招待
更新率が下がってしまい、誠に申し訳ございません……
カクヨムはこちらよりさらに更新率が悪いですが、よければどうぞ!
題名:世界最強の職業がゲーマーって本当ですか?!~その男は異世界でもチート級に生き残る~
あの後シンラは数時間ほど練習をしていたが、こう言ったらあれだが習得はできなかった。もちろんそんな簡単に習得できるものではないからそれが普通なのだが。
「はぁ……はぁ……も、もう一回……」
「ダメ」
「ミラトさん?!」
「シンラ、魔力が底をつきそうでしょ?」
「…………はい」
「今日はもう終わりにしよう。 休憩することも訓練だよ」
「そうですね……すみません、熱が入りすぎましたね……」
「よし! じゃあシンラ」
「なんでしょう?」
「うちでご飯食べていきなよ」
「え?!」
「いいよね? リリー?」
「構いません」
「え? あの……」
「じゃあリリー、帰る準備しようか」
「はい」
「ちょっと……あの……」
「ほらシンラも準備して」
「あ……えっと…………はい……」
半ば強制したが、俺はシンラを家に招待した。
「お、お邪魔します……」
「じゃあリリー、俺は料理し始めるから、シンラを浴場に連れて行ってもらってもいい?」
「わかりました」
「あ、えっと……ありがとうございます」
「気にしないでいーよ」
「ではこちらになります」
俺は簡単で、焼くだけで出来る料理を、シンラがお風呂に行っている間に作った。
「ごちそうさまでした」
「お粗末でした」
「すみません、お食事までいただいてしまって……」
「気にしなくていいよ。 あ、もしかして口に合わなかった?」
「いえ! そんなことありませんよ!」
「よかったぁ」
「何の肉なんですか?」
「破水大蛇」
「…………え?」
「だから破水大蛇だって」
「はぁ……ミラトさんに常識を求めたのが間違いでしたね……」
「いやぁかなりの量があって消費に困ってたから助かったよ」
「そうですか……」
その後、シンラを王城に送り届けて、レイソルにシンラに何について教えたのかなどの、わずかな雑談をし、俺たちは移り鏡で鏡の部屋に戻り、それぞれ入浴などを済ませて就寝した。
次の日、シンラはいつもより元気が足りないような、そんな様子だった。たぶん俺たちと別れた後に文献を探し調べていたとか、そんなところだろう。
「シンラ、元気ないね」
「昨夜、夜更けまで調べごとをしておりまして……お恥ずかしい」
ほらやっぱり。
そして今日の授業は恙無く終えた。でも疲労からか、シンラはいつもよりほんの少しぐったりとしていた。俺は授業が終わり、皆が帰りの支度をしているぐらいの時に、シンラに声をかけた。
「シンラ」
「なんだ?」
まだ周りにクラスメートがいるからなのか、口調は王子様モードだ。
「今日も家にきて」
「わかった」
「え、殿下! ミラト君の家にいくんすか?」
「あぁ、そうだが……」
「ミラト君! 俺もついて行っていいっすか?」
「いいけど」
「よし!」
「レオが行くなら私もついて行ってみたいのだが……」
「ミラも行きたい」
「行ってみたいミナも」
「私も行ってみたいわ!」
と、レオが引き金となり、クラスメート全員が俺に押し寄せてきた。
「あぁ! もうわかったよ! みんなくる?!」
「「「「「「「行く!」」」」」」」
皆が期待とのことなので、この機にクラスメートを家に呼ぶことにした。
スマホのメモ帳に書きたい設定とか滅茶苦茶あるのに、話が進んでいないせいで書けない。
…………完全に自業自得ですねはい。すいません