、取り繕うので。

だからこそ、反動は計り知れず。


諭羅が生きていくには、この世界は汚れ過ぎている。

何処を切り取っても、綺麗じゃない。だったら最初から赤裸々に映し出せよ。気持ち悪い。

というのが今の諭羅。

だから今は何時もの覆いを取り払っい、本来の諭羅です。

気性が荒く、憎悪剥き出しの、手負いの獣。

何一つ心から愛せない潔癖症。


お高く纏ってるのが腹立つんだと思います。

此方は必死に立ち向かっているのに、相手はすまし顔で嘲笑って居るようで。

『お前は我武者羅にやってもその程度。俺は手を抜いてもお前をゆうに越えられる。所詮凡人に過ぎないから、誰も目に掛けて貰えないんだよ』って。


諭羅も私も、疲れているね。

でも絶対、この気持ちは天才にも秀才にも分からない。

凡人にしか分からないと思います。

でも踠くしか出来ないんだよ。

例え敵わなくても、そうすることしか出来ないんだよ。

だから救いがなくて、苦しい。

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