番外編 紫苑視点
夜遅くに送られてきた一通のメッセージ。
そこには、こう書かれていた。
[紫苑、明日の体育祭頑張ろうね!!]
私は栞凪 紫苑。
なんと、さっきのメールの送り主は「常夜 夕」。
私の一番の友達の女の子だ。
この前は二人でカラオケにも行った。
すごい楽しかったな〜、また行きたいな笑。
この子はとんでもなく歌が上手い。何かやってたのかな?
そんな事を考えながら明日の体育祭の準備をする。
「体育祭‥‥‥走りたくないな。」
私はとてつもなく走るのが苦手だ。
タイムはそこそこ速いところだとは思うが、なんせ体力がない。
シャトルランなんぞ最高記録は12回。全校で見てもぶっちぎりで低い。
ということで萎え萎えで準備を進めていたのだが、こんなメッセージを送られてきては頑張るしかない。
「頑張ろう」と言われてしまってはな‥‥。
‥‥‥そうだ、メッセージの返信をしなければ。
[頑張ろうね!]
私は夕にメッセージを送った。
それから、お互いに何度も何度もメッセージを送り合う。
____ついさっきまでこわばっていた私の顔は、夕とのラインで自然とほころんでいた。
「頑張ろう‥‥か。笑」
なぜだろう、明日の体育祭を楽しみにしている自分がいる。
そういえば、夕もそんな事を言っていたっけ。
「___早く明日にならないかな。」
そう呟いて、私は深い眠りについた。
今回は、紫苑の視点から書いてみました!!
次回はいよいよ体育祭。
お楽しみに✨️✨️




