表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/178

64 一難去ってまた一難

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。



サクサク刻んでアップしますね。^_^

 前回の続きで・・・


 アキラにキャロルが抱きついていたが


 次第に・・


 キャロルの鼻が・・・


 クンクンしてアキラの胸から脇にかけてクンスカクンスカする・・


 ?


 アキラもなんでキャロルがクンクンするの?俺を?


「ご主人様に知らない女の匂いが・・するのです・・・」


 !


「え?女?・・」


 しばらく・・・思考する


「何処の泥棒猫なの・・です?」


 キャロルの目がキラン!と光る


「えーと・・ケイオス?」


 チビとは日頃手を繋いでいるから体臭が売ったのかな?


 チビケイオスを指さす


「違うの・・です!ケイオスさんは小さくなっててもわかるので・・ですです!」


 握った手首を逸らして背伸びするキャロル


 ??んー!


「あ!あー!そうだった・・・ジャンヌこっちへ・・・」


 この女かとキャロルは戦闘態勢を取る


「なんでしょう・・アキラ」


 初めて来た豪華な城に興味津々で城のあちこちを見ていたジャンヌが前へ出る


「紹介しよう・・・事情があって少し離れ離れになっていた仲間だ」


「初めまして・・キャロル・ノアなのです」


 諜報専門のキャロル警戒したまま挨拶する・・・


「初めてましてジャンヌ・ダルクよ」


 2人に目線で火花が散る!


「まあ・・2人とも仲良くし!いっ!」


 アキラが振り向くといつのまにか・・・


 キャロルがジャンヌに握手をしていた


 2人の頭上には龍と虎が威嚇している!


 ジャンヌはロッド


 キャロルはクナイ


 で激突する一瞬の出来事だった。


 握手したままキャロルの額にロッドが寸前で・・・


 ジャンヌは喉元にクナイが寸前で・・


 互いに寸止めしていた。


「なかなかやるわね・・・あなたキャロルさんと言ったかしら・・」


 ジャンヌは眼光鋭く睨む


「ジャンヌさんこそ・・やる・・のです。これからはキャロルと呼ぶの・・です」


 キャロルも冷たい瞳で平然してる


「OK!キャロル・・ワタシもジャンヌと呼んで・・うまがあいそうね」


「ジャンヌ・・ワタシもなのです」



 戦闘態勢を解いて2人はかるく頬にキスをしあう・・



 アキラは突然のバトルに驚いたがこれが欧米式なのか?・・


 仲良くなるなら良いのだが・・・


 2人の柔らかな表情で安心する



「よし!それじゃあそっちの子も自己紹介しようか!」


「俺アキラ!御子神アキラだ!よろしく!」


 !!!


 少し離れた所でアキラの名を聞き驚く顔をする・・


「ん?どうした?」


 驚く顔にアキラは聞く


「いえ・・気にしないでください。初めましてエレナです。三姉妹で次女のナルタに三女のターニャです。」


 ノリコが割り込んで挨拶する


「ごめんなさい・・割り込んでノリコよ!よろしく!」


「京香です!よろしく!」


「ソフィアです!仲良さそうな姉妹ですね」


「お・・ワタシスイーツて言います。仲良くしてください。」


「おおお・・キャロルどの!・・ケイオスと申すのだ!よろしくなのだ!」


 挨拶もそこそこひキャロルに飛び付きおいおい泣くケイオス


「えーと・・その子は?」


 アキラはエレナが抱いてる赤ちゃんがスヤスヤ寝てる顔を覗き込む・・


「えーと・・・その・・・この子の名前もアキラって言います!」


 !!


「俺と一緒じゃん!それでさっき驚いてたんだ・・」


「ええ・・正直驚きました。」


 とエレナ姉妹を見る


「名前も同じだけど・・2人似てません?父親?」


 ターニャが聞く


 !!!


「なんで!すとー!俺が父親?ナイナイ!なぁみんな!」


 振り向くと


 みな・・


 硬直して固まる・・


 ちょっとみんな目が怖いんですけど・・・


「似てるってレベルじゃないよ!アキ兄!いつ浮気したの!馬鹿兄!」


 ノリコを筆頭に白い目で見る・・・


「白状しなさい・・あーくん!怒らないから・・」


 涙目の京香


「いやいや・・ちょっとまてぇい!なんで俺が浮気してる事になってる!」


「見損なったぞ!兄貴ー!」


 スイーツお前もか!


「えーー!」


「ソフィアなんとか言ってやってくれ!」


「えー・・・そうですね。今正直に白状すればアソコチョッキン!だけで許してあげます。」


 ニッコリ顔のソフィア


 ソフィアがマジ!1番怖いんですけど!


 助けの視線をジャンヌに送る・・


「私小さい頃のアキラ知らないから・・」


 ぜんぜん助けにならない!


 マジやばく無いですか?無実なのに!


「ご主人様・・・キャロルは信じているの・・です」


 ええ子や!キャロル!


「キャロル・・・・」


 ありがとう・・


「この子がご主人様のご子息で間違いないと・・・」


 そっちかい!


 あー!もうどうしよう!


 冤罪とは・・・


 こんな言葉が頭にグルグルまわる


 うぅううう・・・


 すると脳内で!


 詐欺師マスター・・召喚


 120%で論破して見せましょう!


 アキラの口が勝手に動く詐欺師マスターは優秀だった。




「ちょっと待ってくれ!みんな聞いてくれ!」


 !!


 暗黒の空気が止まる!



「俺は潔白を証明する!ノリコ!お前は俺の可愛い妹だ!」


 アキラは肩を抱き寄せノリコの頬は赤くなりドキドキしていた。


「ううん・・確かにアキ兄のかわ・・可愛い・・妹だよ・」


 語尾がごにょごにょに小さくなりモジモジする・・


「だろう!可愛い幼なじみの京香もそうだよな!」


「えっ!ええ・・可愛い幼なじみよ・・」


 ノリコと同じポーズのモジモジをする京香・・


「お前達2人は旅立ちの時から片時も一緒だった!浮気したところ見たか?!」



「見てない・・」」


 ノリコと京香


「だろ!それが全てさ!」


「よく考えてみたらそんな事なかったしそんな事するアキ兄じゃ無いよ!」


「だろ!」よし!あと一息!


「あーくんごめんなさい!私達ずっと一緒だった。」


 2人は抱き付く!


「そうだろう!そうだろう!みんなこれで疑いは晴れた!」


 魔法効果か・・


 詐欺師マスターのお陰か・・


 残りのメンバーも「許して!」


 と疑いは綺麗サッパリ晴れた!




 と・・・


 その時


 外から爆音が響く!


 どっかあーーーーーーーーん!!!!





 突如爆音で城が揺れる!!!


 今度はなにが起きたのか!


 アキラの潔白は晴れるのか!



 次回をお楽しみに!













応援よろしくお願いします。^_^





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ