世界の変質2
世界が変わった日。
彼らは魔星球での記憶を思い出し、多少の違いはあれど身体も変質した。
それは異界の記憶。パラレルワールドにも似た異界の記憶だ。
地星球とは地球の事だ。
そして、魔星球。
これは魔法という概念がある世界の事である。
その2つの世界は混ざり合い、奇妙な事になった。
学生だったものが、凄まじい力を持っていたり、植物が異質なものになっていたり、石ころが特別の力を持ったりと形はそれぞれだ。
さて、そんな中で星神天地になった事で特に変わったものがあるとすればそれはなんだろうか?
それは個人情報が最も刻まれたものであり、且つ、最も身近なものだった。
人によっては携帯が、ノートが、財布が変わっていた。
そして、中に書いてある情報を見ていくと、ある所で誰もがその文字列に目を止める事になるだろう。
【個人序列:158380位】
弱肉強食
地星球の時も魔星球の時でも変わらずにあるルール。
財力、知力、武力どんな力でもいい。とにかく力であった。
それは、この世を最も享受できる力の序列である。
この日、人々に絶対ではないが見てわかる1つの優劣がつけられたのであった。
3話はまだ書いてません。
が、少なくとも4千字くらいにはしていこうかなぁと思っています。




