地上に戻って
お久しぶりです。なんか短期間のスランプに陥ってました。ですが何とか少しづつ持ち直して言ったっぽいのでまた書いていきますので、応援よろしくお願いします。
皆さんが応援してくれればもしかしたら十月までには今の章を書き終えれるかもしれないので、ぜひ、感想等、残していってくださるとうれしいです!
あと後書きに軽い質問があります。
俺たちはグリフを倒した後、二十一階層の登録だけして、いったん地上に戻った。ちなみに二十一階層は密林階層だった。太陽が見えないほど高く伸びた樹木があたりに茂っている。更にはそのあたりに生えている雑草ですら、低くても膝ほどの高さ、高いものだと腰ほどまである。だが俺たちの反応は……
「じゃあ、帰ろうかリリー」
「そう、ですね」
俺たちは階層を踏破したとは思えないほどの暗い空気で地上に上がった。
「よう兄ちゃん、少しいいか?」
俺たちが地上に戻ってくると、出待ちをしていたであろう男に声をかけられた。
「はぁ……またあんたらか」
声をかけてきたのは前に後ろをついてきて声をかけてきた男たちだった。
「それで、何の用?」
「俺の上があんたを連れて来いって言ってるんだ。 おとなしくついてきてもらおうか」
男たちはにやにやとしながら近づいてきた。いつもなら無視しているか、軽く流していたと思う。だが今日の俺はいつもより気分が良くなかった。俺は伸ばされた手を乱暴に振り払った。
「さっさとどっかに行ってくれないか?」
「おいおい、いったいじゃぁないか」
「これはぁ、俺たち悪くないよなぁ?!」
そういって俺たちを取り囲む男たちのうちの一人が剣を抜いて斬りかかってきた。俺は雪月花を抜き、男の剣を受けた。それだけで男の持っていた剣は雪月花に切られた。
「なっ……?!」
「はぁ、もういい?」
「これで済むわけねぇだろ!」
男たちは一斉に各々の持っている武器を持って、斬りかかってきた。
「リリー」
「はい」
「少し、憂さ晴らしするのを許してね」
俺は返事を聞くまでもなく、男たちに向かっていった。男たちの持っている武器や鳩尾などを目掛けて、俺は殴りや蹴りを繰り返した。
途中から、完全に八つ当たりになっていたと思う。自分の中にあるやるせない気持ちを晴らすかのように、男たちを殴り、蹴り飛ばした。そしてすぐに男たちは地に伏せた。
実際にかかった時間は十分にも満たないと思うが、それでも人が多く集まるギルドのど真ん中で起きた為、多くの冒険者がやじ馬と化していた。
「ふぅ……」
「お疲れ様です。 少しは気は晴れましたか?」
「まぁね……ごめん、見苦しいところを見せて」
「いえ、気になさらないでください」
「そっか、そういってくれて助かるよ」
俺がリリーとそう話していると、人混みをかき分けながら一人の男が偉そうにやってきた。
「何をしておる?! この騒ぎは何なのだ!」
あからさまに高そうな服に身を包みながら、肩で風を切るようにしながら歩いてきた。殴られて地に伏せていた男の一人が、顔を何とかあげ、男の方を見て小さな声で話した。
「サ、サマリ……様」
サマリと呼ばれた男が機嫌悪そうに俺たちをにらみつけてきた。
えぇー、ここまでたくさんのキャラが出てきました。なので、皆さんにお聞きしたいのですが、出てきたキャラだけをまとめた話、俗にいうキャラ図鑑みたいなのを作るか悩んでいます。皆さん的にはあるとうれしいですか?ぜひ、教えてください!