第4話 体育祭の準備だ!
時は5月。
春も過ぎ、だんだん気温が高くなり始めるころ。
僕らの高校、影裏高校では、ちょうど体育祭の準備をしていた。
______体育祭やりたくねぇぇぇぇぇ((
もともと僕の体は運動には向いていない作りになっている‥‥‥‥と思う。
50m走は10.7秒。
シャトルランの最高記録は36回。
まぁ、お察しの通りである。
よし、今回の体育祭もサボろう!!
「今から、体育祭の出し物等いろいろ決めていきます。」
『はーい。』
委員長が前に出て話し始める。
「今回の体育祭では、クラス対抗リレーがありまーす。全員強制参加のため、サボろうと思ってる人は覚悟しておいてくださーい。」
ななな、ナンダッテー!
ぐぁぁぁなんでだ!!僕はサボろうとしただけなのに!!!
「ぜってぇ嫌だ‥‥‥。」
おっとここにもうつむいてる仲間が一人。
誰だろうと思い顔をのぞくと、そこにはお亡くなりになられたお魚の目をした紫苑の顔があった。
「しお走るの苦手?」
「そりゃぁもう。」
「だよね~!」
良かった、、、さすが僕の友達だ!!!
とはいえ、サボることが出来なくなった以上走らなければいけない。
「走る距離は、50m・100m・200mから選ぶことができます。」
キタ!!これは行くしかない。
「委員長!僕50mでもいいですか‥‥‥!?」
「私も‥‥‥50mで。」
「二人とも了解〜。」
僕らを先陣に、50m、100m、200mとそれぞれの走る距離が次々に決まっていった。
走る順番は保体委員が後日決めてくれるらしい。
「いやぁ~やったね!!」
「だね〜!笑」
紫苑と喜びを分かち合う。
その間にも、ほかの競技の出場者が次々と決まっていった。
1週間が経ち、ついに明日が体育祭。
なんと紫苑は借り物競走にも出場することになっていた。
本人はものすごく嫌がっていが、しぶしぶOKを出していた。
僕はと言うと、クラス対抗リレー以外は出る出番がないためまぁサボろうと思っている。
去年はずっとサボっていたから、一回出るだけマシだと思う。
____明日が、ついに体育祭か。
なんだかんだ言って楽しみになってきている自分がいる。
__僕は、紫苑宛に一通のメッセージを送った。




