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152 天界編 『 英雄機関 』発見

誤字や脱字が有りましたらご連絡お願いします。^_^


最近はこの物語の設定を考えるながら色んな資料を読み漁っています。


色んな発見があってそれだけでも楽しい日々です。


良かったら楽しんでいってくださると

こちらとしても嬉しいです。^_^

 月が出ていれば多少の明るさで周囲が見渡せるのだがそれは無い。


 だがあるひと所だけは違う。


 真っ暗で無が吸い込まれそうな暗闇に一瞬の発光と爆炎でパッと周囲を照らす・・・


 それは不規則で連続した花火にも似ている。


 花火は平和の象徴だかこの光はその真逆である・・・


 その一瞬の光の景色には目を光らせた魔獣が溢れてなを絨毯の様に果てしなく見渡せる魔の獣が蠢く。


 発光や爆炎の中心には醜く醜悪造形と対極に美少女がスポットライトで照らされた様に浮き上がる。



 場所はヨーピリン大陸のフーランス・・・


 とある小さな教会を護る様に5人の美少女達は教会を背にして戦う。


 ある美少女は拳や蹴りで魔獣を狩って行くが腕や足のリーチの打突を超えて衝撃で吹き飛ばしている。


 USA最強装備《対弩級神・悪魔対戦用装備ゴットビヨンド》を省エネモードに切替ている眼帯の美少女こと京香。



 また・・・


 ある美少女は手や肩からノズルが出てレーザー光線を発射し無数の四角いブロックにバラバラに魔獣がなって行く。


 戦闘妖精 型式X-01 認識名フェアリーことノリコ。


 また・・・


 ある美少女は額のスパークし落雷のイカズチを放つ!魔獣の目鼻から煙を出して体勢を崩して二度と起き上がらない。


 ドラゴン・カオス・クイーンの龍族だったがアキラの血を取り込みゴットドラゴンと言う龍神クラスチェンジする。


 また・・・


 ある美少女は「機関魔法 メテオストライク!」と魔法を機関銃の如く連続発射して蛇が這うよに爆炎が起こり焦げた異臭の匂いで道になって魔獣の原形は無い。


 ゴットドラゴンになったケイオスが次元の海に流されそうになった時奇跡的にドラゴン体になり体内で保護された時ソフィアもアキラの影響を受けて呪術師から神呪術師にクラスチェンジを終えている。


 また


 ある少し背の低い美少女は「車輪クナイ!」コレまたミシンを縫い付けるが如く柔らかな小さな手から恐るべき速さで投擲してどうゆう訳かクナイが尽きない。

 魔獣を撃ち殺したクナイが消えて美少女の手にパッと出現し最早無限手裏剣と化して魔獣の額に穴が空いた死骸が量産される。


 ソフィアと同様にケイオスに保護されキャロルも白狼族から神狼族へとクラスチェンジをしていた。


 古ぼけた教会を五角形の布陣で魔獣の侵入を防いでいた。


 何故か教会へと侵入を試みようとする幾千幾億の魔獣を彼女達は長い時間殲滅し続けていた。


「ちょっと!いつまで続くのこれ!?」


 京香がボヤく


「全く減る気配はない様です。」


 ソフィアも辟易としている


「むしろ・・・数が増えて魔獣が強力になって来てるの・・・なのです。」


 小柄なキャロルが冷静に分析する。


「かと言って一掃するのは容易いが・・・」


 その後を京香が答える。


「余り派手にすれば歴史が改変されると不味いわよね。」


 ふぅ・・・


「仕方がありません。このまま力を抑え魔獣が尽きるのを待つしかない様ですね。」


 溜め息をつきながらソフィアが魔獣を倒して行く。


「知能の低い魔獣。まさかお腹を空かせて食べる為に、この石の台座を運んでるなんて事はないでしょうね。」


 ソフィアが現状を紐解いて行く。


「はいなのです。通常の魔獣なら既に撤退して身の安全を確保するハズ・・・なのです。」


「この魔獣のバックに未だ謎だけどなんらかの勢力がいると見ていいわよね。」


 京香が結論をだす。


 皆戦いながら頷く。




 そうなのだ・・・


 魔獣自体はなんて事ないのだが半端ない数の暴力で襲って来る。


 こちらは1匹の蟻にバズーカを撃ち込む様なオーバーキルなのに立ち向かって来る。


 過剰戦力とも言えるが、これでも力をセーブしながら戦っているのには驚くべき戦闘力の美少女達であった。


 なんせ見渡す限りの魔獣を楽に殲滅出来るのだが・・・


 魔獣が尽きない為殲滅を続けるしか打つ手はない状態なのであった。


 ようやく見つけたのだ。


『 英雄機関 』らしき物を・・・


 キャロルのずば抜けた諜報力が無ければ魔獣に持ち去られていたかも知れなかった。


 何故魔獣が何の為にと疑問が残るが・・


 今はそれよりこの物をを守り切るしかない。


 小さな教会の中には長椅子が散乱し魔獣の死体で赤や青い鮮血が飛び散り滴っていた。


 その中央にはポッカリと空間が出来ていてマリア象の土台だけがポツンと斜めに置かれていた。


 無論マリア象は無惨にバラバラに散らばっていた。


 フーランスの英雄 


 ジャンヌ・ダルクが最初に神託を受けた小さな教会。


 その長方形の台座の上は立像のマリア象があり、ジャンヌが12歳の時大天使ミカエルが現れお告げを聞いたとされる場所だった。


 正にその台座が一部欠けて中が露出している。


 何やら見たことも無い機械の様な生き物の様な未知の装置だった。


 これが探し求めていた『 英雄機関 』のそれであったのだった。


 ビンゴ!直感で間違いないだろうと検討をつける。


 しかし


 事予想超えて事態が進行している様だ。


 美少女達が見つける前に魔獣が持ち去ろうとしていた。


 そこにキャロルが見つけ今に至る。


 何やら他の第三者の勢力がいるのか?


 今は分からない事だらけであるが・・・


 何らやら碌でも無い勢力の疑惑が匂ってくる気がする。


 不規則では無い魔獣規則性を持って向かって来ている。


 魔獣を倒しながら京香達5人の念話の会話でどの勢力か分からないが一応の結論が出ていた。


 後はいつ・・・


 尻尾を出すのか様子見となっていた。



 ずっと沈黙を保っていた何かが・・・


 何処からともなく。


 突然!


 光撃が来た!


 無音だが威力が凄まじい為にソニックウェーブが襲う!



 !!!!




「来たわね!ノリコちゃん!」


 X-01戦闘妖精のノリコの新しいボディを獲得し愛するアキラの元へ奇跡的に戻って来た。


 他のメンバーもノリコ同様に愛するアキラを助ける為に美少女達はそれぞれの場所から・・・


 この世界へ舞い戻って来たのだ。


 無数の奇跡の集合体とも言えよう。



 ノリコが!


 フェアリーが瞬間移動し発射された光撃の元へ飛ぶ!


 タイムラグ無しの移動は謎の犯人を捕らえたかに見えた。


 フェアリイーは一瞬ブレた様に見えた後。


 一言


「ニゲタ・・・」


 !!!?


「そんな!ノリコさんでも捕らえる事が出来ないなんて!」


 ソフィアが驚きの言葉を発する!


 皆も少なからず動揺する。


 いつのまにか魔獣の進行は途絶え居なくなっていた。


 東の地平線から明るくなって来た。


 山の向こうから朝日が昇始める。



 美少女達は京香の所に集まる。



「みんなひとつだけ分かったわ。私たちと同等かそれ以上に敵強いと言う事が・・・でもそれは分かっていた事よ。今度こそどんな強敵だろうとやり遂げる。その為にこの世界へ戻って来たのだから・・・」


「そうね。」


「そうじゃ・・今度こそあるじ様を守り抜く!


「おっしゃる通り・・・なのです。」


 それまで殆ど会話に参加しなかった・・・


 ノリコ事・・


 フェアリイー


「・・・・アキ・・・ニ・・・ィ・・」




 !!!!!!


 京香!ケイオス!ソフィア!キャロル!


 驚き・・・


 そして


 感情が揺すぶられ


「ゔっ・・・」


 咄嗟に口に手を当てて嗚咽を皆抑える。


 かつて共に戦った仲間・・・親友・・姉・・の姿


 冷たい機械の姿になっても・・・


 愛しいアキラの為に帰って来た残酷な出来事であり理不尽な事。


 時として人は揺さぶれる気持ちの感情はカラダ全身から細胞が哀怒がない混ぜになり声が漏れる。


「ノリコちゃ・・ん」


 涙が溢れ泣くまいと我慢すればする程溢れて来る。


「グズッ」」」」


「クッズ・・」



 京香・ソフィア・キャロル・ケイオスが鼻水や涙を拭く・・・



 そして皆んなは気付く・・・


 闘志に輝く瞳になる。


 無言で頷き合う。


 フェアリイーがここに来て機械で出来ているのに何かに変化している事に・・・


 闘志の中に喜びも感じ合ってた美少女達であった。


『ノリコさんが目覚めかけている・・・』と


 もうじき元のノリコちゃんが帰って来るのだと。


 何故が分からないがそう確信めいた何かが胸の内に響きわたる。


「さっ!皆んな余り時間が無いわ急ぎましょう!」


 そう京香は促す。


「はい」」」」


 もうそこには悲しみの色は無かった。


「これからが本番よ!」


 と美少女達は何処かへ消えた。


 回収した。


『 英雄機関 』


 と共に。









高評価の欄が有りましたら高評価よろしくお願いします。^_^



作品へのモチベーションアップになりますのでよろしくお願いします。

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