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37 城にカチコミ完了

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^ ^



よろしくお願いします。




これから新展開が続々登場お楽しみに!

 灰色の雲が空一面に広がり・・・


 カミナリが空を切り裂き地面を穿つ


 それはまるで神が怒り狂い地をカミナリの矢で攻撃してる様に見える



 12年前から変わらない天気


 それは魔族がこの地一帯を支配しているからに他ならない。



 魔族が大量に密集すると魔素と言う目に見えない物が周囲を覆う事で天候が荒れ狂うのだ。



 魔族は多種多様で人間型も入ればスライムの様な最弱魔族もいる・・・


 魔獣と同行する事も多い


 もともと魔獣はこのヨーロピアン大陸の7割の地に自然発生するのが一般的に知られている。


 その魔獣を飼い慣らし魔族は人間達と勢力争いを繰り広げている


 目の前に立派な城がそびえ立つ・・・


 暗雲立ち込めカミナリが落ちる立派な城は不気味さを増している



「思ったよりデカいな・・・」


 アキラはいつもの如くキャロルの手を引きひょうひょうと立ってる


「兄貴・・そんな事言ってる場合じゃないよ・・・大勢の魔族の囲まれちまってるぜ!」


 反対側のアキラの手にしがみつきガクガク怯えるスイーツ



 突然現れたアキラ達に魔族は警戒しながら多数の魔族で包囲する



 中央から巨漢のサイの顔をした魔族達の中から出てくる


「オレはこの城を治める魔王ザインだ!お前達はここになんの用だ!」


 堅そうな体躯にさらに鎧を身につけていかにも堅そうなリーダー魔族が言う


「魔王?魔王はヨーピリン大陸の皇帝ネーロじゃないのか?」


「魔王様はつい先日崩御された。故にこの俺様がこの城の魔王様だ!」



「そうか!魔王頑張ってくれ!俺達はその城を調査しに来た。城の警備ご苦労様・・・ああ!俺達の事は気にしなくていい城を調査し終わったら帰るから・・・」



 呆気にとられている隊長ザインの横をスタスタと歩いて通りすがる・・・


 いかにも弱そうな初期装備の冒険者達に隊長ザインは何時でも殺す事が出来るがこんな弱そうな奴らを殺すと自分のプライドに傷が着くのだった


 だから強い魔族はより強い人間を求める・・・



「はいどうぞ・・と言うわけねーだろが!死ね!」


 巨大な図体の割に動きは滑らかで素早い・・・


 身体魔法と拳に強化魔法を覆いアキラを殴りかかる



「兄貴!!!」


 スイーツが時間がスローになりゆっくりアキラを庇おうとカラダが動く・・・







「ぶ!ば!ば!ばへ!ば!」



 !!!!!



 ノリコが超瞬間移動!アッパーカットで空に吹っ飛ぶ!


 京香が超魔法発動!木の杖に魔法防壁で金色に光る!その杖でザインをかち割る!


 ソフィアが超圧縮魔!両手を前に突き出し発射するザインの胴体に大きな穴が開く


 キャロルが超手裏剣!ザインの額に菱形のクナイが突き刺さる!即死する致死量の猛毒が塗られている



 ケイオスが超ドラゴンブレス!熱線放射の密度が凝縮してレーザ光線の様にザインに照射して跡形も無く消炭になる



 そして最後にスイーツがアキラの前に立ちはだかり!両手でを広げて庇う!



 それぞれの攻撃が洗練されて攻撃の瞬間が5回展開して目に写った・・


 周囲の魔族達は余りにの次元の違う攻撃に恐怖で体が震えて身動きも出来なかったのだった。



 シーン・・・



「みんなご苦労様・・・ほんじゃあ城に行こうか・・・」


 アキラは健気に自分を庇ったスイーツの頭を撫でてやり城の中に向かう


「ふふ・・・スーちゃんやるじゃない」


 ノリコが明るく褒める


「よくやりました。えらい!」


「ほんとよねー」


 京香とソフィアも褒める


「これからも・・・ご主人様を頼むの・・・です」


 キャロルはスイーツの手を引いて行く


「えへへへ!」


 スイーツは照れ臭さそうに頬を掻いてご満悦だ


「やっと我にも舎弟の妹が出来て嬉しいぞ」


 ケイオス


 !!!


「ど!とうしてそれを!」


 スイーツは動揺する・・・


 スイーツにマジックポーチを見せてウインクする


「われは5番目じゃ・・それに我はドラゴン族で人化している・・・嗅覚は人の千倍だ!匂いで男か女かわかるのじゃ・・」



 !!


「心配は無用じゃ・・6番目これからはケイオスお姉さんと呼ぶのじゃ!」


 腕を組んで偉そうにするケイオス・・・


 嬉しいのか鼻息が小さな炎二つ出る




 兄貴と知り合って驚きの連続だ今まで灰色の世界が一変して・・・


 虹色に輝く日々がこれからずっと続く予感でワクワクするスイーツ!


「わかったよ!ケイ姉!」


 とケイオスの背中におんぶする!


「あ!こら!・・・」


 喜ぶスイーツを見て


「しょうがないのう・・これからは戦いも少しずつ指導してやるわい・・でないいざとなったらあるじ様の足手まといになるからな・・・」


「ノリ姉も京姉もソファ姉もキャロ姉もみんなみんな凄いよ!オイラも早くみんなみたいに強くなりてぇ!」


「そうじゃろう!さもあらん!」


 城の中をアキラを先頭に話しながら歩く




 先頭のアキラにノリコが


「アキ兄それでこの城で何するの?」


「うーん・・そうだなノープランだかスイーツにはまだ何か秘密がありそうなんたよな」


「え?そうなの?マジ!」


 驚くノリコ


「・・・・まずは城を見てからだな・・」


「アーくん昔から探し物得意だからねー」


 京香が微笑む・・・



「一見すると特別な城とは見えないのだが・・・」


 歩きながら城内の通路を見渡す



「そうだな・・・どちらかと言えば小型の城だな」


 自称魔王ザインを美少女達がみるも道無残にボコボコにして最後は消炭にしてしまったのを見て恐れた他の魔族達は皆城から抜け出して城にはもぬけの空になっていた・・・




 はてさて・・・


 次回スイーツに関する城の秘密が明らかに・・・


 なるのか?



 次回をお楽しみに!











応援よろしくお願いします。^ ^

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