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情熱を失った男がリリックを書いてみた

作者: ハロン

初投稿

 俺はスピーカーから鳴り響く爆音が好きだった。超高速でシーンを駆け抜けるミュージシャンに憧れるのが俺の青春だった。しかし最近は毎日聞くほど好きだったヒップホップを聞いていない。寝起きでぼんやりとした視界がはっきりとするように自然とやめてしまった。

 ある休日に俺は古本屋にいた。少年漫画から図鑑まで時間が許す限り物色しているとある本が目に入った。格言集らしいその本はあまり分厚くないが時間に重力を感じさせる内容だった。初めて本を読んだときも1ページ1ページ味わって読んだものだ。積読が増えている現状は自身の停滞のメタファーかもしれない。

 つくづく俺はラグビーボールのような人間だ。前後左右どこへ行くかも安定せずに周りに心配をかけている。今までは気にせずにやってこれていたがそろそろ限界も近い。年を重ねるうちに過ちを積み重ねて行くのだろうかと心配になってしまうのだ。今さらまともになろうとしても無駄なのだが変なところで真面目になってしまうのだ。

 俺はこのままではいられないと思ったためリリックを書くことにした。リリックとはラップにおける詞のことである。もう一度ヒップホップを聞きこみ心の熱を取り戻すためである。しかしラップを聞くのとするのでは別物だ。思ったように韻が踏めないため何回も書き直すことになった。

 結果として曲自体は完成しなかった。しかしヒップホップに対する情熱を取り戻しただけでお釣りが来るほどの出来事と出会ったのは確かである。苦しいときには悩みをリリックまとめることで不安を和らげている。以前よりも深くヒップホップを触れている気がする。

 俺にとってヒップホップとは自身と向き合うためのツールだ。自分を変えてみたいと思ったら一曲聞いてみることをおすすめする。

小説も最高ですがヒップホップも興味深いのでおすすめです

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