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シリーズ「ボーカロイド音楽をもう一度詩にしてみよう」

きみと涙を流したい

作者: 暇庭宅男
掲載日:2025/12/06

今年ももうすぐ終わるけど

不安と諦めを繰り返したあとだけが深く残るよ


きみがあまりに清らかで 心が触れることすら怖いんだ

子供の頃に願っていたぼくと 逆を向いてとぼとぼ歩けば 今夜も涙で街明かりが歪む


8割方の争いに疲れて 2割方の平和にも疎まれるんだ

きみはそれでも前を向くから そうできないぼくは泣きながら ひとりきりで……


きみは泣いているかな ずっとずっとぼくより強いせいで みんなきみの手のひらに たくさんの傷があることに気が付かないんだ


大人になったら泣かないんだって 泣かなくてすむんだって そう思っていた


でも違ったんだ 笑わないと誰もぼくらを受け入れてくれないから だから……


ねえ 今夜 きみも泣くのなら一緒にいていいかな


まいた種に水をやるなら ひとりよりふたりでって 思うんだ


だから きみのもとへ行くよ 


きみと一緒なら ろくでもない人間の正体を ちゃんと見据えて歩ける気がするんだ


ああ みんな みんな同じこと

みんな人間だからって そんなことにすら今さら気がついて


弱いぼくは きみのもとへ きみのもとへ

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