第3話 カラオケ行っちゃう!? 後編
ってちょっと待て。もしかして‥‥
こんな狭いところで二人きりってコト_____!?!?
「私から歌っていい?」
「いいよ!どんな歌声かめっちゃ気になる。」
「笑。私下手やからあんま期待せんでね?」
絶対うまいやつきちゃーーー。
ってかあれか?こいつ二人きりってことに気付いてないのか!?
___まぁしょうがない。
そんな事を言いながら僕は紫苑の歌声に耳をかたむけた。
「〜〜♪」
スッと耳に入ってくる透明感のある歌声。
なのに重厚感のある音の響き。
_______この歌、どこかで聴いたことがある。
歌い終わったあとも紫苑から目が離せないまま、時が過ぎる。
「‥‥‥‥‥すごい上手だった。なんか音の広がりっていうか色々全然が凄かった!!」
「大げさじゃな〜い?」
といいつつ笑っているので多分喜んでいるんだろう。
「ありがと!さ、あなたも歌って?」
____ッ、来てしまったか‥‥。
ついに、僕が歌うときが!!!
「任せて!」
そういいつつ、マイクを手に取る。
イントロが流れる。
僕は自分が思うままに歌った。
「ーーーーーー!!♪」
曲が終わった。どうだっなかなかにうまかったろう!?
ドヤ顔であいつの方を振り向く。
あいつの目が初めて会った時のように輝いていた。
「すごいうまくない!?なんで隠してたんだよー!笑」
「いやぁそれほどでも。」
その後もお互い好きな曲を夜になるまで歌い続けた。




