94 終結
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胸に刺さった銅の剣を抜き捨てるバーチャー神
1,200億もの精霊を宿した銅の剣を無理矢理抜いた為バーチャー神の手は焼きただれ手首から無くなっていた・・
「一体だ誰かこの様な物を・・・天界と地上界は不可侵条約がある為攻撃は出来ない・・・魔界の仕業か!グッホッ!」
吐血して神血を大量吐き出す・・・
倒れて起き上がれない状態になっていた・・・
「ほう・・・これは・・何やらコロンビアの国境で騒がしいから見に来て見たら・・・バーチャー神ではないか・・・」
敵対する4神のリーダーヤムー神が現れる・・・
バーチャー神は虫の息で神血を吐血しながら目だけでヤムー神を睨む
「誰にやられた?・・・」
「ゴフッ!・・・」
「答える気が無いか・・・我ら4神では無い事は確かだ・・・」
「・・・・」
「死んだか・・・」
!
少し離れた所に銅の剣が落ちていた・・・
「これは人間界で最も攻撃力の低い銅の剣ではないか・・・何故こんな所に・・・まさか・・・この剣ではやられるバーチャー神ではあるまい・・・では誰か殺したか・・・」
すでに精霊1,200億は力を使い果たして銅の剣から消滅していた・・・
今はただの銅の剣に戻っている・・・
拾い上げた剣をヤムー神は再び投げ捨てる
「バーチャー神は我らが仕留めたとして利用されてもらう・・・おそらく他国の神か天界の者か魔界の者か取り急ぎ仲間の3神に報告して今後の事を決めないとな・・・」
バーチャー神亡き後はこの国の神に君臨するのは自分しかいないとヤムー神は喜びに震えるのであった。
結局アキラの投げた最弱の銅の剣でバーチャ神の息の根を止める・・
ソフィアを守るため落ちてくる岩石に投擲した銅の剣が岩石を粉砕してそのまま流れ弾ならぬ流れ剣がバーチャー神の胸に命中し絶命する
アキラ自身知らない・・・
こうしてインカ龍帝国での神々の戦いが終結する
次回インカ龍帝国にアキラ達が辿り着く・・・
お楽しみに・・・
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