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王立魔導学園

題名を変更しました!

旧題:攻撃魔法の使えなかった鏡魔法使いは伝説のジョブ【鏡魔術師】となってざまぁする!

新題:攻撃魔法の使えなかった鏡魔法使いは伝説のジョブ【鏡魔術師】となったので、のんびりと自由気ままに生きていきます!


これからもよろしくお願いします!

 俺たちは朝起きると、先日採寸を終えた制服を着だした。なんかこうして決まった服を着るのは今まで冒険者として活動してきたから、なんか慣れない。


「おはよう、リリー。 今日から学園だね」

「おはようございますミラト様。 そうですね、どんな授業があるのか楽しみですね」

「そうだね、何か役立つことを学べるといいね」

「はい!」

「とりあえず寝間着じゃだめだから着替えようか」

「ミラト様の制服姿……楽しみです!」

「そ、そんないいものじゃないと思うけどなぁ……」


 俺たちは着替えが終わると、朝ごはんを食べ、移り鏡でネイシスの王城に向かった。


「おぉ、おはようミラト」

「おはようレイソル……俺の制服姿、おかしくない?」

「よく似合っているよ」

「ならいいんだけどなぁ……」


 今の俺は真新しいワイシャツに、膝近くまであり、前の開いた黒を基調としたブレザー、そして同じく黒を基調としたズボンに赤い紐型のリボンをしている。そして腰には雪月花を差している。

 そしてリリーはワイシャツに腰までのブレザー、そして、膝の上の辺りまであるスカートを着ており、赤い紐型のリボンをしている。そして、腰の後ろで蓮と撃を差している。そしてスカートは特別らしく、尻尾が通るようになっているらしい。


「あ、おはようございます! ミラトさん! リリーシャさん!」

「お! おはようシンラ」

「おはようございますシンラさん」

「わぁ~! 二人ともお似合いですよ!」

「そうか……ありがとな。 にしてもシンラ、滅茶苦茶似合ってるな」

「あ、ありがとうございます!」

「う~~ん……」

「どうしました?」

「いや、俺たち、同学年になるならやっぱり、その口調辞めてくれないかな?」

「そうだぞシンラ。 いつもの王子感を出せシンラ!」

「え、いつもの王子感て何?」

「シンラ、やってみよ」

「は、はぁ……これでよいか? 父上」

「おぉ~」

「そ、そんなに感嘆するか? ミ、ミラトよ?」

「それで頼む。 せめて学園内では」

「ぜ、善処しよう……」

「それより三人とも。 時間が押してるぞ」

「あぁ!? 早く行こう、リリー、シンラ!」

「承知しました」

「では行ってきます、父上」

「あぁ、気を付けて行けよ」


 そして俺たちは王家の所持する馬車に乗せてもらい、王立魔導学園に向かった。

 余談だが、王家の持つ馬車はとても快適だった。今まで乗った馬車とは違い、振動がほとんど来なかった。隣にいたリリーが感動していたのか尻尾がすごい勢いで揺れていたのを見ながら、学園につくまでシンラと二人で和んでいた。

シンラはいつもはキリっとした顔立ちに似合うかっこよい口調ですが、ミラトたちに対しては、レジェンドジョブということもあってか、子犬感がする話し方をします。

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