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146 天界編 エンカウント激突!

誤字脱字が有りましたらご連絡下さい。^_^




大変お待たせしました。

時間の余裕も出て来たので

今日からお話の続きを再開しますね。



 キャロルが周囲を警戒しなから進む進路を決めて後へ合図を送る・・・



 ノリコと京香がアキラ布団に丸めた左右の肩の辺りをノリコと京香が担ぎソフィアケイオスが腰の辺りを担ぎ合わさった両足をジャンヌ支えてキャロルの所まで進む。



 するとキャロルはまた前方に忍び足で進み周囲が安全か確認したのに再び合図を送る。


 その反復で前進していた。


 スイーツは後方からの追手を警戒しながら追従している。





 アスタロスはあくびをしなから眠けまなこでサキュバスに手を引かれて歩いていた。


「ふぁーあーあ!」


 おおあくびするアスタロス


「あ〜あ 魔児学園1年の最優秀者が寝坊して遅刻なんてシャレにもならないわ」


 サキュバスがため息を吐く。


 この2人は魔児学園


 11HRアスタロス委員長 高位の悪魔 魔術師の天才


 と


 12HRサキュバス委員長 リリーン・デーモン(女夢魔)の娘 女淫魔である。


「もう少し眠らせてくれ・・・」


「ったく!なに言ってるのアンタが『魔族は舐められたらおしまいだ!』ってメフィストフォレスの敵を討つから神児学園の正門に集合の伝令を他の皆んなに送ったんだよ!」


「眠い・・グーグー・」


「寝るな!こら!ワルだから毎日遅刻してたのかと思ったが単に朝が弱いだけだったのかかい!アンタは!」


 しょうがないなぁ


 と言いながらアスタロスの腕を肩に掛けて無理矢理歩いて行く。



「アンタのお陰で私も遅刻組じゃないのよ」


 トホホなサキュバスであった。


 やれやれと神児学園へと歩いてると・・・



 幼女がヒョコっと顔を出し・・・



 様子を伺って何やら後ろに向かって合図を送ったかと思うと・・・・


 何やら丸太の様な物を抱えた4人組が幼女の所まで辿り着くと。


 再び幼女が先行して道の先の様子を伺っている。


 見るからに怪しい・・・


「な!なんだ!アレは?」


 夜が明けてかなり明るい路地裏で


 咄嗟に物かげに身を隠す。


 ガン!


 アスタロスを肩に抱えてサッ!と隠れた拍子に壁に顔面を強打する。


 壁に鼻の辺りまでめり込む。


「すーぴー!ガン!痛!」


「シッ!静かにするんだよ!」


「なんだ?どうした!」



 アスタロスもようやく眠けから覚めてきたのかシャンとしだす。


 スボ!と引き抜き


 サキュバスの指差す方を見る。


 一眼見たアスタロスは衝撃をうける!


「な!んだと!!!」




 よく見ると布団に包んだ男を4人の美少女が担いでいるではないか!


「なんて羨ましいいんだ!サキュバス!どうしてあの様に俺様を神児学園まで運んでくれなくかった!遅刻せずすんだものを!」


 サキュバスはジト目でアスタロスを見る。


「いろいろツッコミたいけど沢山ありすぎて何も言えなくなったよ!」


 呆れるサキュバス。


「奴は敵だ!」


 目の眼光が爬虫類の目に変わり金色に光るアスタロス。



「あ!待てアスタロス!」


 止める間もなく一瞬で幼女の前に立つ!



「お前達ちょっと待て!」



 突然現れた男にキャロルの思考が止まるが一瞬の後飛び下がる。



 着地するキャロル。


 が飛び下がった筈なのに目の前に男が立つ・・・



 キャロルが下がった事で事態が分かったが時既に遅し


「もう俺様の視界から逃げる事は不可能だ。」


「お前は誰だ!」


 キャロルはジリジリと下がりながら時間稼ぎに問いかける。



 それに答えずアスタロスは布団に丸められた男を改めて近くで見る。


 !!!!



「?!なんだ!その男まだ寝てやがるのか!カー!許せねー。俺様が睡魔と戦ってここまで歩かされてきたってのーによ!!!」


 完全な八つ当たりである。


 そして突然現れた男が烈火の如く怒りだす。


 ノリコ達はなんのことやらサッパリで訳が判らないがひとつ言える事はこの男は飛んでも無く強い・・・



 そう皮膚がビリビリと危険だと警鐘を鳴らす。



 額に血管が浮き怒りが収まらないアスタロス。


 手加減抜きの渾身の一撃を布団に丸められたアキラの頭部に入れられる。


「あ!」」」」」」


 キャロル ノリコ 京香 ソフィア ケイオス ジャンヌ スイーツ達が


 ただ眺めるしか無かった。


 それ程素早いパンチだったのだ。



「アキ兄!アーくん!!あ!そんな!」


 こんな事があっていいのか!


 皆アキラを守る事が出来ず悲鳴をあげる!



「ぐわわわわわわーーーー俺様の拳がががーーーー!!!」



 アキラはと言えば・・・


「すーぴー・・・すーぴー・・ムニャムニャ」


 ノリコ達がピクとも動けずパンチを繰り出すを見てるしか無かった恐ろしい程の一撃を喰らったが・・・・


 アキラは熟睡だった。




 お話は次回へ続く。


高評価の欄が有りましたら高評価よろしくお願いします。


今後の執筆のモチベーションアップになりますのでよろしくお願いします。

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