復讐2
初めてのスマホからの投稿です。
それと少し書き方を変えてみました。
振り下ろされた剣は俺に届く前に砕け散った。
「なぁ!」
ネロが驚いている。教えてやる義理も無いが、相手に絶望的な差を見せつけるにはちょうど良いと思い俺はあえて大声で伝えてやった。
「【割れる鏡】この鏡を割ったとき、その鏡に映っていた物も同時に粉々に砕く鏡さ」
「く、くそ! おい! リナ!」
「分かってるわよ! 死になさい!」
と、まさに岩を貫くかのごとく放たれた矢は俺を目指しながら狂い無く飛んできた。だが、
「遅い」
そう言いながら矢を指の間に挟み止めた。
「嘘でしょ?!」
と驚きを隠せないリナ。そこに容赦なく俺は持ってた矢を投げた。矢は空気を切り裂きながらリナに向かっていき、頬を掠め、赤い線を一筋作った。
「え……? え?! え?!」
と狼狽えるリナを冷めた目で見ていると、下から殺気を感じた。
「殺気が漏れてるぞ。シーフ失格じゃないか」
と、ノーモーションで、飛び上がり服を刺し、床に固定するように【割れた鏡の欠片】を放った。
「くっ……! なんで分かったのさ!」
「だから殺気が漏れてんだよ。話聞いてたのか?」
「くそ! くそくそ! くそくそくそ! くそったれが!」
と、剣を失ったネロは短剣を持ちながら俺に近づいてきた。
「お前なんか! お前なんかあの時に! 死んでれば良かったんだよ!」
「はぁ? なんでお前の為に死ななきゃならないんだよ」
ネロの短剣を全て躱しながら俺は【再現の鏡】を発動。再現するのは、
「【麻痺衝撃】」
「かはっ……! なっ……」
と、情けない声を出しながら吹き飛ばされたネロは壁に衝突したが、痺れにより満足に動くことすら出来ない。
俺はまず床に固定したアナに近づいた。案の定アナは命乞いをしてきた。
「ご、ごめん! ごめんよ! ミラト! あたしはネロに言われて仕方なくやってたんだよ! だから、ほら、ね? ゆるして?」
はぁ、見苦しい。見てて気持ち悪くなってくる。ここまでしといて自分が無傷で助かるとでも思ってる精神がよく分からない。
「見逃すわけ無いだろ。【麻痺衝撃】」
「な、んで……」
といいながら、気絶した。
「なんで……か。自分がしてきたことを悪いと思ってない証拠だな」
俺は次にへたり込んでいるリナに近づいた。先程のあの様子を見ているからかリナは顔を青くして震えてる。
「さてと、次はお前だな。リナ」
「ご、ごめんなさい! わたしはほんとにネロに脅されてたのよ!」
「あっそ。で?」
「何よその反応は! こんなか弱い乙女をいじめるの?!」
「別にお前はか弱くも乙女でも無い。中途半端に力を得た屑だ」
「わっ、分かったわ! 私を自由にしても良いわ! ほら、エルフなんて希少だから。良い取引だと思わないかしら?!」
「確かに希少だけどお前に関しては価値を見出せてないから要らない。じゃ」
「い、いや、嫌よ!」
「知るか。【麻痺衝撃】」
と、惨めな命乞いを無視し、気絶させた。
そして俺は満足に動くことの出来ないネロの元に向かっていった。
魔法の案があった場合はここのコメントにどんどん書いていって下さい。