59 そこはパミューダ海溝!
誤字脱字が有りましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
連休なのでもう1話アップしますね^_^
誤字ご報告ありがとうございました。
2022/07/19
ダンマリ→タンマリ修正しました。
59
パミューダ海溝それは・・・
恐怖の代名詞
特にパミューダトライアングルは
フーロリダ半島の先端と・・・
大西洋にあるプーエルトリコ・・・
バミューダ諸島を結んだ三角形の海域。
昔から船がもしくはその乗務員のみが消えてしまうという伝説がある。
「そう・・船乗りもここを航路で行く時は死を覚悟する魔の海域なのじゃ・・・」
ゴンザレス・バサーク船長こと
ゴン船長の船長室で・・
アキラ達パーティーを呼んで夜食の後のティータイムで話してたと時にゴン船長が怖い話しをしてみんな恐怖していた・・・
特に・・・
チビケイオスが・・・
「ある・ある・・あるじ・・さま・・こ・こわい・・のじゃじゃ・」
ガチ震いで・・アキラの胸で震えていた・・
アキラは椅子に座ってワクワクして聞いていたが仲間は違う様だ・・
アキラの右手にノリコは抱きつき・・・
に左手には京香が抱きつき・・
首にはソフィアが抱きつき・・
床にはスイーツがアキラの右足に抱きつき・・・
みんな震えていた。
ジャンヌを除いて・・・
「ちょっと〜アキラ!わたしがこんなに怖がっているのに平気なの?とコッチに来なさいよ!」
と横でジャンヌが騒ぐ
「ジャンヌ・・・見てわからないのか?俺は今一歩も動けない・・そっち行ってやりたいが行けない・・左足で良かったら掻きついていいぞ!」
アキラは事実をのべた・・
「し・・しょうが無いわね・・今夜だけだからね・・頼まれたから行ってあげるんだからね!」
左足に抱きつきながら・・・
パンチをアキラの太ももに撃ち込む・・・
そうだった!
ジャンヌはツンデレを超えた・・・
ツンギレ・・・
ツン!としてキレて凶暴なツンギレだ!
ゴン船長は毎度パミューダ諸島の近くに来ると乗客を呼んで怖がらせて楽しんでいた・・・
が今日のゴン船長は涙していた・・・
「羨まし過ぎるぞ・・・新人!」
船長も船員も皆アキラの事を新人と呼ぶ・・・
それはランクAだけと腰の剣が・・・
初期装備で支給される銅の剣だからである
そんな呼び名に慣れたアキラは目を輝かせて嬉々として聞く・・・
「ゴン船長もっと聞かせてくれ・・」
「ああいいとも・・・今まで数々の船が沈んで1人も助かっていない・・・中には無人の船が見つかって船内を調べると乗客が食べる食堂の料理はそのまま食べれる状態だったそうだ・・・忽然と人が消えていなくなる・・・その人々は未だ不明のままだそうだ・・・」
ロウソクに照らされたゴン船長の顔もなんだかホラーっぽく見える・・
「ヒィーイ!」
とチビケイオスが更に怯えてシャツの中に潜り込む・・・
シーンと一瞬静けさが途切れる・・・
!!!
ギギィーーーーーィー
真後ろの船長室の扉が奇怪な音を立ててゆっくり開く・・・
はっ!
と全員が驚き扉の方にビクッと振り向く・・・
すると・・・
青髭の大男がヌゥー!っと現れ
「船長・・・ちょっと来て下さいやすか?」
と小声で言う・・・
「なんじゃい!驚かせんじゃあ無い!いつもノックぐらいしろって言ってるだろ!馬鹿野郎!」
恐らくゴン船長も驚いたのだろう・・・
「へい・・・すみやせん・・」
大男は俺達をチラチラ見ながら要件を言わない乗客に話せない事なのだろう・・・
「ゴン船長・・今日はもう遅いのでこれで失礼します。みんな部屋に帰ろう。」
アキラは気を聞かせて船長室から出て行く・・・
「ああ・・・またな新人」
と部屋を出て扉閉める瞬間船長を見ると・・
深刻な様子で船長と船員がボソボソと話していた・・・
アキラは何かトラブルでもあったのかも知れないと思いながら自分の部屋に戻る・・
部屋は特等室で貴族専用の部屋を借りている・・・
金貨はタンマリあるので余裕で前金で支払った。
ゴン船長は俺達の事を貴族のボンボンの道楽旅行に見えてるのだろ・・・
今日も船長室でお茶を誘われて行っている船長なりの接待なのだろう・・・
さすが海千山千の男だ船長としてのカリスマもあるし商売上手だと思う
世の中色んな魅力的な人がいて面白いと感じるアキラだった。
「まあ・・何かあってもプロだしなんとかするだろう・・」
とブルブル震えるチビケイオスを抱いて一緒にねる・・・
面白いと言えば・・・
このチビケイオスも
陸で魔獣を討伐する時はヒャッハー状態なのにホラー話しにからきし弱い
本当面白いヤツだ・・・
抱いて寝てやると速攻寝落ちで
もう・・・
スヤスヤ幸せそうに寝ている・・・
アキラもうつうつして睡魔に襲われ眠りにつく・・・
高度400キロで静止している物体がある・・・
銀色の円盤型UFO
円盤の一部に文字が書かれている・・・
"はなぷさ2号"
こそは衛星軌道上
今まで沈黙をしていた謎物体が反応する・・・
丁度それは・・・
パミューダトライアングルの三角の中央の場所に来た時だった。
その真下にはアキラ達が乗船している船航行している場所
夜の月が照らしていた海上に・・
急速に怪しげな雲が生まれ
パミューダトライアングルの三角の中を覆う・・
音のしない雷がいくつも雲の中を暴れ回る・・・
それは異世界ではなくこちらの世界でも謎の多い・・・
『 電子雲 』
この電子雲は一説ではワームホールを作る事が出来るとされている・・・
!!!
雷が1番密集する場所から・・・
空間が裂け・・・
極端に太くて短い銀色の物体が現れる・・・
それにも文字が描かれていた・・・
"タイムマシンH-Ⅱロケット補給物資"
そして・・・
ゆーっくりと・・・
進み・・・
はなぷさ2号にドッキングする
・・・・
物体の地表に面した箇所がレンズが見える・・・
ジジジィージジィーーー!
望遠レンズが慌ただしく
焦点が合わないのか動きまわる・・・
その頃・・・
海上では・・・
アキラ達が乗船していた船が忽然と消える・・・
海の波をかき分けられた波が白い泡のラインがV字が拡がっているが・・・
海にあるのは波の泡だけが残る・・・
そしてその泡跡も波に飲み込まれ・・
波立つただの海面になる
パミューダトライアングルの伝説が・・・
今それは起こった・・・
忽然と跡形もなく消えた・・・
アキラ達を乗せた船はいったい何処へいってしまったのだろうか・・・
次回謎に迫る・・・お楽しみに!
応援よろしくお願いします。^_^