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【幸せな時間】
朝は過ぎ、
昼は過ぎ、
あっという間に空は赤く
染まっていく。
車の音、誰かの足音、
風が吹いて揺れる窓の音、
そんな自然のハーモニーが
私の心を包み込む。
それを遮ったのは、
他の誰でもない君。
勢いよく開く扉の音に
反応する視線は不可抗力。
「ねえ、はやく帰ろう」
「もう少し待って」
私はそう言い鉛筆を動かす。
不貞腐れる君の顔と、
数学の問題を解く私の顔。
窓から差す夕焼けは
私の網膜を刺激した。
幸せな夢から
覚めないように
そっとカーテンを閉めた。
朝は過ぎ、
昼は過ぎ、
あっという間に空は赤く
染まっていく。
車の音、誰かの足音、
風が吹いて揺れる窓の音、
そんな自然のハーモニーが
私の心を包み込む。
それを遮ったのは、
他の誰でもない君。
勢いよく開く扉の音に
反応する視線は不可抗力。
「ねえ、はやく帰ろう」
「もう少し待って」
私はそう言い鉛筆を動かす。
不貞腐れる君の顔と、
数学の問題を解く私の顔。
窓から差す夕焼けは
私の網膜を刺激した。
幸せな夢から
覚めないように
そっとカーテンを閉めた。