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Saviour Of Magic   作者: 奏ソウ
5/19

休憩と、恋

1日遅れてしまいましたっ!


すいません…


お盆で少し忙しくしていたもので…


さて、5話目です!


ちょっと休憩の回という感じです!

意外と魔法を使った小さな事件はよく起こっているもので、小さな喧嘩程度なら今日でもう5件目だ。

「いつもはもうちょっと少ないんですけど、今日はやけに多いです。」

警察署に喧嘩の報告を終え、署から出てきたとき、稲瀬が言った。

基本的に魔法を使った喧嘩、対決は禁止されている。日常で魔法を使うのに問題はないが、模擬戦や晴たちメインテインが喧嘩を止めるときに使う魔法以外での、他人へダメージをあたえる魔法は直接的であれ、間接的であれ、禁止と条例で決まっている。

「俺が今日見てきた中では、魔法の暴走による被害の増大が多かった気がするんだけど、それはよくあること?」

「いや、それは今までほとんどなかったです。普通に考えて自分で制御できないほどの魔法は使えませんからね。」

「だよなー」

「何かおかしなことにならなければいーんですけど…」

そのとき、ふと晴の脳裏にある人物が浮かんだ。

(…もしかして…?)

「⁇先輩、どーしたんですか?」

「え?あーいや、なんでも。それよりさ、ちょっと疲れたよな?休憩しない?」


晴と稲瀬はオープンカフェのような店の席に座った。

「俺ここの店オススメなんだよねー。何か食べてみたいもんある⁇」

「えーっと…コレ?」

「お、それ俺の好きヤツの3本の指に入るヤツだ。それだけでいい⁇ココは俺が奢るから別にもっと頼んでも大丈夫だよ?」

「え、え、え、…。そんな、悪いですよ!払いますよー!」

「まーまー。親睦を深めるために俺がココへ連れて来たんだからさ、遠慮すんなよ!」

「え、いや、…。…じゃ、お言葉に甘えます。でも、ホントにそれで充分です。」

「ホントにー?」

「ホントですっ!」

「あはは(笑)じゃ、頼んでくるからちょっと待ってて。」

と、晴が店本体である、車の外見をしたレジへ。

数分すると、晴がトレイの上に飲み物二つと、稲瀬が頼んだもの、そしてもう一つ、おそらく中結が食べるものをのせて運んで来た。

「お待たせー」

「いや、こちらこそ、ありがとうございます!」

トレイを机に置く。

「どっちがいい?」

と、飲み物を指した。片方はおそらく普通のソーダ。もう一つは…

「そっちは何ですか…⁇」

「ん?コレ?名前はキューピッド。」

「キューピッド?」

「うん。飲んでみる?」

キューピッドという名の飲み物。見た目がグロい。なんというか、淀んでいる。灰色…でもないがそれが近いような…。

魔女の秘薬なんて言われたら信じてしまいそうな色をしていた。

晴はニコニコとそのキューピッドとやらを薦めてくるので、稲瀬は恐る恐る飲んでみることにした。

「ゴクリ…。甘い…ちょっとパチパチする…?」

「そ。それは、カル○スと、コー○混ぜた飲みもん。」

「え⁉︎カル○スとコー○ですか⁉︎」

言われてもう一度飲んでみる。

「あー…確かに…。」

「俺それ大好きなんだよなー!」

稲瀬は何度か飲み続けると、やがてそれが美味しく感じるようになってきた。

「…ケッコー好きかも…」

「だろ⁇!」

「見た目がちょっとアレですけど、味はケッコーいいです!(笑)」

「じゃ、次はこれこれ!」

と、晴が稲瀬の頼んだものを前に置いた。

「…コレはさっきと対照的にキレーな見た目ですね…」

青を基調と、水色や藍色や少し緑っぽい色をしたものがグラスの中に入っている。

「…いただきまーす。」

「俺も食ーべよー!」

晴も自分が頼んだアイスに手をつける。

「んー!やっぱココ、アイス1番美味いなー!」

なんて言ってる晴の横で稲瀬は声が出なくなるほどの感動をおぼえていた。

「…ゼリー…ですよね?」

「そーだよ。美味いだろ?(笑)」

「…メチャクチャ美味しいです…!」

味はフルーツ系で、主にぶどうが中心。たまにパチパチするゼリーがあり、それがアクセントになって旨味を倍増させる。

「あー、美味しかった…。ご馳走様です!」

「どーいたしまして!」

「今度、彼女連れてここ来ます!」

「おー!…ん⁇彼女?」

「はい!僕小6の卒業式からずっと付き合ってる子いるんです!」

「へー!光太彼女いんだー!」

「晴先輩はいないんですか?」

「いねーよ(笑)羨ましい限りだな(笑)」

「でも先輩カッコいいし、告白とか多いでしょう⁇」

「いや、まだ高校入ったばっかだし、まだなんもねーよ(笑)」

「あ、そうか…。中学の頃はどーだったんですか?」

「いや、まー、なかったわけじゃないけど…」

「でも、今彼女いないってことは別れたんですね…。…あ、じゃあ、今好きな人いるんですか⁇」

「え…⁇…。うーん…。…うーーーん……。」

「なんですかその反応(笑)」

「うーん…」

「僕、先輩のその反応の答え当ててみましょうか⁇(笑)」

「え、わかんの⁉︎」

「多分…ですけど、先輩、今頭の中には1人の女の人がいたと思います。でもその人を好きか、恋愛でと言われると、どうなんだろう…。気にはなるけど…。的な感じですか?」

「…そう…。そーだよ!光太スゲー!」

「いや、僕もそれあったんですよ。てゆーか、今の彼女がそうです(笑)」

「あー、なるほど(笑)」

「そーゆーときって、相手と1体1で向き合ってみると、答えでたりしますよ⁇」

「…1体1…かー…。」

晴は頭に浮かぶ人が今外国にいて、会えないのをなんとなく寂しく感じた。

「…先輩⁇大丈夫ですか?」

「…え⁉︎何が⁇」

「いや、ボーッと空見上げてたから、そんなに恋の悩みが重いのかなーって…(笑)」

「え、大丈夫!うん、大丈夫!」

「…先輩一見クールですけど、なんかテンパッたりしたらクールさなんて皆無ですね(笑)」

「別に俺、クールが素とかじゃねーからな。てゆーかクールでもないし。」

「じゃあ、大人⁇」

「うーん…。それも違うような…」

「あ、わかった!僕的には頼れる頼もしいお兄さん!」

「光太がそー思うなら、それでいーよ(笑)」

「じゃ、お兄さん。そろそろメインテインの仕事戻らないと…」

「あ。すげー時間経ってた…。」

いかがでしたか⁇


おいおいこういった恋の話もでてくるかも


しれませんね(笑)


さて、次回なんですが、今のところ申し訳ないのですが、目度はたってません(笑)


出来次第すぐ掲載いたします!


ご迷惑おかけします…

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