04 新たなる旅立ち
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よろしくお願いします。
御子神アキラ達は驚愕の事実を知り3人ともヒックリかえる・・・3分前
薬草採取の仕事を終えた数日後
ランクがFからEに上がった。宿屋の食堂でランクアップの昇格祝いをしてる時のことだった。
いつものごとくノリコと京香が何か競う様に俺にかまう。
「いやん!アキ兄!超可愛い♡」
肩に頬をつけ擦り寄る
「アキ兄・・ノリコのカラダはアキ兄の物だよ・・・」
左側といえば
「あーくんの手♡エッチ」
両手を掴まれているアキラは・・
「あー そろそろ腕 離してくんないかなぁ? 料理冷めちゃうよ。」
「アキ兄 じゃあ食べさせてあげる。うふっ!」
「あーくんの好きな唐揚げだょう。あーんして!」
となりの冒険者が堪え切れず声をかける。
「お前ら朝っぱらかイチャイチャとよく出来るなぁ おじさんドン引きだょ!」
突っ込まれる!
「いやー。魔王をどっかの勇者が倒したって言うしもう魔王はいないんでしょ?だから今平和を謳歌してるところなんですよ! 」
「モテモテの兄ちゃん・・おや!知らないのか?」
「何を?」
「やっぱだ。しらねーわ。」
哀れみの目で見て周りを見る・・・
周りをの冒険者達も深刻な顔してうんうんとうなずいたり うへっ 嘘だろ!とささやか出してる。
「えっ!」
「モテモテの兄ちゃん しらねーなら教えてやるよ。」
「北の玄武魔王が2つ目の魔王だ!後他にもあと2ついるが詳しくは知らん!」
!!!!つ!
「えー!ーーーー!!」
バタン!
俺はヒックリかえり頭を強打するが・・頭はノーダメージだ
腕に掻きついていた二人が俺の腕に引っ張られ ノリコも京香も倒れ込む!
なんと!二人とも白目を剥いて口から泡が出る!
レベル1000億のひっくり返りだ
アキラは無事でもノリコと京香は無事では済まない。
「おー!ノリコ!京香!大丈夫か!」
!!!
ヤバっ!アキラは適当にそれらしき魔法を唱える。
「ヒーラ!ヒーラ!ヒーラ!」「エクリーサ!」
虹の光か包み込み二人は蘇生する。
「大丈夫か!二人とも!!」
アキラは焦りまくる!
「アキ兄 ノリコどうしたのかな何で寝転んでるのかな記憶が無いよ」
「あーくん 私も去年亡くなったおばあちゃんが来ちゃダメって言ってた。」
「なんだかわからんが俺と一緒に倒れただけなのに二人とも・・・なんかひどい状態になって慌ててヒーラとエクリーサかけまくったんだよ
周りをもドッと笑う。
「ヒーラはわかるが 伝説の魔法エクリーサをギャグで呪文を唱えるとは・・」
「お前ら冒険者よりお笑い芸人のほうが向いているんじゃねーか?アッハッハ」
えー!ーー!!エクリーサ!伝説なの!!
と内心二度びっくり!!する
アキラであった。
「じゃあ 北の魔王の他は何処に行けば会えるんだ?」
なるほど 魔王は世界に1人と決った訳ではないのか・・アキラは考える。となるとなんだか急にやる気出て来たぞ。
「ここから北の大陸は何処だ?」
「! 本気で言ってるのか?お前まだFランクからEランクに昇格したばかりのぺーぺーだろう!」
「いいから教えろよ!おっさん。」
「!!いかれてやがる。どうなっても知らないからな。」
「ああ!」
「ここからだと北に位置するローシアン大陸が近いだろう。船で渡る距離が1番短い 東は大海!西は海を超えてさらに大山脈を越えなきゃなんなぁ・・どちもかなり時間かかるって話しだ。」
「本当に行くのか。俺は止めたからな!それに金はどうするんだ?」
「ありがとよ おっさん!金なら旅をしながら稼ぐさ」
俺を馬鹿にしてたおっさんだか心配してくれてるところ見ると意外と優しいのかも知れない。
ツンデレおっさんと命名。
それに異世界に来たんだ。
旅なんてどうって事無い無い!
「ノリコ 京香 聞いたか?行こう!」
「アキ兄の言うとこなら何処へでも行くよ。」
「アーくんとは一心同体離れないよ。」
こうして3人は 北の大陸に向けて旅立ち・・・
なんともかわいそうで不運な玄武魔王の命の灯火が消されようとしていた。(ナレーションが同情的)
宮殿の中で玉座に座る魔王・・
ブルブルと寒気がした。
高レベルとなると予感が発動するのだろう・・・
「おおー寒!クシュン!・・誰か!」
くしゃみをする・・
「はっ!なんでしょうか?魔王様・・」
「いやー。なんだか風邪気味でさぁ。カッコントゥンの薬持って来てくれる?」
「はっ!畏まりました・・・」
スッーと消える。
「はぁーさぶいさぶい・・・」
予感の警告全開フルパワーなのに・・・
ただの風邪と勘違いする北の玄武魔王であった。
ーーー
北の大陸での豪雪地帯でアキラ達は大冒険が始まる。
はてさて3人に過酷な試練がまちうけているこだがどうなる事やら・・
ただ寒さと食糧難で後悔するのは間違いようであった。
応援よろしくお願いします。