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【書籍化】辰巳センセイの文学教室【ネトコン受賞】  作者: 瀬川雅峰
三章 竹取物語の時間_2019年1月編
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22 補講課題 姫からセンセイへ

2月14日(木) 午後8時過ぎ


 仕事を終えて自宅へ帰ると、日にち指定の航空便で、咲耶から小さな荷物が届いていた。

 

 箱を開けると、包みとカードがあった。

 包みの中は、個別に包まれた小さなハート型チョコレートがぎっしり。

 チョコレートを一つ口に入れながら、二つ折りにされたカードを開いた。




ハッピーバレンタイン!



先日は、お話を聞けてよかったです。


学校で先生とご一緒できるのも、あと一年なんですね。


いつか先生がご自身のことを話したくなったときは、


私に聞かせてください。




――それがどんなお話でも、私は先生のそばにいます。 


                         



              竹取物語の時間 了 

2章よりもさらに難産だった3章完結まで、どうにか書くことができました。

お読みいただき、本当にありがとうございました。


1、2章とはかなり違った変化球的な章になりました。

読者の皆様の思っていた形を裏切っただろうな、と思いますと、作者としてなかなかに不安です。

でも、どうせ裏切るなら、良い方向に裏切りたい、と創意工夫を注ぎ込みました。

お楽しみいただけましたなら(まだならば)ぜひブクマや評価、感想をお願いします(;´Д`)


さて、辰巳先生は全5章とすることを決めました。

残り2章でフィナーレとなります。

それではまた、4章開始の際には是非お立ち寄りください。


<追伸>

本日ブクマが100を突破しました。

一つの大台、という気がして、とても嬉しく思っています(・∀・)

ブクマいただいた皆様、ありがとうございました。

(2019年7月21日)

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― 新着の感想 ―
[一言] 「竹取物語」は、古典文学で筆から筆で伝えられた物語なので、経年がキーワードかなと思い、読みました。 過去が出て来ましたねぇ…。 高校生もかぐや姫なのかなと思いました。シャーロットのように極端…
[良い点] 竹取物語、一気読みしました。 面白かったです。 シャーロット先生と辰巳先生、どっちがかぐや姫なんだろう? と思いつつ読んでいたのですが、結局ふたりとも、だったんですね。 これまではスッキ…
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