表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

109/274

殲滅

お知らせあります

「「「「「「「「「「キシャァァァァァァアア!!」」」」」」」」」」


 俺が戦闘蟻(ファイターアント)を倒すと、それを皮切りに周りの兵隊蟻(ソルジャーアント)が俺に向かって牙をむいた。


「刀術【昇螺旋(のぼりらせん)】」


 俺は、俺の周りに群がった兵隊蟻(ソルジャーアント)を斬り上げた。


「「「「「「「「「「キシャァァァァア!!」」」」」」」」」」


 そして、昇螺旋(のぼりらせん)で、上に飛び上がった俺はそのまま上から魔法を放った。


「【雫落とし】」


 左手の人差し指から、濃密な魔力のこもった雫が一つ、落ちていった。その雫が床から五センチほどの高さのところでとどまり、そこで、まるで雫が水面に落ちて、吸い込まれるように、俺の指から落ちた雫が空間に吸い込まれていった。

 そして次の瞬間、雫の吸い込まれたところを中心とした濃密な魔力のこもった波紋が広がりだした。そしてその波紋に触れていった兵隊蟻(ソルジャーアント)からその胴体が、上下に分裂していった。


「「「「「「「「「「キシャァァァ……」」」」」」」」」」


 俺の周囲を取り囲んでいた兵隊蟻(ソルジャーアント)たちは、断末魔を上げきる前に、息絶えた。


「さてと、周りのやつらも倒しますか」


 俺の周りを取り囲んでいた兵隊蟻(ソルジャーアント)はすべて倒したが、それでも多くて五十匹程度だろう。まだ周りにはたくさんいる。


「さて、殲滅作戦と行きますか……【割れた鏡の欠片】」


 スキルを発動させて、周囲に鏡の欠片を無数に散りばめた。そしてその鏡を通して無数の魔法を放った。


「【炎弾(ファイヤーバレット)】【水刃(アクアエッジ)】【風刃(ウインドエッジ)】【土弾(アースバレット)】【氷弾(アイスバレット)】【雷弾(サンダーバレット)】【光弾(ライトショット)】【闇刃(ダークエッジ)】」


 兵隊蟻(ソルジャーアント)の群れの上から、俺の放った鏡を通して魔法が降り注いだ。いたるところから断末魔が響き渡った。


「あと少しだ! みんな気を緩めるなよ!」

「「「「「「「「「「うぉぉぉおお!!」」」」」」」」」」


 俺の鼓舞に周囲で戦っている冒険者や騎士たちが反応して大きな雄たけびを上げた。


 そして数十分後、どこからか声が響いた。


「これで……最後だ!」


 そして最後の兵隊蟻(ソルジャーアント)が倒された。それを見た誰かが大声を上げた。


「うぉぉぉぉぉぉおお! 守り切ったぞ!」

「「「「「「「「「「おぉぉぉぉぉぉぉぉぉおお!!」」」」」」」」」」


 その大声を皮切りに、周りの冒険者や騎士たちも呼応するように大声を上げた。しかしこれで終わりではなく、あくまで異常攻解決するための作戦に第一段階に過ぎない。


「気を緩めるな! 次は俺たちが攻める番だ!」

「「「「「「「「「「おぉ!!」」」」」」」」」」


 俺の声に、皆呼応して、大声を上げてくれた。

皆さん大好きテスト期間です。更新率落ちます。おい、いつもと大して変わらないと思ったやつ、出てきなさい!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ