69 急展開!
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
サクサクアップは一旦終了で
またぼちぼちアップしますね。^_^
どちらにしても楽しんでいって下さい。
久しぶりにヨジフ・スターリンは新魔王の民間人の補佐や助言をしながら新政権の手助けをしていたが・・
先日の神話級トリケラトプスの幼体の出現報告があったがその後報告は無い
西に去ったと言うのが最後の報告だ
警戒は怠らないが現時点で心配は不必要になった。
昨日アキラの拠点で9匹の神話級トリケラトプスの幼体を撃破したとの情報局からの報告が入ったからだ。
先の新魔王マリュータ・ドクラトフによるクーデターは西の白虎魔王所属情報局秘密情報部のスパイの後ろ盾によって起こったからだ。
逃げ出した側近が証言した
ヨジフは国内の立て直しと共にローシアン秘密情報局の設立を急いだ・・・
アキラの助言による即決めだった。
アキラの助言は不思議な概念で最初は理解出来なかったがこの頃は理解出来る様になった。
情報を収集して敵対勢力に合わせて軍事力を増減することで戦いを未然に防ぐ効果があるという事だ。
抑止力と言う概念は現存する先端の概念を遥かに超えている・・・
アキラは神の化身か?と疑った程だった。
そんなこんなで民間人を魔王を据え手助けで忙しかったが・・・
この頃ようやく新政権が安定してヨジフ自身にも時間が取れる様になって来た・・・
「今夜・・・アキラの驚く顔が見れるのう・・うふふ」
鏡に写る新調した服を見て・・
ドキドキワクワクしながら再チェックする
アキラの好みの服も調査して情報を得ている・・
鼻歌で入念な準備をするヨジフはご機嫌であった。
その夜チビケイオスが急な熱がでて倒れた・・・
無理もない・・
長旅による疲れと拠点ではいろいろとキャロルの帰還と神話級トリケラトプスの幼体の攻撃に新しい三姉妹と赤ん坊が仲間入りしたからな・・
ケイオスの個室でキャロルが看病する・・・
「どうだ?」
「熱はまだ下がらない・・なのです。たぶん明日には落ち着くと回復に向かうと思う・・・なのです。」
と入室して来たアキラにキャロルは小声報告する・・
「キャロルも疲れいるだろ・・替わるから休むといい・・」
アキラはキャロルの頭を撫でてやる
「大丈夫なのです・・・ケイオスさんには大分心配掛けたみたいです・・なの。だから看病してあげたいなの・・・です」
チビになったケイオスのいきさつを聞いたのだろう・・
「分かった・・眠たくなったらいつでも替わるから声を掛けてくれ・・」
恐らくキャロルは朝まで看病するだろう・・
しっかりした強い子だ・・
部屋を出るアキラ
京香と鉢合う
「ケイオスちゃんの様子は?」
京香も心配で見にきたのだろう・・
「今はぐっすり眠ってる・・・キャロルの話しでは今夜が峠らしい・・看病を替わる様言ったけど断られたよ・・」
「そう・・わかった・・私上手くいって後でキャロルちゃんと交代するわ・・安心して・・・」
京香は何もかもお見通しだな・・
京香の優しさにアキラは触れ
グイと京香を抱きしめ・・
「キャロルとケイオスを頼む・・」
「ええ・・任せて・・あーくん」
アキラはケイオスの部屋を前に後にする・・・
部屋戻る途中にエレナとナルタとターニャが待っておりお辞儀をする・・・
「やあ・・エレナさん・・ナルタさん・・ターニャさん部屋の居心地はどう?」
アキラは気軽に声かける・・・
「はい・・とても良いです。と言うか広過ぎるぐらいです。・・・あの」
エレナがお礼を言う
「俺の部屋の隣りは応接室なんだ・・話しは中で聞くよ・・・」
念話でソフィアを呼ぶ・・・
応接室に入り着座した頃
コンコン!とドアを叩く音がする
カチャリ・・とソフィアが入った来た
「なんでしょう・・アキラ」
「ソフィア今後の事もあるから同席してくれ・・・エレナさん達の事を少し聞きたい」
「わかりまた」
ソフィアは合点いった様でゆったり座れるソファーに着座する・・・
「それで話しと言うのは?・・」
アキラが促す・・・
「はい・・・キャロルちゃんから聞きました。私達の脳内にある自爆装置を特別な魔法で取り除いて頂いたと・・・ナルタ・・・ターニャ」
三姉妹は立ち上がり深々とお辞儀をする・・
「あーあれね・・・頭を上げてキャロルが何もかも聞いた。それで君達は今後どうしたい?」
「はい・・・もともと自爆装置で無理矢理言う事を聞かされてましたのでこれを機会に組織を抜けたいと思います。」
「それで?これからは?どうするの?」
「私たちにはもう頼る身寄りはキャロルちゃんだけなんです。出来れば身内としてここで住まわせて貰えないでしょうか?奴隷でも下働きでもなんでもします。」
・・・
「ソフィアはどう思う・・」
「そうですね・・・組織を抜けるとなるとその組織の戦いは避けられないでしょう・・すべてはアキラ次第です・・」
「エレナさん達を匿えば激突は避けられないか・・・あの神話級トリケラトプスは配下の可能性があると?」
「はい・・・先の神話級プテラノドンの戦いの折に確かに組織の幹部の匂紋を嗅ぎ分けました。間違い無いでしょう」
とエレナ
「ふ〜ん 確か魔王所属情報局秘密情報部の元長官ジャックー・リッパーで・・・現在は新魔王ジャックー・リッパーか・・・」
「激突しますか?うちのパーティーメンバーなら喜んで撃退すると思いますが・・」
とソフィアが助言する
「そうだな・・激突はやめよう」
「え?・・それでは・・・」
ソフィアがアキラは戦闘を回避する為三姉妹を保護しないのではと驚く
「違うよ・・・直接そのジャックー・リッパーに会いに行って手を出さない様直談判しに行こう!」
とアキラはニッと笑う
「!!!」
突飛なアキラの判断に再度驚くソフィアと三姉妹達
「いやあさぁ・・激突ってもいつ襲って来るか判らない敵を今か今かどう待ってるより直で話してダメなら・・その場で叩き潰した方が効率良く無い?」
!!!
「ウッフッフ!貴方と言う人は本当に面白い人ですね・・」
ソフィアが唖然とした後吹き出して笑い出す・・・
つとソフィアは立ってドアをガバーッ!と開けると・・・
ノリコと京香とスイーツとジャンヌがドドッ!と雪崩れ込んで来た・・・
「お前ら!聞いてたのか?」
ノリコがいち早く起き上がり・・
「賛成!ナシつけてダメなら潰そう!」
「賛成」」」」残りのみんなも賛同する・・
赤ん坊を抱いたキャロルと・・
その隣りに!
!!!
チビで無い・・・
ケイオスがそこにいた!!!
その姿はアキラからみたらJK風だった。
チビケイオスに見慣れたアキラは突然の成長に・・
「いつのまにか大きくなって・・・」
子供成長に感動する親心の心境のアキラが目尻の涙を拭き拭きするのだった。
この前も突然小さくなったのでまた突然大きくなる事もあるだろうと思っていたが・・・
今までのアキラの苦労もあり・・
夜中に起こしてはトイレまで我慢出来ずに良く通路でオッコをしてはアキラはあたふたして拭いてやったり・・しゃがんだまま抱っこしてトイレまでもうダッシュしたりと大変だった事を思い出す・・
そして床の掃除も頻繁にしてた苦労を思い出す・・
そして元に戻ったケイオスを女性陣が喜び・・・
キャロルの帰還と・・・
三姉妹と赤ん坊をか仲間に加入で
その夜は打ち上げが始まり朝まで飲んで騒いでのだった。
アキラの部屋のベッドにはそうとは知らず・・・
コッソリ転移してアキラを驚かせようとベッドに潜り込んでいたが・・・
いつまで経っても部屋に戻らないアキラを待ちくたびれて・・・
アキラのベッドで朝までぐっすり眠る絶世の美少女ヨゼフ・スターリンであった・・
ヨゼフはアキラ程の転移魔法は使えないので時間制限があり3時間後にはヨジフの部屋に戻ってしまう・・
そんなアキラは全然気付かないと言うハプニングが起きるのであった。
そして、もうとうの昔にジャック・リッパーをアキラは食べ掛けの串焼きで眉間にぶっ刺しで絶命してる事は知らない。
いろいろ事態は急展開!
さてはアキラ達はどうなっていくのでしょうか?
次回をお楽しみに!
応援よろしくお願いします。^_^




