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98 妹

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^




よろしくお願いします。



後1話頑張るぞ!

 それは1000年前の話し・・・


 インカ龍帝国が出来るもっと前のお話し・・・


 龍の集団がこの小さな何も無い村に天孫降臨したお話し・・・


 大きな龍達は地上に舞い降りると人に変化してこう仰りました。


「この村の繁栄を約束しよう・・・その見返りとして共存を申し込む」


 この小さな村は人を疑う事を知らなかった為すんなりと受け入れられた。


 と村人は龍のお姫様達を敬い仲良く暮らしていった・・・


 そしてある日村の青年インカと龍の祖のなるお姫様と2人は恋に落ちた・・・


 二人の仲はたいそう仲良く数年の内に子供を身籠り・・・


 やがて3人の子供が生まれた・・・


 長女コリャナ 長男はパヤン 次男カヤオはと名付けたそれぞれ初代皇帝の誕生だった。


 インカ龍帝国は双院制度1対2プラス3の変形制度をとっており皇帝の権力についても同様の構造となっており、インカの王は同時期に3人存在した。それぞれがコリャナ、パヤン、カヤオに対応したが、そのうち最上位に認識された王をサパ・インカと言った。


 最上位は長女のコリャナ女皇帝サパ・インカクスコに首都を置き


 最上位では無いが同列の次男のパヤン皇帝陛下を要塞都市のキトを統治して


 パヤン皇帝陛下がカハマルカの統治を委任したカヤオ皇帝陛下がカハマルカの地を統治させていた・・・


 時折パヤンが助言したりして三男のカヤオを手助けをしていた。


 現在ではそれぞれの子達が後を継ぎ今に至る・・・



 初代インカと一生を添い遂げ・・・


 龍祖のドラゴーン・コスモ・プリンセスは初代パヤンを胸に隠居し・・


 首都クスコの北東の山の上に天高く聖なる街マチュピチュを建造して1人プリンセスは独身を通して遠くからキトの街の繁栄を見守っていた。


 共に来た配下の龍も子供を海伴侶が死ぬとプリンセスのところに再び配下としてひっそりと暮らしていた。


 それから700年程経つと


 どこからともなく突然変異で現人神に人が神になった・・・


 創造神を名乗るバーチャーは


 気まぐれで日照りや洪水や山火事など村人達を苦しめるようになった。

 我を敬えと強要して村人を苦しめていった。


 見るに見かねて龍祖のプリンセスは戦いを好まない性格で創造神バーチャーと交渉するが・・・


 決裂・・・


 そもそもこの神は約束などする気も無く問答無用で龍祖プリンセスを神の全能なる力で地上に叩き落とした。


 そして龍祖プリンセスは止める間もなく・・・


 配下がプリンセスを守るため現人神バーチャーに戦いに挑んだが次々と倒され全滅する・・・


 その時現人神バーチャーが気まぐれを起こす・・・


「お前の命でこの国の住人の命を奪わずにいておいてやろう・・」


 !!


「クッ!・・・わかった約束守れよ!」


 龍の姿に戻ったドラゴーン・コスモ・プリンセスはグッタリと膝を突く


 そうして・・・


 神の一撃を浴びて


 龍祖プリンセスは死ぬ・・・


 配下と共に


 ここに龍族はすべて死んだ


「クックックックック・・・人間の命だけは助けてやるが・・・それだけだ・・天災にあって死ぬのは約束外だ・・・」


 創造神バーチャーはこの地に君臨する神となる


 直接人間を殺すことは無いが日照りや洪水や台風にあい死んで行くの拭くまれなかった。




 パヤン皇帝陛下は語り終えると玉座にドッカリとつかれたのか座る


「そうか・・・」


「初代の3人の皇帝陛下たちは住民達の力を借りてマチュピチュの天空都市に墓を作り今でも大切に祀られいます。」


「わたし初代パヤンの血を引く9代目のパヤン皇帝です。」


 ケイオスは未だ妹の死に立ち直れずにいた・・・


「今のその創造神バーチャーは・・・」


 アキラがが聞くと


「察しの通り300年前に新たに生まれた4柱神との抗争で紛争中なのだ」


 パヤン皇帝陛下が答える


「龍祖様は今日は・・・」


 アキラが首を振る


「そうか・・・今日はもう下がるか良い・・・逗留は自由にするが良いアキラとやら龍祖様を頼む・・・」


「はい・・・わかりました。」


 こうして龍祖様ととその一行は皇帝陛下の好意で宮殿のゲストハウスで寝泊まり出来る様手配してくれた。


 その後ケイオスは一言も言わず部屋にこもった・・・


 豪華ない部屋にこもるケイオスをみんな心配する


 俺達は龍祖様の家来の位置付けだ他の別室を当てられた。


 アキラはケイオスの元へ行く・・


「ケイオス・・・少しでもいいから何か食べないか?」


 今は夜中の12時ぐらいだろう・・・


 アキラが軽食を運んで来た


「あるじ殿・・・」


 ベット空振り向くとケイオスは瞳をグッショリと濡らし泣いていた・・・


 起き上がり慌てて涙を拭く


「こ!これは!目にホコリが入ったのじゃ・・・」


 アキラはベットにペタリと座るケイオスの頭を優しく抱きしめてた・・・


 !


「ケイオス・・・我慢は良くないぞ・・・泣きたい時はしっかりと泣け! 」


 ケイオスの髪の毛をそっと撫でやる・・


「うっぐっ・・コスモ・・・わ〜あああ〜ん!」


 泣き止まないケイオスをいつまでいつまでも側にいるアキラだった。


 ようやくおさまり・・


 ゆっくり撫でてやっていると・・・


 ケイオスが昔の話しをとつとつと話す・・・


「1000年ちょっと前・・・わらわ姉妹は互いの思想の違いで袂を分かれて妹とその数匹は出ていった・・」


「そうか・・・」


「わらわはドラゴーン一族の再興のため戦いに明け暮れた・・・妹は人間や魔族との共存をしないと我々は滅びると言って出ていったのだ・・・」


「そんな事があったのか・・・」


「今にして思えば優しい言葉のひとつもかけてやれななんだわらわが悔しい・・・何故もっと話し合わなんだのかと」


「うん・・そうかもな」


「ふふふ・・・妹と喧嘩して別れ好き勝手に生きて1000年後にボッチになり・・・こうして妹と言う通り仲間と共存して旅をしている・・本当に馬鹿な姉ですまなかったと・・・もう謝る事すら出来ん・・・わらわは大馬鹿者じゃ・・・」


「・・・いや・・・それは違うな・・・たぶんケイオスの妹が今のケイオスを見ると絶対喜んだと思うよ・・・それにケイオスは馬鹿じゃない・・・」


 アキラの胸の中でケイオスは見上げると・・・


 アキラが真っ直ぐ見つめている・・・


「あるじ殿・・・」


 見つめうとどうしてか・・・


 視線を逸らすことが出来ない・・


 そして・・・


 自然に互いに磁石の様に引き合う・・


 唇と唇が触れる・・・


 瞬間・・・



 ガタッ!


 バン!と扉が開き


 わらわらとノリコに京香にソフィアにキャロルにスイーツにジャンヌが雪崩混んで来た!


 !!



 みんな目が合う!



 するとはっ!と


 ケイオスは我に帰り!アキラを突き飛ばす!


「うわっ!グヘッ!」


 壁に人形にめり込む!



 ケイオスは顔を真っ赤にして唇を押さえる・・・


 たしかに・・・


 一瞬


 唇が触れ合った!


 感情がコントロール出来ずにオロオロするケイオス


 キャロルがいつのまにかに目の前に立ち・・・


「少し落ち着い互た・・なのです」


 と抱擁する


 !


 その上からノリコや京香やソフィアやスイーツやジャンヌがケイオスを囲んで抱きしめる・・・


 みんなわらわの事を心配してくれている・・・と気がつくケイオス


 泣き笑いの顔で・・・


「ありがとう・・なのじゃみんな・・」


 みんな思い思いの励ましの言葉をかけてくれる・・・


 みんなに抱きしめられカラダと心もほんわか温かくなる・・・


 ふと・・・


 逆さま壁にめり込むアキラにフェアリイーが口づけをしている!


「あるじ殿!」


 と叫ぶとみんなもアキラを見る・・


「ちょっと!フェアリイー!何してんの!」


 とノリコが叫ぶ!


 するとゆっくりフェアリイーが振り向いて・・・


「充電の時間です・・・邪魔しないで下さい・・」


 と再び口づけをする・・・


「ちょっと待った!」」」」」」


 とケイオスと全員がフェアリイーを止めに走る!



 今日もアキラを中心にドタバタがこれから毎日続く・・・


 次回を楽しみに











応援よろしくお願いします。^_^





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