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Saviour Of Magic   作者: 奏ソウ
16/19

親友と、新たな友達

少し空いてしまいました…


今回も前回の続きですので、内容は全然重くないので


気軽に読んでいただければうれしいです!

「え、ホントに凪沙…⁇」

晴は驚きを隠せなかった。

「うん、晴。ただいま!」

「…おかえり!待ってた!」


「ごめんね、こっち帰って来て間がなくてドタバタしてたから連絡できなかったの…」

「いや、別にいーよ(笑)でも、凪沙向こう行ってから連絡くれなかったから、心配してたんだよ(笑)」

「アハハ…(笑)実は向こうでいきなりケータイ大破しちゃってさ…。連絡先ほぼ消えちゃったんだよね(笑)」

「あー…えー(笑)」

晴はどうとも返せなかった。

「晴先輩。その方は⁇」

「あ、えっと涼村すずむら凪沙なぎさ。西萩中に今年の1月までいたんだけど、急にそのあと海外に行ったんだ。」

その話を聞いて稲瀬は そういえばそんな話…と、思いあたりがあるような感じだった。

「ねぇ凪沙。その好青年そーなのが、中結晴くん⁇」

「あ、うん。」

今度は凪沙の後ろにいた女子が凪沙に聞いた。

「そーだよ。智美も一回会ったことあるでしょ⁇」

「一回だけね。」

「あ、この子は崎田智美さきたともみ。今年メインテイン試験受けてたのよ。」

「…え⁇」

晴が崎田を見る。

「…あ、学力テスト2番だった人!」

「覚えてくれてたんだ!えっと、崎田智美です!よろしくね!」

「こちらこそ、よろしく!」

ここで凪沙。

「そういえば晴、メインテインなんだってね!」

「あぁ。今もその帰り…」

「忙しそうだね…(笑)でもそーゆーの晴らしいね!」

「ちなみに光太も…あ、光太、自己紹介しないと。」

「あ、そうですね。稲瀬光太いなせこうたです!メインテインに所属してます。今中2です!」

「へー!晴、可愛い後輩だね!」

「…後輩…。うーん、どーなんだろーね、光太(笑)」

「…年齢的には後輩ですけど、メインテイン的には先輩になりますね(笑)」

「俺は今年からだけど、光太は去年からだから、この役職上は先輩だな。」

「まだ中2なのにしっかりしてるねー!」

「いや、今日も晴先輩に助けてもらってばっかでしたよ(笑)先輩とはいっても、僕のほうが場数は断然少ないし…」

「確かに、晴は並大抵の場数踏んでないもんね!」

「そーゆー凪沙もだろ(笑)」

この晴の言葉に稲瀬は反応した。

「…もしかして、涼村先輩も…」

「ん?あぁ。そーだよ。」

「やっぱり!涼村先輩、ありがとうございます!」

「え、何⁇よくわかんないけど、どーいたしまして⁇(笑)」

こんなやりとりに置いていかれたのが崎田だった…


公園で立ち話をしてるわけにもいかず、四人で歩き始めた。

「へー…。初めて知った…」

崎田に朝月事件の真相を話した。すごく驚いてくれている。

「そんなわけで、私も晴も、年齢にはそぐわない場数を経験してるってこと。」

「そりゃ、メインテイン試験なんて楽勝なワケだよねー…」

崎田が晴をジッと見た。

「…なんだよ⁇(笑)」

崎田の代わりに凪沙が代弁した。

「智美ね、メインテイン試験のときに、メッチャカッコよくて、頭よくて、運動出来て、楽勝で試験通ちゃった人の話をずーっと私にしてたの。」

「…⁇…俺のこと?」

「そ!智美、晴のファンなんだって!」

「ち、ちょっと、凪沙やめてよ!」

「え、だってホントのことでしょ?」

「そもそも、凪沙、中結君のこと知ってるなら、なんで教えてくれなかったの⁇」

「えー、だって、智美の話の中には晴の名前一切出てこなかったし、晴がメインテインしてることも知らなかったから、誰のことかわからなかったんだもん。」

「…あ、そっか…」

「そーだよ(笑)でも、よかったじゃない!晴とお近づきになれて!」

「ホントだよ!中結くん、稲瀬くん、これからもよろしくね!」

「こっちこそ、よろしくな。崎田さん。」

「よろしくですー!」

晴と稲瀬がニコリと返した。

ようやく、再会して、喋れて


1番嬉しいのは私自身かもしれません(笑)

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