表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Saviour Of Magic   作者: 奏ソウ
15/19

公園と、再会

今回は大きなターニングポイントとなります!


文章量はかなり短いですが、とても大切な回なので、じっくり読んでいただければ…


と、思います!

メインテインには石里から連絡がいっていた。

メインテイン本部に戻った頃にはすでに夜6時前だった。

桜原も大方も命に別状はなく、会話もできるが、全身にケガもありしばらくは安静にするよういいわたされた。1週間もあれば退院できるが、メインテインとして本格的に活動を再開するには1ヶ月はかかる見通しだ。

「2人ともすみません…俺のせいでこんな…。」

「中結くんのせいちゃうよ。ウチらがちょっと無茶したのもあったし。」

「そうそう。それに晴が助けに来てくれなきゃ、きっともっと大変なことになってただろうし。」

「死なせないとかいっときながらこんだけケガさせてちゃタクティクス失格だな俺…。」

「何言ってるん⁇ウチら死んでへんで。ミッションは達成できてるやん!」

「そんなことで落ち込んでる暇あったら、今後どうするかみんなと考えて来い!」

2人に一喝され少し落ち込んでいた晴だったが、気持ちを入れ替えることができた。

このようにけが人も出てしまい、新たな問題も山積みになってしまっているため、日曜日にメインテイン緊急集会を開くこととなった。集合時間が緑明から伝えられて、その日は解散となった。


「光太、疲れた?」

晴と稲瀬は一緒に帰ってきた。

ちょうど晴たちの住む団地の手前の坂に差し掛かろうとしていた頃だ。

「まぁ、疲れましたけど、去年やってたんである程度は慣れてますよ(笑)」

「そっか(笑)」

ゆっくりとしたペースで坂を登って行く。

「あ、この公園。」

稲瀬が坂の途中にある公園を見た。

「小学校の頃とか、この公園でよく遊んでました…」

晴がその公園を見る。いたって普通の公園だ。

「あー、俺もよく来たっけ?この公園、実は1箇所だけ誰にも見つからない場所があって、秘密基地作ったよ(笑)」

「え、秘密基地ですか⁇(笑)」

「うん、秘密基地(笑)今でも残骸あるんじゃねーかな?…行ってみるか?」

「ちょっと興味ありますね!」


流石に時間は6時30分を過ぎていたので、公園内は閑散としていた。

誰もいないのかなと思って公園の中央に来たときだ。

ベンチに座る影が二つ。話し声も聞こえる。雰囲気からして女子高生だ。

「いーじゃない!オッケーしちゃいなよ!」

「え、でも…」

「相手に何か不満でもあるの?」

「それは…ないけど…」

そんな会話をしている女子高生に晴が近づく。

「?晴先輩?」

ワケがわからなかったが、稲瀬も着いて行く。

晴がベンチの前に到達した。

「…凪沙?」

ベンチの片方の女子に声をかけた。

「…晴…!」

ようやく、2人が再会しました…


ここからストーリーがどのようになっていくのか、楽しみです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ