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二日目

あとがきにお知らせがあります!

 夕食を食べ終えた俺たちは、片づけをした後、二階にある寝室からバルコニーに出た。


「うわぁ……」


 リリーがバルコニーに出るなり感嘆の声を上げた。それも無理はないだろう。空を見上げるとそこには雲一つなく、空に浮かぶ星々が輝いている。


「綺麗ですね……」

「うん、そうだね」

「キュ~……」


 太陽とはまた違った、包み込まれるような優しい光に照らされている気分だ。それから俺たちは静かに星々を眺めていた。


「さてリリー、ミロ。 もう中に戻ろうか」

「はい」

「キュ~!」


 俺たちは美しい星々の光景を脳裏に刻みながら眠りについた。










「ん……朝か……」


 窓からかすかに差し込んだ日の光で俺は目を覚ます。


「おはようございますミラト様」

「おはようリリー」

「キュ!」

「分かってるって。 ミロもおはよう」


 俺たちは寝間着から着替えると、下の階に降りて行った。


「さてリリー。 朝ごはんは今から用意するからその間に汗でも流して来たら?」

「ではそうさせていただきます」


 リリーはそういって外に出て行った。


「お風呂に入ってきなって意味だったんだけど……まぁいいか」


 外に行ったリリーを見てため息を一つついた後、俺は調理場に向かった。


「朝から重いものはいらないよな……新鮮な魚もあることだし、新鮮な魚の刺身を使ったサンドイッチでも作ってみようかな」


 俺は事前に市場で買っていた魚を一匹取り出すと、慣れた手つきで捌いていった。そしてその刺身をパンの上に丁寧に並べ、ソースなどをかけた後にパンで挟み、三角形になるようにカットしてお皿に盛りつけた。


「これでよしっと。 飲み物は……紅茶を入れようかな」


 俺は朝食を作り終えると机の上に乗せた。そしていつも通り俺の頭の上に乗っているミロに声をかけた。


「ミロ、お願いがあるんだけど」

「キュ?」

「リリーを呼んできてくれる?」

「キュキュ!」

「任せたよ」


 ミロは自信満々な様子で外に飛び出していった。俺はタオルと水を用意して玄関に向かうと、ちょうどミロとリリーが戻ってきたところだった。


「あ、ミラト様。 今戻りました」

「お疲れ。 はいこれタオルと水」

「あ、ありがとうございます」

「朝食の前に先に汗を洗い流して来たら?」

「分かりました」

「じゃあミロは俺と一緒に戻るよ」

「キュ!」


 俺はミロを頭に乗せるとリビングに戻って行った。リリーがお風呂場に行ってから十数分後には体から湯気を放ちながらやってきた。


「お待たせしました」

「全然待ってないよ。 じゃあ食べようか」

「はい」

「キュ!」


 そして俺たちは朝食を食べ始めた。










「そういえばミラト様」

「ん、どうした?」

「今日は何をするつもりなんですか?」


 朝食を食べ終えて皿を洗っていると、リリーから質問された。俺は水で泡を洗い流し終わった皿を片づけ、手をふきながら答えた。


「今日は海の中に潜ろうと思っているよ」

実はこの度、なろうに新たな作品を連載することにしました!

作品の名前は


”VRMMOでソロトップランカーの俺、ソロを辞めて最強ギルドを作ります!~最強による最強への育成~”


です。題名から見てわかる通り、VRMMOものとなっています!話数自体はまだ少ないですが今後も更新はしていく予定ですのでもしよければ覗いてみてください!

ブックマークや評価などしてくださると泣いて喜びます!

リンクはこちら:https://ncode.syosetu.com/n9147hv/

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