表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/178

02 プロローグ

誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^



2021/02/03 少し手直ししました。^_^



 今日は学校が昼までで、妹のノリコと幼馴染の京香と三人で澄んだ空気と青空の下テクテク歩いている。



 妹ノリコと幼馴染の京香と三人で並んで田園風景のなか道端には菜の花が景色を黄色く染めている。


 頭上で小鳥の姿は見えないが、ピイチクとさえずっている。


「見て見て アキ兄」


 俺の前に立ち制服の短いスカートの両サイドを、摘んで持ち上げる。


「ぶっほっ!」


 一瞬いたずらな風が吹き捲れ上がる・・・


「ノリコ 人前でスカートを上げない!

 他の人に見られたらどうするんだ!」


 と言いながら内心では脳内を加速○置!時間をスローにしてリフレイン!


「えー 他の人って!ここ一面見渡す限り田んぼだよ。大丈夫だよー それより新しく買った服見てよー」


 頬を少し赤らめながら・・・


「たとえ田んぼでダメなものはダメ!」


 恥ずかしいなら見せるなよと、心の中で叫ぶ。


 隣の京香が肩をツンツンする


「ん」


 横を向くと


 何処にでもある高校のセーラ服だが、胸元か大きく開いて布が破れそうな程パツパツだ。


「ぐぼはっぼっ!」


 しかも恥ずかしそうに上目遣いでチラ見してる。


 破壊力抜群だセーラ服を着ているだけなのだが、この服は何故だか破壊力がパ無い・・・


「ぐはっ!」 


 イメージ吐血する


 そして理性と欲望が交差する。脳内が焼かれる痺れる

 加速○置!加速○置!加速○置!


「お前ら 俺を性犯罪者にしたいのか!!!〜」


 俺は猛ダッシュして走り出す。


「あん アキ兄待ってよ」


「アーくんのエッチ」


 二人は御子神アキラを追いかける


 青春の絶頂期とも言えるその時・・・




 ちょうどその上空から円盤型の飛行物体が落下して来た。




 アキラ達に向かって・・・


 GIGGGGA A Aー!


 避ける暇もなく、気づいた時には激突していた。


 3人もろとも吹き飛ばされる。



 死の直前・・・



 謎の円盤型UFOの正面の小窓から、よくテレビに出てくる奴・・・


 そう・・・


 宇宙人が焦ってハンドル切り、必死で避けようとする表情が、なんだか滑稽だなぁと思いながら・・・


 スローモーションで目に写る。


 そして・・・


「うそ〜ん!」


 とアキラは今際の際に最後の言葉を残してこの世を去った。


 暗闇に暗転して意識が無くなった。




 俺達はこの日死んだ。






 時間の感覚は無い・・・


 1分か1時間か、はたまた何ヶ月か何年か分からない。


 ぼんやりと自分は死んだはずだと、此処が何処だかわからないが思い出す。


 すると急速に意識が蘇る。


 周りは何も無い、真っ白な空間だ。


 周りキョロキョロすると、すぐ近くに二人がいた


 ノリコと京香だ。



 京香は先に目覚めて、バタバタと手と足を使ってなんとか俺掴まって抱きつく。


「アーくん・・・」


 俺の胸に顔埋めくんかしている。


 匂いで安心したのか京香の身体の硬直が緩まる


 普段大人しくあまり喋らない京香の懸命な姿に、こいつ可愛いとつい思ってしまった。


 不覚


 次にノリコが目覚めた。


 最初はビックリしてキョロキョロしてたけど、しばらくするとキャッキャと遊び出した。


「見て見て アキ兄!」


 まるで宇宙空間に居るみたいで、膝を抱えて縦にグルグルと回転し出した。


 プリプリしたお尻に綿の下着がぴっちり張ってなんだか可愛い


「ノリコ お前 クマさんパンツ丸見えだかんな。」


 とツッコミを入れる。


 平気な顔して鼻歌まじりに楽しんでる姿を見るとまだまだ子供だと言うかんが否めない。


 そんなこんなで、京香とノリコの2人がそばに居てくれたおかげで、不思議と不安な気持ちが次第に薄れて行く・・・






 すると突然 場違いな音がした。


「あ あー テス テス ただ今マイクのテスト中 あー ただ今マイクのテスト中 」


 頭の中に声が聞こえる。


「聞こえますか? 聞こえてますか?

 聞こえたら返事してください。」


 と何度も喋りかけてくる。


 ノリコが回転をやめて俺にかきついて来る。


 突然の声に怯えて怖がっている様なので、頭をなでて安心させる。


 三人がお互いにの顔を見合わせた後


 二人が目配せする。


 え?!


 おれか?!


 俺はしょうがないなぁと思いながらため息まじりに・・・


「聞こえてますよ。」


 と返事する。


「!! あぁ良かった。無事ここまで来れてたんですね。」



「声をかけて来たと言う事は、状況を説明してくれるんでしょね。」


 と俺が返す。


「えーえー。もちろんですとも、説明して差し上げてます。 まずは自己紹介。私は地球の神です。そして 貴方達は未来人が起こしたUFO墜落事故によって死にました。」



「・・・・神様?・・・未来人?・・・UFO墜落って?!」


 なにいってるの?的な返事をするアキラ。



「はい もっと詳しく言うとですね。私は現在過去未来の生死。管理する地球の神です。そして未来人が送り込んだ知性体の乗ったUFO型タイムマシーンが貴方達に突っ込んで ボン!御臨終しました。」



「未来人!ボン!って あれはどう見ても宇宙人そのものだったけど?」



「そうですね。貴方達地球人は皆そう呼んでますね。」と声が聞こえる



「違うの?」



「はい 宇宙人は存在しません。未来人は時空を超えて来てます。今日はたまたま未来の人間が、時空超えを強化した人造体に命令して、調査に来てるだけですから。」


 そして続ける   


「未来人の人の代わりに、人造体をつかって来てるんですよ。本当の宇宙生命体がいれば人間型なんかにわざわざしませんよ。人間なんて知らないんだから・・・」



 あー。なんか納得



「で・・・その未来人の人間と地球の神様がどう関係があるんですか?」



「その実は生死を管理を神ピューターで管理してる時キーボードにコーヒーをこぼしてしまって拭いてる時に誤ってアキラさん達に死亡フラグを入力してしまいまして テヘっ!」


「犯人は!お前かよ。!!」



 神様だけど もう お前でいいよね。



 って神様だけど何故か人間臭いってどうゆう事?



「まあまあ 落ち着いて下さい。元の世界に再び生き返らせる事は出来ませんが異世界にならちょうど三人の男女の空きが出来たので転生出来ます。」



「もちろん冒険が十分出来るだけのレベルに設定したおきますよ。」


「で・・・ノリコと京香はどうする?」



「面白そう アキ兄行こうよ」

 とノリコ



「アーくんが居るなら何処でもいいよ」

 と京香



「即決かよ!お前らちょっと惚れたぞ

 度胸あるな。そうだよな・・・ 元の世界に戻れないなら異世界で生きていくしか無いよな。」



「やん♡アキ兄のバカ!恥ずいよ。でも嬉しい」


 ノリコがパシパシ叩く。



「アーくんと相思相愛♡これからもず〜っと一緒。」


 京香も何故かクネクネ



 って惚れるって言っても言葉のアヤだぞぅ


 二人ともわかってるのかな?


 内心変な汗が出る。


 んー。スルーしよう・・・



「じゃあ 神様頼む!」


 振り返り・・・


 声をかける。





「では決心が揺るがないうち行きますよー。転生!」


 っておい!


 なんのひねりも無いなぁ⁉︎


 と心の中でツッコミ入れる!


 そして光に包まれながら意識が遠のく・・・









「いってらっしゃい!」


「早速 設定をしておかないと・・・ノリコちゃんと京香ちゃんはレベル50からでいいよね。」


「職業は異世界で好きなの選べれるようにしてっと!お次は 御子神アキラくんには・・・」


「!!!ー」


「うわっ!また やっちゃったよ〜。キーボード拭き拭き。」



 ピロン♪



「・・・ヤベェ! 異世界ではMAXレベル99なのに アキラくん レベル1000億⁈・・・と 謎の不思議な力・・・スキルを設定してしまったよ。」


 神腕を組んでしばらく考え中・・・


「まあ!  今回は超オマケって事にしょう!」


 切替が早いのは神様のだからである




「大神様これでよろしかったでしょうか?」


 天に向かい話しかける。



 御子神アキラ達は神様な所為でとんでもない大冒険が始まるのであった。
















応援よろしくお願いします。^_^

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ