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出撃!連合艦隊!

お待たせしました!予定通り、三話連続投稿を実施いたします!

レイが最終チェックをリストで確認している中、俺はレイに話しかける「なぁレイ、エルローラの護衛の件だが・・・」


レイが頷いて「あぁ、一番安全な場所に退避してもらう場所はアーベンヘルツだ、そこなら万が一襲撃されても反撃する能力があるからな、もう話も付けてある、同時に出発して連合艦隊が道中までエルローラの乗った艦を護衛して、途中で離脱してアーベンヘルツに帰投する手筈になっている」


レイヤールも安心して「アーベンヘルツならエルローラを任せても大丈夫だろう、あとどのくらいで出航する?」


レイがしばらく考えて「早くて10分、遅くて15分って所だな」


レイヤールは頷いてすぐに走り出してエルローラの元へと向かう



エルローラはアーベンヘルツへと戻る船に乗り込む前でメルとアーベンヘルツでの滞在先などの確認をしている中レイヤールが間に入り「エルローラ・・・俺が戻るまで必ず無事で居てくれ・・・」


エルローラが笑って頷いて「えぇ、レイメストは同行するみたいだからよろしくね、レイヤール」


「真由美なら問題無いだろ、エルローラ・・・くれぐれも注意しろよ・・・闇の伏兵が居るって可能性もゼロじゃないんだ」


エルローラが笑ってレイヤールの頬を抓って「馬鹿、そんなに心配しなくても大丈夫だって・・・メルさんだっているし」


メルがレイヤールの前に立って堂々として「私の実力ナメるんじゃないよレイヤール」手から魔力の炎を出して笑っている


「頼んだぞ母さん」


メルは嬉しそうに笑って「レイヤールの未来の嫁さんを殺させやしないよ」


エルローラが赤くなって「ちょ、メルさん!」


「ははは!それじゃ、レイヤール・・・闇をぶちのめしてやりな」


「あぁ、じゃあな」


エルローラはお別れのハグをした後に、メルと拳を合わせて、俺はレミウスの乗るアーベルンに乗り込む




―――――――


ブリッジへと向かうとレミウスが部隊をまとめて「各操作系確認!!」


「駆動系以上無し!」

「エンジン部問題無し!!」

「オールグリーン!発進可能です!!」


レミウスが艦長席から立ち上がり「全艦隊・・・進行開始!!」


レミウスが切れの良い指示を出すと船が一斉に動き始める、アーベンヘルツの船は移動力が高い為、速度の遅いローリンスの船と帝国の船を引っ張る形で進む



アーベルンが一番巡航速度が高く、装甲も桁違いなので先頭を進む


レイヤールはレミウスに「随分と船乗りっぽくなったな」


レミウスは嬉しそうに「でしょ?・・・でもここまで大変だったよ・・・トホホ」


色々苦難があったようだ


レイヤールはレミウスの背中を叩いて「しかし夢を実現できて良かったな、後方支援はよろしく頼むぜ」



レミウスは胸を張って「あぁ!任せてくれ!!」



レイヤールはブリッジから居住区へと進み、狭い通路を歩く


「しっかし人間用だから通路が狭いったらありゃしないな・・・キツイ・・・」

通行人にドカドカ当り申し訳ない


レイが笑って歩いてきて「その体じゃ、全然休まらないだろ、こっちへ来い」


ついて行くと格納庫に入った、比較的広く、俺も背伸びできる空間がある


「本当だ、ここの方がいいな」


レイが辺りを見回して「それにここは兵器が格納されているから、緊急時はこのハッチが開くから、出撃し易いだろうしな」


レイヤールはそのまま座って「なぁレイ、闇を倒したらお前どうするんだ?」


レイが溜息を吐いて「さぁね・・・何なら最初俺の目的だった鎧でも作る為にレイヤール打倒めざしして戦おうかね」


レイヤールは冗談だろって顔で「おいおい、勘弁してくれ」


レイが大笑いして「ハハハ!冗談だよ、俺は・・・故郷を再建しようと思う」


レイヤールも頷いて「良い目標があるじゃないか」


レイも笑って返して「だろ?」




――――――――


航海を続ける事3時間・・・ここでエルローラの乗る船とは別れる事になる


レイヤールは甲板から離れて行くエルローラの船を見届けていると、レイメストが歩いてきて「りゅ――じゃなかった、レイヤール」


レイヤールは苦笑いして「別に竜崎でもいいよ、それでどうしたレイメスト?」


レイメストが笑って「寂しいかなって思ってさ」


レイヤールは笑って「あぁ、寂しいな」

レイメストが以外そうな顔でレイヤールを見つめているとレイヤールが振り向いて「なんだよ?」


レイメストは笑って「いや、竜崎君、本当に変わったなって・・・どこか1つ悪い憑き物みたいなものが落ちた気がして」


レイヤールは自分の真っ白な体を見て頷き「あぁ、確かにな、何か悪い亡霊のような物に今まで憑りつかれていた気がするよ・・・エルローラもアーベンヘルツに居るなら安心だし・・・」


レイメストはレイヤールの顔を見つめて「竜崎君・・・私って・・・もしこの戦いが終わってエルローラさんと結婚して・・・私はどうしたらいい?」


レイヤールはレイメストの頭を触って「お前も第二の俺の人生に付き合って欲しい」


レイメストは嬉しそうな顔で「分かった・・・それじゃ、私もレイヤールも皆・・・笑顔で帰れるようにしないと駄目だね」


「あぁ、皆で帰れないとな」




――――――――


エルローラと別れて航海が続いて1日が経った



エルローラが側に居ないと少しだけ空虚な気持ちになる


格納庫で天井で揺れる明かりとして使われている魔水晶を見ているとレイが歩いてきて


「レイヤール、見えてきたぞ、闇の壁がな」



レイヤールは起き上がって「闇の壁?」


レイが呆れて「知らないのか?踏み込んだ者は決して帰ってくる事の無い闇の壁・・・」


レイヤールとレイは甲板へと上がるとレイヤールも納得した



「なるほど・・・だから闇の壁か・・・」


海に黒い霧が壁のように出来上がっていて、海の向こう側が見えない


そして船の動きが止まった


レイが俺を見て「レイヤール、お前の輝きであの霧を払い除ける事ができるか?」


レイヤールはあんまりピンと来ない顔で頬をポリポリかいて「あんまし力の使い方が分からないんだよな」


とりあえず、数倍大きくなった翼で飛び上がり、霧に近づくと、気分が悪くなる


「なるほど・・・なんか俺の中でウズウズしてるな・・・」

その体の中でウズウズする感覚を解放してやると、翼から光りが放たれ、闇が切れ払われていく


あっという間に霧が10km先ぐらいまで晴れた


そして船が動き始めて、俺は船に戻ろうとすると



海から何かが飛び出してくる

足に黒いタコの足のような物が絡みついている


グラディウスを背中から抜いて光り輝く聖剣を手に取り「離れろ!!」足をズバ!っと切ると切られた足が元のタコの足へと変っている


そして無数の黒いタコの足が襲い掛かってくる


「ッチ!」上空へと向かい、タコの足を予測し易い位置について剣で迎撃する


「レミウス!!聞こえるならこの真下に居る本体を探せ!!」



――――――


ブリッジでレミウスがレイヤールの声を聞き取り「観測主!!索敵急げ!!」


耳を当ててソナーを聞きとる乗組員が「10時の方向距離700m、水中に推定20mに何か動く音が聞こえます!!」


レミウスが指示する「主砲、テンペスト10時咆哮に回頭!!下角一杯!!装填急げ!」


主砲が動いて10時方向へと向き、主砲がバチバチと音を立て始める

「主砲テンペスト撃てぇぇぇ!」


主砲から放たれた魔導砲が水中を貫いて、700m先が大爆発して水柱が上がる


レイヤールがそれを逃さず「そこか!!」


グラディウスを大きく振り、タコ足を全て叩き落し隙を作り


「グラディウス!!聖剣へと姿を変え・・・制裁の一撃を加えよ!!」


グラディウスが魔力を帯びて巨大な大剣へと姿を変える、その大きさ100m


「テンペストブレイカァァァァ!!」

海面を叩き割り、衝撃波が発生して海が叩き割れる



その先に居た、黒いタコの化け物に直撃して真っ二つになって力尽きる



レイヤールはグラティウスを背中に戻して息を整え「ゼェゼェ・・・これしんどい・・・」


そう言って戦艦へと戻った・・・


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