178 異世界天界編 崇拝者
誤字脱字がありましたらご連絡よろしくお願いします。
真っ白なポンチョを被り
小柄な真っ白なショートカットのまだ幼さが残る幼女から少女の中間の容姿で肌が透き通ってパチリとした二重の美少女が・・・・
更に後光をさして歩くパンドラーナ女神の少し後ろを歩いてついていく。
時折り小走り遅れまいとついていく。
名はプテラーナ。
♀
プテラノドン一族の姫
一族の王プテラーガは死にゆく最後まで王子と思い込み・・・
異世界の地におもむき
帰らぬプテラノドンとなってしまった。
その後・・・
人質としてサターンⅡ世に囚われ息子のサターンⅢ世のペットとして神児学園に連れてこられた・・・
が・・・
今私の前を颯爽と歩く神界一美しいく最強の女神・・・
3歩後に着いていく自分が誇らしい・・・
自信満ち溢れカツカツと綺麗姿勢で歩く・・・・
そして・・・
憧れのパンドラーナ女神の斜め後から見える横顔をチラリと見上げ・・・
見惚れてうっとりして・・・ハッとなり。
再び・・・
遅れまいと小走りになる。
今異世界の地へ向かう途中・・・
パンドラーナ女神様が言うには、これから向かう地で魔による侵攻で「 異世界魔界化戦争 」が始まるのだと言う。
光の雲のトンネル・・・
しばらく歩くと抜け
異世界へと
続く道。
景色が変わる。
空が青く・・・
踏みしめている大地は山の山頂でしかもただ広く草原が広がる。
『 懐かしい・・・この空気も何もかも・・・』
心の中でウキウキする。
立ち止まり景色を眺めるパンドラーナ女神様。
初めて訪れた卒業旅行のはずなのに・・・
懐かしさを漂わせる仕草に
???
プテラーナは
また
わからなくなった・・・
パンドラーナ女神という女神を。
たが・・・
そこがこの女神様の謎めいたゾクゾク感が自分を魅力する・・・
そして
そのドスケベ男も・・・
同行している男神を侮蔑した目で睨む・・・
神児学園 31HR サターンⅢ世
先の対戦のサターンⅠ世が巻き起こした第一次神魔大戦で天界と魔界を地獄にした張本人の孫。
過去に・・・
第一次新魔大戦にゼウスによって
サターンⅠ世が倒れ・・・
サターンⅡ世が敗戦を機に終戦条約した。
堕天した父に代わりに心を入れ替え神の使徒を誓い
昇天し再び神の座についた・・・
そして・・・
終戦協定を締結し千年の間、天界に魔児学園人質として魔界の息子や孫を通わせることになる。
悪魔の神の使徒洗脳教育の一貫として・・・
第一次新魔大戦において神側のゼウスは悪魔弱体化を密かに終戦条約に折り込み娯楽を提供して悪魔を神に使える神子に再教育プログラムを組織して悪魔から神の使徒に望んだ希望者に神の門戸を開いた・・・
サターンⅡ世が心を入れ替え神に昇天した後に・・・
サターンⅢ世は神児学園にて勉学に励む事になった。
神側の再洗脳によって・・・
皮肉にも
サターンⅢ世はより凶悪な性格を昇華していく・・・
卒業旅行
無言でパンドラーナ女神
の前を歩くサターンⅢ世がつと立ち止まる。
「・・・・・・どうした・・・さっさと行け・・・ここからは自由行動だ・・・サターンⅢ世。」
パンドラーナ女神は半歩後ろで距離をおく・・・
振り向き
じっと横目で見ている。
・・・・
「パンドよ・・・・お前はやはり俺の女にふさわしい・・・俺の女になれ!」
もう何百回も聞いたセリフに・・・
パンドラーナの失笑が漏れる。
「フッ・・・もうこのセリフに飽きたよ。お断りだ・・・」
このサターンⅢ世は
パンドと愛称で呼ばれるたんびに
パンドラーナ女神にボコボコにされていたが・・・
流石に
パンドラーナ女神も根負けして
嫌々ながら
許すようになった。
何百回も繰り返せば流石のパンドラーナ女神も呆れて不機嫌になりながらも面倒になって今はボコボコにしなくなった。
『また・・・始まった・・・チッ』
プテラーナはその言葉を聞いてため息が出て心の中で舌打ちする。
そしてその度に思い出す。
サターンⅢ世からパンドラーナ女神に自分が救い出された・・・
一目惚れ度キューンした場面を
その時の場面は永久保存で毎夜おかずに自分を慰めては果てていた・・・
サターンⅡ世からペットとしてプテラーナは首輪をはめて貰い受け神児学園入学した1年に入学した初日に・・・
サターンⅢ世はパンドラーナ女神にボコボコにされプテラーナを奪われる・・・
「勝者の証しだ・・・」
としたプテラーナをパンドラーナ女神は所有権を主張してその条件をサターンⅢ世に飲ませる。
最初の天界の目的でプテラーナを保護すると言う目的をパンドラーナ女神は達成し保護化に置く。
自分の不幸な奴隷以下のペットとして蹂躙されかねない状況で理想の王子様のこどく救出してくださっだった。
『お慕いしてしまうでしょ!』
と
今では
神界一のパンドラーナ女神の崇拝者のひとりとなった。
プテラーナは今回の卒業旅行に愛しの女神様と随行できるで幸せの極地で嬉しくてたまらない。
しかも
先の特別任務で
異世界での捜索任務には残念ながら失敗に終わったが・・・
何故か
転校生の仲間が回復したと報告を聞いら突然機嫌が良くなり・・・
許された・・・
最近では珍しいパンドラーナ女神の反応で戸惑ったが・・・
ご機嫌なので・・・
何故わからないが
プテラーナも良しとして今お供をしている。
初めての卒業旅行で・・・
『ウキウキしていた・・・』
何故それは。
自分がついこの前に、異世界での活動でパンドラーナ女神様より先に来ていた地でいろいろとご案内出来ると・・・
嬉しさに
心を躍らせていた。
「グルルルゥ・・・」
不敬なサターンⅢ世に威嚇をする。
Ⅲ世は・・・
すぐそばにプテラーナが牙を剥いているが・・・
視界に入ってないように振る舞う。
実際に気にしていないのが手に取るようにわかる・・・
それが悔しい。
パンドラーナが言い放つ言葉にプテラーナは
また
『キャー!!!!パンドラーナ様マジかっこよすぎてキュン死にしそうです!!!!!」
脳で天昇してしまう。
お股がびしょ濡れで・・・
今日何回の下着交換?
「サターンⅢ世・・・何度も言うがお前とは未来永劫・・・私の隣立つ資格はありえない!」
凛然と毎度のこどく言い放つ・・・
腰の胴の剣をクイと掴み決め台詞にプテラーナは歓喜してしまう・・・
『やーい!やーい!振られてやんの!バカ!バーカ!もう2度顔を見せんな!』
と心の中で大はしゃぎして小躍りする。
毎度の事
人睨みされて
『ひぃぃいいぃいぃぃ!!』
パンドラーナ女神の後ろに隠れる。
そんなこんなで・・・
異世界魔界化戦争が
皮肉にも神児学園の卒業旅行の課題が・・・
神児学園の
「異世界魔界化戦争の終結」
神界時間で一年。
異世界時間3日の
壮絶な魔族との攻防戦が今ここに始まる。
次回をお楽しみに・・・
次回は魔族陣営に紹介しますね。
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調子に乗ってアップしますで・・・^_^