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敗北の味

パトラ〇シュ……僕もう疲れたよ……


ってな、感じで大絶賛迷走中でございます


どんどん日に日に酷くなっていく……

ウガァァァァァァアア!!


ドガァァン!


黒いレイヤールのクローンである黒いドラゴンが山の中大暴れして何もかもを破壊し尽くす


闇に侵された魔物達も巻き込んで吹き飛ばし、闇雲に魂を食いまくる


「許せん!許せん!!許せん!!!エルローラァァァア!!」



俺は親父から命じられた事はただ一つ……エルローラをこの大陸に連れ出し好きにしろ……


だがなんだ!?エルローラは俺がレイヤールであるにも関わらず拒絶し、オリジナルのレイヤールにも規格外の強さを見せつけられ!俺は何なんだ?


俺はレイヤールのコピーじゃないのか?同じ強さのはずじゃないのか?


そんな暴れる中に生まれてすぐに言われた事を思い出した



「お前はただのコピー品だ、レイヤールと同じ強さがあるが、レイヤールの記憶は決してある。だからこそお前はレイヤールより強い、エルローラを捕縛し、奴を倒せ」


じゃあ何故だ?何故俺はレイヤールに負けた?


ムカつく、イラつく、腹が立つ



壊すに壊しまくって辺り一帯が破壊され尽くされ更地になるほど暴れ尽くすとクローンレイヤールは自分の手足を見る


数多くの魔物の死を食らい、とにかくエネルギーを蓄えまくる


食って食って食って、闇の力を増幅させ続ける


いつの間にか姿は悪魔の化身とも言えるほど巨大にそして禍々しく進化して行き


果てしなく食い続ける



------


一方レイヤール達は


エルローラとレイメストは再開して喜んでいた


「良かった無事で……」

レイメストはエルローラに抱きついて嬉し涙を流す


エルローラも笑ってそれに応え「ごめんね心配掛けて……」


俺も傍から無表示で様子を見ていると、レイメストが俺に歩いてきて「レイヤール、エルローラさんが竜巫女になった事で起きてから変化はあったの?」


俺は首を振り「いや、最近は特に……」


レイメストはエルローラを見て確認する


エルローラは首を振り「わ、私も特に……」


レイメストはホッとして「ともかく良かったわ、それでレイヤール!これからエンペラーフォールに向かうって聞いたけど、私は同行できないの?」


エルローラが頷いて解説する「少数精鋭での突撃作戦なのよ……戦えない人は一緒に行けないってレイさんが……」


レイメストも頷いて「だろうと思った……だからレイヤールさ、私がここで待ってるから、明日は必ず帰ってきてね、エルローラとレイヤールの養子にしてもらうんだから」


俺は頷いて「あぁ、分かっ--ってん!?養子!?」


レイメストは大笑いして「そうに決まってるでしょ!これだけアンタを支えたアタシなんだからそのぐらいの権利はあふでしょう!?だってエルローラさんと婚約するでしょうし!」


俺は混乱して「は、はぁ!?エルローラと婚約って……」エルローラと瞳が合うとお互い目を逸らして


レイメストが深いため息を吐いて「全くアンタ達は……」


------


翌朝


俺達は数多くの仲間達に見送られて、ようやく出発する


レイメストが手を振り「必ず戻って来いよ!」


「世界の未来を頼んだぞ!!」

「必ず世界を救ってくれ!」

「闇なんかに負けんなよ!」


こうして数多くの声援を受けながら出発したレイヤール達


俺は背中にレイを乗っけて飛び「レイ、なんで俺の背中なんだよ」


「なんでダメなんだよ」


レイヤールは嫌な顔で「お前が嫌いだからだ!」


レイが大笑いして「ギャハハ!まぁそう言うなって」



フレベルグの背中にはリュウビが乗っている


リュウビが遠くの闇を見て「ホンマワイが世界救う一員になるとも思いもせんかったわ……」


フレベルグは笑って「ハハッ!確かにね、僕も信じられないよ」



地上で進むチームはアルレルフとエルローラが乗り手で後部座席にはミランダが座っている


エルローラがハンドルを握りアルレルフの最短ルート支持に従い、突き進む


ミランダが不思議そうにアルレルフを見て「それにしても本当にこのバイクという乗り物は不思議よね、こうして最短ルートを教えてくれるのだもの」


エルローラが頷いて「この子には結構助けられていますから……それにこの子……エンペラーフォールに向かうのが嬉しいみたい」


ミランダが不思議そうに「嬉しい?」


「はい、ハンドル握ってると『もっと早く走りたい』って急かすような気がするんです」


「不思議ね……」



走行し続け、朝から出て夕方頃には


エンペラーフォールの場所へとたどり着いてしまった



高台からエンペラーフォール全域が見える


エンペラーフォールはハイテクな建物が数多く点在していて、まるでハイテクな神殿のような建物が風化して錆びているような雰囲気だった


ミランダが驚いて「まさかあれ……全部鉄でできているの!?」


レイも頷いて「あぁ、ここは俺の親父や、鬼神族が生まれる前からあったって言い伝えられている。広すぎて迷うから絶対に入るなって言われてる」


俺はエンペラーフォールの建物を見下ろし「なんかハイテクな建物っぽそうだな、なんかちょっとSFちっくな見た目だ」


アルレルフの端末が反応して振動している


エルローラが端末を見て「あの街の外れの方を指しているわ」


レイが頷いて「よし、それじゃあそのバイクという乗り物の指示通り行ってみるか」

うん、次話が思いつかない。


収集つかない……どうしよう……

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