150 天界編 開戦は続く・・・
誤字脱字が有りましたらご連絡よろしくお願いします。^_^
お待たせしました。
また再開しますのでよろしくお願いします。
場所は神児学園のグランドで
神児学園VS魔児学園
1年対決が進行していた。
魔児学園13HRアスモデウス委員長。悪魔憑き女神に化け同時に7人の原初の強力な神を絞め殺した狂魔アマデウスの孫娘。
ムネを強調してサキュバスをライバル意識して口喧嘩する時の仕草で挑発するシースルーのドレスを身に纏いモデル立ちする。
アスモデウスは正門にもたれて思考する。
『この分では私の出る幕はないかもね。』
ヤスリを取り出し爪を綺麗研いでいる。
そして・・・
魔児学園14HRベヒモス委員長と神児学園16HRニュクス委員長の勝敗が決し
「さて次かかって来な!」
指をポキポキ鳴らしながら
仁王立ちで腕組みをする。
顔面が判別出来ない程腫れあがっ見るも無残だ。
ニュクスがタンカに乗せてゆっくり運ばれる。
ベヒモスは普段は静かに語る知的なメガネを掛けた頭に牛の角が生えた少女だが、怒ると手がつけられない程凶暴になるのだった。
純白のセーラ服にミニスカートの可憐な姿に皆騙されるが力だけの戦いならクラス最強である。
側に・・・
15HRインプ委員長。原初悪魔と妖精のハーフ。突然変異体。妖魔の王。身長10センチがニュクスにやられて倒れている。
邪魔なのか・・・
怒り心頭のベヒモスが血面に倒れいるインプを見境なく蹴り飛ばす。
「邪魔!」
ドン!
蹴りの瞬間!
衝撃波が円状に周囲にブワッ!!風が舞う。
心臓を刺されて戦闘不能だか流石は悪魔それぐらいでは死なない。
インプはこの後・・・
魔児学園のグランドで瀕死の状態で発見される。
顔を真っ赤にしてベヒモスの目が逝っている。
「さあ!どうした!あたしゃここから一歩も動かないよ!力ずくて倒してみろよ!」
神児学園15HR 無銘の将軍神の娘 メッサーラ委員長が前にでる。、
「・・・・」
黒髪で無言でじっとしている。
「・・・・・」
「おやおや今度は陰気くさい女が出て来たね。」
ベヒモスは地面に線を引く。
「ここから一歩でも後退したらアンタの勝ちにしてやるよ。かかって来な!」
なんとベヒモスは敵に有利戦いを持ちかける。
これは相手に取ってこれ程屈辱な事は無い。
舐められている証拠だからだ。
「・・・・」
流石にこの挑発はメッサーラの逆鱗に触れる。
「一騎当千・・・大隊」
一騎当千とは呼んで字の如く
大隊とは1,000人規模の軍隊数のなり・・・
右手から片手剣が粒子の光を帯びて手元にから発現する。
メッサーラの輪郭がブレ始める。
すると・・・
メッサーラが1人2人と増え行く。
分身の類いなのか・・・
分身が止まらない。
なんとメッサーラが千人現れる。
!?
「はっ!分身か!そんなハッタリ!私に通用するものか!」
「・・・・・」
よく見るとメッサーラは本人とそっくりと言うか本物にしか見えない。
ただ・・・
違う点は武装が違う事。
剣と盾兵 槍兵 弓兵 騎兵
と整列し並列に隊列を組んでいる。
「・・・・」
「おもしれえ!かかって来な何人だろうが何千人だろうが返り討ちにしてやるよ!」
「突・・・撃・・・」
無言の集団がベヒモスに襲いかかる。
ベヒモスVSメッサーラが始まる。
数百の矢がベヒモスに飛来する。
並の矢では無い。
鋼鉄の如き肉体のベヒモスが自慢
だが!
矢がベヒモスの周囲の地面刺さる。
それは矢がベヒモスから漏れた矢なのであって・・・
ベヒモスの全身に矢が突き刺さる。
全身にメッサーラと対面してる側に
「グッ!・・・ハアッ!洒落ゼェ!」
刺さった矢が吹き飛ぶ!
ベヒモスは全身血だらけだ・・・
数百の槍兵兵装のメッサーラの顔をした分身の様に見えるが・・・
もう別もの人と言って良いほど動きが鋭く突き出し攻撃をたたみかける。
突進してくる槍兵1人1人に反撃をするが上手く避け更に槍を突き込んでくる。
ベヒモスは矢傷に続き全身槍傷ダラケになる。
「ハアハアハア・・・」
ベヒモスは今更ながら1人1人が自分と同等の強さの兵が千人相手になっている事が解る。
「上等じゃねえか!」
ベヒモスの思考がプッツリと切れる。
言葉通り・・・
切れる。
”暴走モード“
ベヒモスの少女のカラダが筋骨隆々の牛の頭を持つ化け物に変身する。
千人のメッサーラ兵の表情もピクともしない・・・
無表情と無言で寸分の狂い無く攻撃をぶち込んでいる。
後方に将軍メッサーラが片手剣でオーケストラの指揮者の如く指示を出している。
その姿は優雅で時には激しく美しく汗が飛んでいる。
黒髪のスレンダーなメッサーラ。
最後に剣と盾兵が斬り込みベヒモスを刻んで行く。
ベヒモスの蹴りと拳を盾で受けスキを見つけては斬り込む。
まさに数の暴力だ。
天界では神も悪魔も強大で1人で数千数万の格下を撃破するの当たり前の世界それ程力の差がある世界なのだ。
その常識を覆す流石無名の軍神の娘メッサーラ恐るべし
物量に押されてベヒモスの両腕が削り取られ・・・
たったまま気絶している。
「・・・・」
ベヒモスの目が白目を向いて佇んでる。
「勝利・・・」
言葉少なにメッサーラは
勝どきを上げる。
メッサーラ兵がウオー!!!!
その声は地響きする。
ゴゴゴッゴゴゴ!!!
メッサーラがこの戦いを勝利する。
また元の隊列に戻り次の対戦相手
魔児学園13HRアスモデウス委員長の方に向き。
「・・・・」
無言で見つめる。
溜め息を吐きながらアスモデウスは
「あらあら・・・ベヒモスちゃんが負けるなんて少しは出来る様ね。」
「・・・・・」
「言葉少なめなのは地なのね。フフフ」
「・・・・」
「でも貴方1人では私アスモデウス様には役不足なのねー。提案だけど残りの4人全員まとめて相手しない?私のこんな埃っぽい所で何回も戦うの嫌なの・・・どうかしら?」
「・・・・」
メッサーラの視線がスゥーと細くなる。
「怒らないで!役不足なのは本当の事なんだから残りの4人がまとめてかかって来て私に勝てばそっちの学園対決はそっちの勝利でいいわ・・・どう?フフフ」
11HR タルタロスその名を聞いて神々が恐怖して逃げ惑う程恐れられる存在で、原神タルタロスが孫娘エキドナが委員長が言う
「ほう大した自信だな・・・」
獣の皮を服に着用して日焼けした健康的な肢体でエキドナ委員長が踏ん反りかえって吐き捨てる様に第一声を投げ掛ける。
先程までの乙女チックな姿の微塵も無い。
12HR 理想郷を創造したアルカディア神の孫娘 アルカディーア委員長
「そんな事せずにもう負けを認めたらどう?」
衣を羽織り制服姿スカートからキチンと足を揃えたまま何を馬鹿な事をと口に手を当て笑う。
13HR 片眼の鍛冶キュプロクス神の孫娘 キュプローナ委員長
片眼の眼帯をした小柄なショートカットの似合う女学生が言う。
「挑発?もう後が無いから自棄になってない?おばさん。」
14HR 原神ソル太陽神の孫娘 ハクシオン委員長の
天然の髪の毛をイジリ眠そうな顔で頬杖ついて発言するハクシオン委員長
「そっちがそれでいいなら別に構わないけど・・・まずメッサーラに勝ってからにしなよ。」
それもその筈。
アスモデウスはまだ誰とも戦っていないその提案を受け容れるには説得力は皆無である。
「しょうがないわね。いくら言っても信じないでしょうから・・・この戦いを見れば納得頂けるでしようから一対一でお相手して上げるわ。」
露出度の高い服に大きな胸を腕組みで支える姿勢で半身でこちらに向く。
強さとは対極に位置する美女が悩殺ポーズでキメる。
どんな特殊能力を秘めているのか・・・
神児学園15HRメッサーラ
VS
魔児学園13HRアスモデウス
の対戦が始まろうとしている。
次回を楽しみに!
高評価のランが有りましたらよろしくお願いします。^_^
モチベーションアップになりますのでよろしく頼みます。^_^