2万円を餌に国民を買収し、監視!? マイナンバーカードへの“対策”
※このエッセイは日本政府が国民を管理をすることが前提で書かれています。
それに相容れない方はお読みになられないほうが良いと思います。
質問者:早速ですが、マイナンバーカードってどうして導入がこんなにも推進されているんでしょうか?
国民にとってメリットはあるのですか?
筆者:毎度のことながら政府が言っていることはプラスの側面ばかりです。
デジタル庁がマイナンバーについて語っているところを抜粋してみます。
『マイナンバーとは、住民票を持つ日本国内の全住民に付番される12桁の番号です。
マイナンバーは、現在、社会保障、税、災害対策の分野のうち、法律または条例で定められた事務手続において使用されています。
マイナンバーによって個人の特定を確実かつ迅速に行うことが可能になり、行政手続において、行政機関の間で情報連携することにより必要な添付書類が減るとともに、事務処理もスムーズとなり、国民の皆様の利便性が向上します。さらに、必要な方に、必要な行政の支援を迅速に行うことができます。』
というようにこれまで縦割り社会だった日本の行政機関の情報を共有していくためのシステムなんですね。
これによりとにかく便利になることがプッシュされています。健康保険証と結びつくことや、身分証明。
住民票の写しや印鑑登録証明書などの公的証明書を全国のコンビニのキオスク端末(マルチコピー機)で取得することができるようです。
また、脱税の阻止が期待されています。しかし、これは本当の金持ちはタックスヘイブンなどで“合法脱税”をしているのでどの程度効果があるのかな? 節税対策を本気でやらない人達向けの効果しか無いように思えます。
むしろ密かに受けていた一般人が“恩恵”を受けられなくなる恐れがあるんですね。
健康保険料上がる時に会社が申請し損ねていた場合は追加徴収されて手取りが減るなどと言った場合があります。
質問者:基本的には良い事ばかりのような気がしますけど……。
筆者:では、ここからはそうでない部分を見ていきます。
欠点としては
1 無くした場合は再発行まで1カ月かかる(短縮されることも検討されてはいる)
健康保険証であれば紛失から1週間~2週間後、運転免許証の場合は手続きをした即日再発行となる。
2 スマフォと連動するシステムを導入予定だがスマフォに対してウィルスが侵入してデータを抜き取られたりしないのか? といった懸念がある。
3 健康保険証などで提示される局面が増えていくと、一般人に情報を抜き取られ、あらゆる情報が相手に行渡ってしまうという可能性がある。
4 パスポート、クレジットカード……と利用範囲の拡大が検討されており、消費税の軽減にまで使われれば、普段の買い物内容まで国に把握されかねない。
と言ったことが懸念されます。
質問者:しかし、国に自分の行動を把握されたところで何らやましいことをしていなければ気にならないのではないですか?
筆者:そう思われるのであればそれでも良いと思います。
しかし、あらゆることを紐づけすることによって思想統制などを行うことも可能になっていきます
しかも、日本政府のサーバーはアマゾンが提供しているという実情がありますので、海外によって恣意的な選択をされると言った可能性もあるので日本政府のみを見ていること自体が僕は短絡的なのかなと思います。
質問者:中国ではすでに似たようなシステムがあるようですが、その流れになってしまうのではないかという懸念があるのですね?
筆者:ええ、そうなります。
中国の健康バーコードでは思想統制に使われており、デモに行こうとしたら赤(コロナ陽性)になって外出禁止になるといった風に使われています。
マイナンバーは1%の管理する側が、99%の管理される側を完全に支配できる制度です。管理する側が国民のあらゆる情報を握れば、罰すべき対象さえ恣意的に選べるという状況にも繋がりかねません。
質問者:しかし、日本では流石にそんな風には使われないのでは無いのですか?
筆者:日本国民は徐々に政府に苦しめられているという現状を知るべきです。
選挙で選ばれているとはいえ、野党があまりにも政権担当能力が無いので実質的に自民党の一党独裁状態になっているのが恐ろしい現状を産んでいます。
他のエッセイでも書かせていただいてますけど、日本人の年間可処分所得は20年間で52万円も低下しています。
それでありながら、公共サービスは各々が民営化で低下していっていますから、徐々に悪くなっているので気が付いていない状況なんですね。
これも国家財政観の嘘についてばら撒いていることが原因なんですね。詳しくは僕の政治経済エッセイをご覧ください。
更に、今の岸田政権は65歳まで年金を払うのを強制させようとしたり、消費税増税インボイス制度導入、環境税導入、走行距離税導入など様々な増税予定のプランを発表しています。まぁ、何から何まで悪いことを押し付けて実行させて、それに次の政権にバトンタッチという感じでしょうかね。
また、政府はアメリカや中国に対しての圧力に日米合同委員会や日中記者協定により容易に屈してしまうという現実があります。
“日本人のための政治”を今の日本政府が行っているとは思わないことが大事だと僕は考えますね。
質問者:なるほど……そんな中で、マイナンバー制度というのは信頼できないと言うことなんですね。
しかし、マイナンバーカードに保険証を付けると言うことで事実上義務化の流れになっています。
マイナンバーカードは作らないダメですよね?
筆者:これはかなり姑息な方法ですよね。
また、22年末まで計2万ポイントを付けると言うことで推進政策の重点の柱としています。
このポイントを受け取るための預貯金口座は、予定の公的給付金の受け取り用口座となります。これを事前に登録しておくことでポイントが付与されます。
今回はこの“受け取り方”について見ていこうと思います。
質問者:“受け取り方“って事前に口座を登録するだけじゃないんですか?
筆者:本来はそうですが、“マイナンバー制度を警戒している向けの受け取り方“ですね(笑)。
本当は受け取らないほうがベストだと思います。
僕はちなみに、健康に自信もあるので、マイナンバーカードを作って放置する形を取っていますね。健康保険証には一生連動させません(笑)。ポイントも受け取っていません(笑)。
既に番号を付与されているのは逃れられない事実なのでそれがカードになっただけなのでカードを作ることだけなら良いと思います。
質問者:しかし、口座に結び付けられてしまうとその出入金が分かってしまうと言うことですね?
筆者:そうなります。しかし、2万円というのは非常に魅力的な金額に映りますので受け取りたい方。若しくはマイナンバー制度に警戒はしているけど、既に受け取ってしまった方というのもいると思うんですよ。
質問者:でしょうねぇ。
筆者:そこで僕が提案したいのは“ポイント受取専用口座”というのを作ることです。
電力の節電などもポイントとして付与されるでしょうから今後もそう言った形で引出し専用口座は活用していくことになるでしょう。
“受け取って引き出すだけの役割“の口座を開設するのです。
ただ、一点だけ注意したいのは最近口座の新規開設が審査に時間がかかっていると言うことです。
暴力団排除条例などに基づく不正口座開設阻止のために口座開設が最近厳しくなっています。
そのために、新規に口座を作るのではなく、お持ちのあまり使われていない口座を引出し専用口座にするというのもアリだと思います。
質問者:なるほど。他には警戒している人向けのアドバイスなどはありますか?
筆者:僕は中小企業を相手に仕事をしているので雇用や解雇などの際に年金に関する取得や脱退(転職)といった手続きをすることがあるんですね。
その際に、マイナンバー又は健康保険証の番号というようになっている項目あるのです。
その際には必ず健康保険証の番号を書いておいて、マイナンバーをなるべく記載しないようにすると言ったマメな努力がなるべく国にあらゆるデータ紐づけさせないためのコツかなと思っています。
とにかくマイナンバーかその他の番号か? という時にはその他の番号を書く。
義務でない場合以外はなるべくマイナンバーを提示したり書かないようにすると言ったことが大事になります。
質問者:微々たる抵抗ですよね……。
筆者:まぁ、大きな流れは個々人では変えることは出来ませんからね(笑)。
サバイバル的に今の世の中を潜り抜けていきたいなと思います。
この様に政治経済などのエッセイや国際情勢について個人的な見解を述べたエッセイを今後とも書いていきます。
また、過去の項目には日本の政治はどうして歪んでいるのかについても書いていますので是非ともご覧ください。
本日はここまでお読みくださり誠にありがとうございました!
※以上は個人の見解であり、読者の皆さんに思想を押し付けるものではありません。
実際は国に監視する目的が本当にない可能性もあります。読まれている皆さんご自身でご判断下さい。