19 謎の犬耳美少女
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
西の白虎魔王所属情報局秘密情報部のスパイ
キャロル・ノア
ありとあらゆる訓練を施され冷徹な殺人マシーンに訓練される。
仮に捕縛されても機密情報は一切漏らさず奥歯にある自殺用毒で死ぬ様に魔法を掛けられていた。
そんな精鋭部隊のエースの1人がイヌ耳のキャロル・ノアである。
又の名は死神レディ
喉を斬りつけ窒息させる残忍な殺し屋である。
この裏の世界では知らない者はモグリだとも言われている。
幼い頃からこの組織憎んでいる。
何故なら・・・
幼い頃何処の誰だかわからない男達に突然自宅に押し込まれ・・・母親を目の前で殺される
そして気が付けば
西の白虎魔王所属情報局秘密情報部
下部組織スパイ訓練養成所に売られていた。
海の孤島で周辺は巨大なサメクジラがウヨウヨいる脱出不可能な島
それから毎日血反吐を吐きながら訓練を受けた。
母の復讐を遂げるまで・・・絶対に死ねない。究極のサバイバルである
復讐相手に育てられ・・こき使われる
血の涙を流して生き残ったのである。
涙も遠に枯れて人の心などとうに無くしたと思っていた。
命令を聞き実行する機械と化していた。
そんな中で過酷な中で成長したキャロルは同じ年頃の少女より頭ひとつ低かったし片言でしか言葉は喋れない無口な美少女になっていた。
任務以外で喋る事がないからだ。
今は・・・
そう今日は何時もの楽な仕事だった
勇者と思わしパーティーの尾行と暗殺の任務を負っている
対象の勇者見つからず
無駄足だった様だ。
そこへいかにも駆け出し冒険者に見えるアキラ達だったのパーティーと偶然同じ方向に帰る道。
しばらくしておや?と思う様になった。
不思議な男だった・・
こんなターゲット初めてだ。
見てるとヤキモキする。
そして何故だかイライラする。
自分の組織にはそんな奴は居ないそんな奴は真っ先に死ぬからだ。
勇者の捜査を諦め興味本意で着かず離れずの距離で監視する。
キャロルはそれがモヤモヤが何なのかわからないでいた・・・
ローラシアン大陸に一緒に任務に赴いた
ジェームズ・クッキーは行方不明になっている
別の指令を受けて行動していたが恐らく失敗したのだろう。
連絡が取れない。
馬車の補給と宿泊の宿屋の一室で
そんな時・・・何時もの様に姿を透明にして男の部屋の天井に張り付いて様子を伺っていると・・・
!!!
突然
男の布団に転移して来た神々しい美少女が現れて驚く。
そして他の3人の美少女がこっそり入って来る。
一瞬気付れてヒヤリとしたが・・どうやら違う様だ。
男と神々しい美少女はなんとベッドシーンに遭遇
この間もキャロル・ノアは
スパイとして気配を消し観察を完璧にこなしていた。
後半3人の美少女アキラが肩に手を置くとバタバタと倒れていった・・・
不思議な光景を見ていた・・・
あの男と女たちは何をしているのだろうか?
全く理解出来なかった・・・
キャロル自身は透明になり天井に張り付いていたが・・・
意識が暗転して気が付いたらチカラが抜けて腰から立てないのだ・・
ピーチクと朝の爽やかな鳥のさえずが聞こえる。
清々しい朝に覚醒する。
「はっ!」
と起きクナイと言う特殊なナイフを右手に構えて飛び起きる・・
キャロル・ノア
3人の美少女に囲まれていた・・・
「くっ!不覚!」
確か・・
ノリコ 京香 ソフィア
と名乗る強敵の美少女3人組だ。
「・・・・?」
反応が無い
皆小首をを傾げてる・・・
キャロルは不振に思いながら様子を探る。
!!!
どうした事か?
普段ならその男の子を簡単に殺せる距離に抱き付き!
ベットの中央で・・・
女3人に
「近寄るな!」
と脅す!
「?????」
何故か3人は顔見合わせまた・・・
だれ?と小首を傾げてる
キャロルはクナイを右手で構えて・・・
スパイとしての殺人の手管はカラダが覚えてる。
さあこの男を殺して逃げるのだ。
そしてこの男のピリオドを告げる!
「この男を殺す!」
アキラの腕を背中に捻りクナイを喉元に当てる
3人の気の抜けない美少女が互いに目を合わせ・・・
皆キャロルの方に向く・・・
30秒後美少女達にボコボコにされて
グルグル巻きにされる。
そこで初めてはっ!気絶から目を覚ます
「あう・・あう」
焦るキャロル
任務に失敗してしまうとは
「くっ!殺せ!」
この時初めて静観していた男が声を出す。
「あのー だれ?」
と素朴な疑問で聞くアキラ
と何故かアキラに聞かれるとついつい嬉しくなり答える。
「私 キャロル ノア」
「西の大陸に帰る所」
自分でも何故一生懸命に片言で嬉しそうに答えているのか・・・
訳が分からずにいた・・
「迷子かな?お父さんお母さんは?」
とアキラは心配げに聞く・・・
まるで子供に対する言葉で喋るアキラ・・・
「????!」
「死んだ・・」
どうやら・・・勘違いしてる様だこのまま成り済まそうとキャロルは心の中で決める
!!!
「孤児?身よりいる?」
とアキラはイヌ耳を撫でる。
「いない・・」
!!!
「1人で旅してる」
とキャロルが答える・・・
とそれを聞いたノリコと京香とソフィアは急に優しくなる。
ごめんねとキャロルに同情を寄せ一転撫でまくる。
身分を偽る為の物だがギルドカードは本物で見せる。
偽装用なので今まで使って無いため
ランクは最下位のFだ。
「まだ冒険者になったばっかじゃないか・・それでオレ達の宿屋の部屋に迷い込んだのか・・」
とアキラ達は可哀想にと不憫な目で見て誤解して行く。
「うん・・」
とうなずく
「西に行く途中」
バレずに済みそうだ・・
と西の白虎魔王所属情報局秘密情報部のスパイ キャロル・ノア!はこれはこれで好都合だ・・このまま同伴で西の大陸まで行こうと計画する。
「そっか ならオレ達と行かないか?その方がが安全だ・・女の子の1人旅は危険すぎるよ」
とアキラは3人の美少女達もうんうんと同意しながら言う
「俺は御子神アキラ コッチは右からノリコ 京香 ソフィアだ よろしくな!」
「わかった・・一緒に行く」
キャロルは駆け出し冒険者アキラのパーティーに潜入を成功する。
そんな訳でキャロルを誤解してアキラ達に保護され一緒に旅をする事なった。
さあさあ!
キャロルは次回どんな行動に出るのか?
まだまだ油断出来ないスパイのイヌ耳美少女
房中術さんは多機能で優秀である
奥歯の自殺用毒も脳に埋め込まれ裏切り防止用の魔法爆弾やら全て除去されている事はキャロルはまだ気付いてない。
さてこれからどうなるんでしょうね。
アキラは最大のピンチを迎える事になるのか?とナレーション
次回をお楽しみに!
応援よろしくお願いします。^_^