75 スーペイン軍
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
75
パナマ国は原住民が住む国でヨーロピアンとの貿易が盛んでハブとしての役割を担っていた。
気候は春から夏は蒸し暑く秋から冬にかけて涼しく25度から34 度の気温で丁度今は12月とても過ごしやすい南国である・・・
そんな中謎の少女フェアリイーが保護されて・・・
ちょとしたハプニングがあったものの新しい城への引越しは順調に完了した・・・
さほど高く無い海に面した絶壁に城をマジックバックからドンと崖に乗せて土魔法で庭や道路を整地して完成!
ヨーロピアンの旅の途中の黒海のウクライーナの南に位置するクリミア半島の岬には、海に突き出すようにして立つ城を見つけたのが・・・
スワローズネスト城と言う城は
とても小さな城で優雅さを失わない可愛らしい城でアキアはとても気に入って購入していたのだった。
そして今まで・・・
この城をマジックバックに入れ持ち歩いていのだった。
引越しは一通り終わり・・・
アキア達はコロン港のスーペイン国のギルド支部を尋ねる事にした。
今回はご意見番のソフィアと情報収集係のキャロルの2人を連れて行く
残りのメンバーは城の周囲に危険な魔獣がいない調査を兼ねて討伐する事になり出かけた・・
「ジャンヌ姉ちゃん・・どっちが多く魔獣を倒すか競争だ!」
「ふふふ・・スイーツちゃん私の偉大さを教えて差し上げましょう・・」
「待つのじゃ!妾も久しぶりに暴れるとするか・・・あ!こら!置いて行くでない・・待つのじゃあぁぁ・・」
と3人はノリノリで出かけ
ノリコと京香はケイオスは海辺を調べてる事になる
「あの海岸の砂浜綺麗・・いって見ましょう京香さん!」
「あら本当綺麗ね。あれはヤシの木かしら・・」
と浜辺へ行く
留守番と引越しを後から転移してきたエレナ三姉妹と赤ん坊でやってもらい・・
珍入者のフェアリイーが眠っているのでついでにお守りしながら三姉妹の部屋への引越しをして貰う事にする・・
ギルドに到着したアキア達は受け付けのカウンターに向かう
シーンと鎮まり帰ったギルド商会
やはり冒険者がギルド長だけ生き残り他は全滅と言うのは本当の様だ・・
コルテールギルド長はその後の容態も気になるところだ・・
面倒見の良い感じの年配の紳士でこのギルド商会始めて来たオレ達のイザコザに介入して荒くれ共の冒険者をビビらせて引かせた時の事を思い出す・・・
ギルド長ゴルテールが当時一斉にS級冒険者100人以上とSS級冒険者10名で討伐に向かうようだったが・・・
報奨金につられ結局はA級やB級も参加して総勢1,000名を超える規模になった。
最近ギルド商会の法律が変わりSランクをS級と呼称するように変更された。
レベルの上限は無限になったからだ
そこでレベルの目安が必要となりグループのランク制から個人の級制に変更になったのだった。
S級はレベル500以下
SS級のレベル1,000以下
1,000人越えほとんどの冒険者が帰らぬ人になったのであった。
奇跡的にコルテールギルド長だけ助かった話しは聞いているので聞いてみた。
ギルド商会の受け付け嬢にきいてみる
「以前コルテールギルド長と討伐前に話した事があってギルド長だけが生還したと聞いたのですが・・・その後ギルド長はご回復はどうなりました?」
「あ〜!あの時の冒険者さんですね。ギルド長は幸い意識は回復して療養中です。面会は可能と伺ってます。面会されると喜ばれると思いますよ。面会されますか?」
!
「意識を回復されて何よりです。以前助けて頂いた恩もありますので面会をお願いします。」
アキアはそれを聞いてホッとしする
「では此方の教会で療養中ですので・・この面会申請書を教会に提示して下さい。案内してくれます。」
とこの前の受け付け嬢が手続きをしてくれる・・・
早速アキラは教会を訪ねる・・
ギルドでの申請書を手渡し教会の神父が案内してくれた。
「コルテールギルド長・・お客様がおいでです・・」
年老いた神父が話す
「お客?・・・ああ!君か!」
ギルド長は上半身を起こして答える・・
「ご無沙汰です。あの時は助けてくれてありがとございます。その後この地を離れて風の便りにギルド長の事を耳にし再度訪れてここの事知り来ました。」
「そうか・・見舞いに来てくれてありがとう・・確かアキラくんと言ったね・・あの時討伐を誘ったが本当に今では来なくて良かったと心底思うよ・・」
「差し支え無ければその時の事教えて貰っても良いですか?」
アキラは椅子に座りソフィアとキャロルは後に位置する
・・・
後に護衛するソフィアとキャロルを見てリーダーのアキラを2人が守ろうとする気配を感じ誠に清々しい新鮮なパーティーを見て・・
アキラ殿は良き仲間を持ってるなと心の中で感心して自分の人を見る目は間違い無かったと・・
安堵しこの若者の命を救えた事を心の底から良かったと思うコルテールギルド長であった。、
「アステカ魔王国へ我々は討伐に出発した。そしてたどり着くと東の青龍魔王 青い龍人の魔王と神話級魔龍のティラノサウルスの幼体と戦っている最中だったのだ。我々は神の使いの神話級魔龍を初めて目撃したのだか・・・我々の戦いは正統な物も天にも昇る歓喜に冒険者と共に喜び青龍魔王へ戦いを挑み!神話級魔龍と共闘すべく全軍突撃したのだが!・・・」
「だが?・・」
「共闘すべく神話級魔龍と共に青龍魔王に戦いを挑んだのだが・・我々はその神話級魔龍によって壊滅させられたのだ・・・」
!
「青龍魔王にやられたのでは無かったのですか?」
アキラの瞳をジッと見つめ・・
「そうだ・・・我々が崇める神話級魔龍神に全滅させられたのだ。誤解であって欲しいのだが・・・」
「・・・」
「神が遣わしたのだ・・神話級魔龍はその証拠に東の青龍魔王に攻撃を仕掛けていたのだ・・・」
その瞳は恐怖を押し殺し盲目に神話級魔龍を神の使いを称賛する・・・
そしてコルテールギルド長は・・
「もうじきにスーペイン国から国王直轄の白銀の騎士団長の我が娘か10万の軍勢を引き連れてくるだろう・・・」
!
「スーペイン国から10万の軍勢が!あなたの娘が軍勢を引き連れて来るんですか?」
「そうだ・・」
「再び東の青龍魔王のアステカ魔王国を滅ぼす為にな・・これであの国もお終いだ」
「最初からアステカ魔王国を滅ぼす為にギルドの冒険者を使って相手の戦略を削る為に冒険者は死んでいったのですか!」
戦争に利用されていた事がわかったのだった。
アキラは衝撃を受ける・・
「アキラ勘違いしないでくれこれはスーペイン国の国の方針なのだ・・これからは世界中で同じ事があちこちの国で頻発するであろう・・世界の流れなのだ」
!
「・・・止める事は出来ないと?」
「そうだ・・スーペイン国がやらなくても何処かの国がいずれアステカ魔王国を滅ぼすだろう・・」
・・・
確かに・・
この異世界は俺たちが住む現実世界とよく似ている平行世界に近いと言っていいだろう・・
世界史の勉強もっとやっておくんだったと悔やむアキラだった。
確か・・史実道理ならアステカ魔王国はスーペイン国によって滅ぼされるだろう・・
だが似ているからといって史実と全く関係ない事も起きているのも事実だ。
どちらにつくべきか・・・
もっと情報が欲しい・・
アキラは決意する!
東の青龍魔王国に行こうと!
行って見て見極めるしかなさそうだ・・
神話級魔龍の件もあるしな・・
と心の中で決めて皆と相談してみよう・・
「今日はこれで失礼します。・・」
「もう行くのか・・是非君にはスーペイン国軍に協力してくれると助かるのだが・・士官の斡旋をしても良い思ってる」
ゴルテールギルド長は何故かこの初級装備の銅の剣を腰差している若者を気に入っている・・
ゴルテールギルド長自身も不思議に感じている・・
何か他の人とは違う何かを持つ者に思えてならないのだ。
直感がそう言っているのだ・・
「ありがとうございます。俺には騎士稼業には向いてない気がします。それに今は冒険して世界中を見て周り色々見たり聞いたりして旅をして見たいのです。」
「そうか・・困った事があったらいつでも相談に来るといい・・」
「ありがとうございます。ではまた」
アキラとソフィアとキャロルは教会を出る
「どう思う?・・ソフィア・・キャロル?」
「情報が少なすぎる様に思います・・特に東の青龍魔王と神話級魔龍が・・」
「スーペイン国の動きはある意味妥当国の動きかも知れないなの・・です。ヨーロピアン大陸内で戦果の炎回避されるので良い事ともいえるの・・なのですが・・」
「そうだな・・時代は新天地を求めての大航海時代か・・新天地でのアステカ魔王さえ滅ぼせばアメリカ大陸が丸ごと手に入るしな・・・」
「アメリカ大陸?」
「違った・・アーメリア大陸だったな・・」
「はい・・なのです」
「それと東の青龍魔王と神話級魔龍が争っている事だ。SS級冒険者10人とS級冒険者の100人とそれにA級B級が900人戦力としてはかなりの物だと思うがそれが手も足も出ないまま壊滅する戦力と互角な東の青龍魔王国どちらも油断出来ない様だ・・」
やはり行って見てこないと何も分からないままだ・・
よし!決めた!行こう!10万の軍勢が来る前に・・
決断するのであった。
アキラの冒険はまたまだ続く!
次回をお楽しみに!
応援よろしくお願いします。^_^