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作戦

久しぶりにスマホで書きました。違和感あったらコメントお願いします

 それから先生は、個々の生徒の武器の癖や構え方などを細かく指摘していった。どれも理にかなっており、みな本当に僅かではあるものの、自分の成長を感じているようだ。


「よし、んじゃあ次は集団戦闘だな。 俺が指定するメンバーに分かれてくれ」


 アレックス先生はそう言うと、メンバー分けをしだした。


「まずはミラト、レオノーラ、シュミラ、アリーシア、シオル」

「「「「「はい」」」」」

「そんで次がリリーシャ、シンファルラ、ガネス、レオ、シュミナ」

「「「「「はい」」」」」

「まずはそのメンバーで、だれがどの役割をするか話し合ってくれ」


 と指示出しされた。早速俺達は言われたメンバーにわかれて、話し合いを始めた。


「さてと、どうする?」

「どうするってどういうことですの?」

「基本的に前衛と後衛で分かれる感じだね。 一番簡単な例を出すなら剣士が前衛で、魔法使いが後衛だね」


 なぜ前衛後衛を決めるのかというと、適材適所だからだ。剣士は近距離特化なので下がっていては何もできないし、魔法使いなどは遠距離攻撃を得意とするものが多いが、詠唱省略や詠唱破棄ができない場合は、詠唱の時間が必要で、基本的に詠唱中は無防備だからだ。


「今回俺は弓を使うから、後衛かな」

「私達はどうすればいいかしら?」

「そうだね、じゃあ今回はアリーシア、シオル、レナが前衛で、俺とミラで後衛しようかな」

「わかりましたわ」

「任せて!」

「が、頑張るよ」

「ミラ、頑張る」


 俺たちが前衛後衛を話し合っている間にリリー達も決め終わったみたいだ。

 どうやらあっちはガネスとミナが後衛で、リリーとシンラ、レオが前衛を務めるようだ。


「うし、決まったな。 じゃあまずはそれぞれで作戦を立てて、行動してみろ」


 まずは今の俺たちの連携力を見ようということだろう。


「じゃあ作戦をとりあえず伝えるから、わからないところがあったら質問してね」


 と、他の四人に問いかけると頷いてくれた。


「まずは俺とミラで足止めを行う。 隙きが出来たら前衛の三人が攻撃に」

「足止めし終わったら?」

「足止めが終わったらその後、3人の後ろで前衛のフォロー、具体的には拮抗しているところに手を加えたり、押しきれそうなところを一緒に押し切る。 なにか質問はある?」

「いや、特にはないわ」

「ぼ、僕も」

「大丈夫ですわ」

「ミラ、分かった」

「よし、戦闘に関しては各自得意な方法で、臨機応変に行こう」


 俺たちは作戦を決め終わり、作戦通りに動くために陣形を整えて動き出した。そして十数分後、接敵した。


「先生、魔物を見つけました」

「おし、じゃあ先にミラト達、やってみろ」

「「「「「はい!」」」」」


 俺たちは魔物に向かって動き出した。

突然ですがしばらくの間、【書き溜め期間】にしたいと思います。一万文字ぐらいたまったらまとめて出すつもりです。どうか首を長くしてお待ちしていただけると幸いです

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